山の天気予報

ヤマテンからのお知らせや写真投稿などを行います。

積雪ナンバー1は酸ヶ湯ではない!?

2022-01-24 20:44:40 | おしらせ

よく、ニュースやネットなどで積雪NO.1は酸ヶ湯という報道がされますよね。確かに気象庁が観測しているアメダスが設置されている地点では酸ヶ湯がNO.1ですが、他の観測データでは酸ヶ湯よりずっと積雪が多い所があります。

防災科学技術研究所雪氷防災研究センターのデータでは1月21日夜の時点で、奥只見丸山(新潟)507cm、銀山平(新潟)415cm。新潟県の観測データでは21日午後に火打一号ダムで433cmです。これらの地点は酸ヶ湯と同様、人が常住している集落ではありません。

人が常住している集落の全国ランキング
(21日午後)
1.清水(新潟県南魚沼市) 324cm
2.小栗山(新潟県南魚沼市) 292cm
3.妙高高原(新潟県妙高市) 285cm
4.上鰕池(新潟県十日町市)280cm

清水は巻機山の登山口として知られていますね。



平成の大合併前を含む市町村別では
1.松之山(新潟) 265cm
2.津南(新潟) 246cm
3.桧枝岐(福島) 245cm
4.入広瀬(新潟) 242cm

他にも山岳地では室堂(立山連峰)など酸ヶ湯よりはるかに多い積雪を観測している所もあります。

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空の百名山の第20回、21回を空の百名山公式HPにアップしました

2022-01-20 11:44:49 | おしらせ

平素より山の天気予報をご利用いただき、まことにありがとうございます。


朝日新聞新潟・長野県版で連載している、空の百名山の第20回、21回を空の百名山公式HPにアップしました。
ぜひご一読ください。

第20回 鳥海山
http://sora100.net/mountains/tohoku/2394

第21回 木曽駒ケ岳
http://sora100.net/mountains/chubu/2400

株式会社ヤマテン

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山の天気を学ぶオンライン講座2022年第1回と年間予定ご案内

2022-01-16 09:06:00 | おしらせ

山の天気予報会員の皆様

毎年ご好評頂いております山の天気講座につきまして、第1回の講座のご案内と今年の講座のスケジュールについてご連絡いたします。
2022年も引き続き新型コロナウイルス対策を考慮し、また、昨年の皆様のアンケートより、オンライン開催のご要望が多かったため、オンラインでの講座を継続することにしました。

オンライン講座は、やまスクとの共催で年8回の開催を予定しております。初回講座の案内は以下の通りになります。
テーマ:「山の天気の基礎」
日程:2月27日(日) 

●初級編「山の天気の基本」 10:00~11:30
参考資料:山岳気象大全(猪熊隆之著・山と渓谷社)P45~60

●中級編「観天望気講座」 13:00~15:00
参考資料:山の観天望気(猪熊隆之著・山と渓谷社)

講師:渡部均(初級編)、猪熊隆之(中級編)
※講師は変更となる場合があります。
定員:各回とも70名
開催方法:オンラインZoomウェビナー

オンラインでの講座となりますので、全国の皆様にご参加いただくことができます。
また、通常の机上講座同様、質疑応答も可能となります。(後日、録画分の配信も予定しております)。

参加費につきましては、一般の方は2,500円ですが、ヤマテン会員の方は2,000円となります(初級編、中級編両方をお申込みの方は一般の方4,500円、ヤマテン会員の方は3,500円と、別々にお申し込み頂くより500円割引になります)。なお、2月25日(金)以降、キャンセル料がかかりますのでご注意ください。

お申し込みやキャンセル料などの詳細は下記URLをご覧ください。
※定員を越えた場合、詳細ページにアクセスできなくなります。お早めにお申し込みください。
お申込時のメールアドレスにつきましては、ヤマテンにご登録いただいているメールアドレス(ログイン時のメールアドレス)をご記入ください。

