関係改善への転換期待=中国、「右傾化」に根強い懸念―海外反響【12衆院選】
時事通信 12月16日(日)20時27分配信
【北京時事】中国の習近平指導部は、衆院選で自民党が勝利し、安倍政権の誕生が確実になったことについて「中日関係改善への転換点」(共産党筋)と期待している。その一方で、「右傾化」への懸念も根強く、安倍晋三氏の出方を慎重に見極める方針だ。
日中関係は、9月の尖閣諸島国有化を受け「戦後最悪の状況まで悪化」(日中関係筋)した。中国側は「野田佳彦首相を相手にしない」との姿勢を強めたが、いつまでも危機的状況が続くことを望んではいない。尖閣国有化問題で「断固闘争する」(楊潔※〔※=竹カンムリに褫のつくり〕外相)との立場を誇示する一方、安倍新政権が関係改善に向け柔軟化することを期待している。
安倍氏は2006年、首相就任後の最初の外遊先として中国を選び、小泉純一郎首相(当時)の靖国神社参拝問題で冷え切った日中関係を立て直した「功労者」。中国側は安倍氏を今も評価し、同様の役割を果たすことへの期待論がある。
しかし、中国政府も安倍氏の出方を読み切れないのが現実だ。尖閣問題や靖国参拝への対応、憲法への「国防軍」明記など「右傾化」に対する懸念も強く、日中関係筋は「野田政権時代より日中関係が緊張する可能性もある」と指摘している。
売国自民党ですからねw
シナは期待する罠