ほっとやましろ情報局

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豊田伝右衛門『顕彰祭』  九谷焼のふるさと 山代温泉

2013年01月08日 | 局長ブログ

豪放なタッチに優雅な色合いを誇った「古九谷」が1686年頃に廃窯されて以来、九谷焼は焼かれて来ませんでしたが、約140年後の1824年、古九谷の九谷村で窯が再興されましたが、交通の便の悪さ、豪雪地帯という悪立地のため2年後には、山代中野の越中谷に移窯されました。 この移窯された窯を、「山代九谷再興窯」、「吉田屋窯」といっています。 この偉業をやり遂げた方が『豊田(吉田屋)伝右衛門』、齢72の決断だったと言われています。 

山代九谷再興窯の作業工程は、マニュファクチャー制度の過程を取り入れた、当時としては非常に先駆的協業組織だったようです。

吉田屋窯の活動は、九谷村で2年、山代村で5年の7年間しか活窯されなく、その作品は大評価を受けております。 その九谷焼の中興を担った方、豊田(吉田屋)伝右衛門の功績を顕彰する会が、毎年、12月中旬に九谷焼窯跡展示館で執り行われます。(合掌)

 

 

        


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