ほっとやましろ情報局

石川県加賀市「山代温泉」のHOTな 旬な温泉地情報をお届けいたします。

折る&祈る+足湯+歩く+学ぶ=健康!

2011年10月18日 | 局長ブログ

温泉地には「温泉」を守ってきたお御堂(お寺)が温泉の湧出する近くにあって、温泉の守り本尊「瑠璃光如来」とその脇に「日光菩薩」「月光菩薩」、その周りに十二神将が安置されていることがあります。特に、歴史のある温泉地ではこのようなことが見られます。瑠璃光如来の手に持っているものの一つに「薬壺」があります。これは、病気を治す仏様がもっているもので、温泉の効能と薬壺は大きく関わります。 また、温泉にまつわる「開湯伝説」があるのも古い温泉地では多く見られます。  山代温泉では、仏像が安置されているお寺を「薬王院温泉寺」と言い、開湯伝説に出てくる動物(鳥)は「ヤタガラス」と伝えられてきました。 昔から、温泉の効能にあやかる為に多くの方々が温泉地に入浴にやってきました。江戸時代から昭和初期まで多く見られた「湯治」(温泉地に長期間滞在して特定の疾病温泉療養を行う行為)という利用で温泉地は賑わってきました。

今月の16日、日曜日の午前に「山代温泉 湯の曲輪ウォーク」をおこないました。15名の方々が参加し 瑠璃光如来、日光・月光菩薩の梵字をいただいた「ヤタガラス折り紙」を折り、専門家の指導による準備体操をし、足湯に浸かって足と気持ち解し、開湯伝説や名所旧跡の歴史文化を観光ガイド「ヤタガラス」の方から学び、万松園や街中をウォーキングし、途中、薬王院温泉寺本堂に折り紙を奉納し(毎月28日に護摩焚きを行い折り紙に書かれたお願い事を祈願します。)、ウォーキング終了後、専門家の指導によるヒートダウン体操を行ってから、地元野菜で作られた特製カレーライスを食べました。  解散後は、九谷焼体験や総湯・古総湯(大浴殿)に入られる方、九谷焼ギャラリー遊子五彩に参加し、はづちを楽堂特製ソフトクリームがゲットできるスタンプラリーに参加するやらで、温泉の原風景の色濃く残る「湯の曲輪」周辺を引き続き、散策する様子がみられました。