初級編 
https://shop.yama-school.com/store/products/2022-02-27-weather-basic 

中級編 
https://shop.yama-school.com/store/products/2022-02-27-weather-intermediate

初級編・中級編セット 
https://shop.yama-school.com/store/products/2022-02-27-weather-set

講義を受ける際の操作方法につきましては、下記のやまスクのブログにて詳細な解説が記載されております。サポート体制も整えており、不明な点があっても安心です。
https://www.yama-school.com/blog/how-to-attend-zoom-webinar

2回目以降のオンライン講座日程につきましては、四季の天気についての学びのほか、過去の遭難事例を使ったアクティブラーニング形式での安全登山講座、ヤマテンの利用法などを学べる講座をご用意いたしました。

・4月3日(日)「アクティブラーニング①」と題して
過去の落雷事故から学ぶリスクマネジメント
・4月17日(日)「春山の気象」と題して
初級「高気圧・低気圧と前線」、中級「春山と低気圧の発達」
・5月11日(水)「アクティブラーニング②」と題して
直近の遭難事例や、特徴的な気象事例から学ぶリスクマネジメント
・6月19日(日)「梅雨・夏山の気象」と題して
初級「これだけは知っておきたい!夏山の天気入門と梅雨の気象リスク」、中級「衛星画像や高層天気図から予想する梅雨と夏山の気象リスク」
・9月11日(日)「秋山の気象」と題して
初級「秋山の天気と低体温症を防ぐための知識」、中級「高層天気図から予想する秋山と台風の気象リスク」
・10月23日(日)「ヤマテンの利用方法」と題して
初級「天気予報の利用方法」、中級「専門・高層天気図の見方」
・12月4日(日)「冬山の気象」と題して
初級「雪山初心者のための冬山の天気」、中級「天気図で読む!冬山気象遭難を防ぐ方法」

時間は初級・中級ともに初回と同時刻を予定しております。アクティブラーニングは①が10時~11時半、②は平日夜を予定しております。詳細、申し込み等につきましては、開催時期一か月前を目途に、再度ご案内いたします。
※日程等は一部、変更となる可能性がございます。

なお、対面形式での講座につきましては、jROとの共催で東京、大阪、名古屋での開催を予定しております。
東京:5月22日(日)
大阪:6月11日(土)
名古屋:6月12日(日)
詳細につきましては別途ご連絡いたします。

ヤマテンの各種講座をご活用いただき、登山をより安全に楽しむための一助としていただければ幸いです。
2022年も相変わらぬご愛顧を頂けますよう、お願い申し上げます。

株式会社ヤマテン
気象講習係

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「山の天気予報」リニューアルのお知らせ ~現在山の天気予報をご利用中の方へ~

2022-01-12 11:54:18 | おしらせ

山の天気予報会員の皆様

 

平素より「山の天気予報」をご利用いただきまして、まことにありがとうございます。

このたび、1月下旬に山の天気予報をリニューアルします。ご愛用いただいている皆様に、山の天気予報のリニューアルポイントをご紹介します。

現行の山の天気予報から変更となる機能や操作もございますので、必ずご確認ください。

 

リニューアル版では、メール配信機能と雨雲・雷レーダーの閲覧方法が大幅に変更されます。

● 予報メール、大荒れ情報メールは「ピン固定」することで届くようになります
スペシャル予報対応の60山を「ピン固定」することで、その山の予報がメールで配信されます。大荒れ情報メールにつきましても、ピン固定された山がメール配信の対象となります。受信のON/OFFやメールアドレスの変更などは従来通りご自身で設定できます。

 

●雨雲・雷レーダーはスマートフォンからのみ閲覧できます
雨雲・雷レーダーはスマートフォンから山を「ピン固定」>「登山モード」にすることで閲覧できるようになります。現在はスマートフォンのみでの閲覧ですが、今後PCでの閲覧機能も検討中です。

 

予報発表の地点数が以前の59山から330山に大幅拡大します!従来通り、ヤマテンの気象予報士が手作りで作成する、気象予報士の詳しいコメント付きの「スペシャル予報」とそれ以外の「ノーマル予報」の2種類での発表となります。

従来の「スペシャル予報」は、これまでの59山から富士山五合目(河口湖口と富士宮口)と燕岳が追加となり、60山62地点になります。これまで通り、翌日、翌々日の予報を毎日17時頃にページ上とメール(ピン固定された山のみ)の両方での配信になります。

全国各地270山をカバーするノーマル予報は、ヤマテン独自の高精度アルゴリズムで算出した結果を元にした予報です。48時間先までの予報が見られます。1日4回の更新で常に最新の予報をご覧いただけます。メールでの配信はなく、ページ上のみの発表になります。

全ページをスマホ表示に最適化。いつでもどこでも見やすい画面で予報がチェックできるようになります。

 

最大25件までお気に入りリストに入れて管理することが可能になります。なお、現在、メール配信登録していただいている山はすべてリセットされます。リニューアル後に再度、お気に入り登録をお願いします。

ガラケーからも予報を受け取れると好評の予報メール配信機能をリニューアルします。スペシャル予報対応の山は「ピン固定」することでメールでも予報を受け取ることができます。(1日1回17時頃配信)

登る山を「ピン固定」しておくことで常にトップページに固定できます。また、スペシャル予報で「ピン固定」をすることにより、予報や大荒れ情報、落雷と強雨に関する警戒情報がメールで配信されます。

さらに登山中には「ピン固定」した山を「登山中モード」に表示切り替えができるようになります。通信量を抑え、屋外でも見やすい文字サイズやコントラストで予報を確認できます。

専門天気図は中級者からプロの利用にも対応。雨雲・雷レーダーはこれまでの「2時間前から現在までの表示」から「前後1時間」の表示になり、1時間先までの予想が見れるようになります。(スマホから「登山中モード」を利用することで閲覧できます)

山名から直接検索、エリアから絞って検索、地図を動かしながら検索と、さまざまな方法で山をすばやく検索することができるようになります。

(画面はいずれも開発中のものです)

 

ほか継続年数に応じた会員ランクを導入し、今後はランクに応じた特典も提供予定です。山域ごとの気象特性や観天望気コラムなど学習系のコンテンツ、過去の発表したヤマテン台風情報も閲覧ができるようになります。

 

近日公開予定の「新・山の天気予報」のご案内ページ ( https://i.yamatenki.co.jp/lp/v2/ )を先行公開しています。よろしければご覧ください。

 

 

株式会社ヤマテン

システム担当

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山頂で観天望気第2回(上蒜山)

2022-01-04 20:57:27 | 観天望気

平素より山の天気予報をご利用いただき、ありがとうございます。
「山頂で観天望気」第二弾を1月16日(日)に上蒜山(岡山・鳥取)でおこなう予定です。ご一緒していただける方を募集します。この企画は、ツアー登山でもガイド登山、講習会でもなく、山頂で講師の猪熊が観天望気のミニ講座をおこなうものです。自由に合流、解散が可能ですので、登山は自己責任でお願いします(ご希望の方は、講師の猪熊と登山口から一緒に歩きます)。この時期の蒜山は積雪があるので、ストックやワカン、スノーシューなどが必要になります。積雪期の登山経験者のみ参加をお願いします。

また、各自で登山届を提出していただき、やまきふなど山岳保険への加入をお願いします。ご興味のある方は admin@yamatenki.co.jp へご連絡ください。集合場所や山頂の到着予定時間など詳細については、メールにてご案内させていただきます。会員の皆様との懇親も目的としていますので、参加費等はいただきません。なお、荒天時は中止です(前々日の夜までに決定します)。
新型コロナ感染対策は各自での責任でおこなってください。
猪熊は、ワクチン2回接種済み、PCR検査と抗原検査を受ける予定です。
「空の百名山」を一緒に探しに行きましょう!
空の百名山 http://sora100.net/

第3回は、2月19日(土)に高知県の工石山を予定しています。

株式会社ヤマテン
猪熊隆之

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