ほっとやましろ情報局

石川県加賀市「山代温泉」のHOTな 旬な温泉地情報をお届けいたします。

山代温泉とヤタガラス・・・開湯伝説

2010年06月10日 | Weblog
今から約1300年前、奈良時代の僧、行基に温泉の存在を教えたのが「ヤタガラス」
と山代縁起(図)では伝えられております。

何と、そのヤタガラスとサッカー日本代表のシンボルエンブレム「八咫烏」(ヤタ
ガラス)と同じなのです。
「ヤタガラス」ご縁で、ワールドカップ開幕を前に、今、湯の街の話題になってお
ります。

山代温泉地内には、ヤタガラスのいわれが、点在しております。

一つは、昨年8月にOPENした総湯(そうゆ)(街の共同浴場)のそばにある源泉公園
「薬壺(やっこ)の湯(源泉地)には、ヤタガラスの石像があって、その口から源泉
の湯(約64度の高温の温泉)が出ております。毎日、飲泉に市民の皆様がお越しにな
り、足湯と併せて、山代の憩いの場の一つにとなっております。

その他、近くの服部神社の手洗い場に、ヤタガラスの石像があったり、山代の浴衣の柄
にも「ヤタガラス」の絵柄を使用されており、菖蒲湯まつり等の街のイベントに着ます。

かの魯山人も大正時代に山代温泉に逗留した時に、式台にヤタガラスを描かれており
ます。(あらや滔々庵所蔵物)
(山代温泉の現在使用のポスターにその式台がプリントされております。)
このように、山代温泉では、「ヤタガラス」は街のシンボルとして多くの人たちに愛され
ております。

さて、いよいよ11日より南アフリカ大会が開幕。
石川県出身の日本代表のMFとして活躍が期待される「本田選手」得点で
日本が勝利することを祈ってます!!
頑張れ!!ニッポン!!

和太鼓祭りin加賀2010・・・山代温泉で開催

2010年06月10日 | Weblog
日本の音色  和太鼓 

  ~~~ ご 案 内 ~~~

         
【開催日】  平成22年9月12日(日)

【会 場】  加賀市文化会館 大ホール

【プログラム】第1部 ふれあい太鼓
            ~加賀市内の子供太鼓のステージ~     
       第2部 ふるさと伝統太鼓
             安宅弁慶太鼓(小松市)
             越前金津金龍太鼓(あわら市)
             湯の華太鼓(山代温泉) 
       第3部 加藤拓三 オンステージ
            ~第7回東京国際太鼓コンテスト大太鼓部門最優秀賞~
        ※ 会場では、「物産販売」コーナーもございます。

【入場料】  前売り・一般   800円(当日1,000円)
       前売り・小中学生 400円(当日 500円)
 
 主催/加賀市文化会館指定管理者㈱コーワ
 前売券発売所/㈱浅野太鼓楽器店(白山市)・こまつ芸術劇場いらら(小松市)・
        加賀市文化会館(山代温泉)・ぶっくすまえやま(山代温泉)・ア
        ピック(大聖寺)・余熱館ささおか(あわら市)

                  
         ~~~ いよいよ山代に! ~~~
        「古総湯」誕生!(平成22年10月上旬)
       ♪♪♪ 明治期の総湯を復元します ♪♪♪

第15回「山代大田楽」

2010年06月10日 | Weblog
昨年、第14回山代大田楽を終え、次の年には15周年の大きな節目を迎える
ということで、早々と実務担当者レベルの反省会が持たれて、準備を着々
とススメないかんな~と思っておりましたら・・・(時が経つのは何て早
いんでしょうか!!)・・・今夏の上演まで、後50日しかないじゃありま
せんか。(汗汗汗)

思い起こせば、15年前、山代温泉開湯1300年祭キャンペーンの夏の事業と
して実施されたのが始まりでした。

野村万之丞氏のプロデュース・指導の下、当時35歳の山代町の青年達を中心
に、最初は東京はじめ各地の多数の田楽法師の皆様の参加協力をいただき始
めたのが、ついこの間のように思えてなりません。

今は、総勢150名ほどの田楽法師達は、地元の人たちで多数を占めており、当
時35歳だった青年達は、50歳の脂の乗り切った?・・・立派な大人になって
おります。(ご苦労様です! 合掌)

山代温泉にとって、本年は、非常に大きな節目の年を迎えようとしております。
その理由はとして、山代大田楽が15周年を迎えるというのはもちろんのこと、
もう一つ、昨年8月2日、40数年ぶりにOPENした総湯(町の温泉浴殿)に加え、
10月初旬に、温泉情緒たっぷりの『古総湯』(明治19年頃の総湯を復元します。)
OPENするのです。
併せて、総湯・古総湯周辺の『湯の曲輪』(ゆのがわ)も整備され、山代の中心
エリアが風情のある景観に変わります。

大田楽の賑わいに負けず劣らない、中心街における日常の人通りの復活です。
総湯・古総湯のある「湯の曲輪」(ゆのがわ)の景観は、温泉発展の歴史を語る、
「温泉地の原風景」残すもので、山代温泉にとって、大きな財産となるでしょう。

是非、お立ち寄りください。



<楽劇 大田楽とは?>
 中世、京の都を中心に全国各地で一斉を風靡しながら消滅してしまった「田
 楽」という幻の芸能がありました。その田楽の演劇としてのエネルギーはそ
 のままに、各地の伝統芸能や音楽を盛り込み、さらには西洋の動き、音楽を
 取り入れてデフォルメし現代に生きる演劇として、野村万之丞が作り上げた
 創作作品が「楽劇大田楽」です。
 色とりどりの花をあしらった大きな笠をまとい、大きな腰鼓や編木をつけて
 躍る人々、アクロバット、ジャグリング、瓶回し等、リズムに合わせ様々な
 パフォーマンスが華やかに繰り広げられます。
 この作品は、お祭りのように、老若男女の誰しもが参加でき、プロの俳優や
 演奏家などの芸術家と共に、市民参加の方々とのコラボレーションによって
 作り上げています。(詳しくは、山代温泉観光協会公式HPをご覧下さい。)

<作者 野村万之丞(1959-2004)について>
 野村万之丞氏は、300年の歴史を持つ加賀前田藩お抱えの狂言野村万蔵の
 直系 長男としてうまれ、八代目当主として一門の組織「萬狂言」を主宰。
 名跡「八世野村万蔵」が追贈された。
 父は人間国宝、芸術院会員、(社)日本芸能実演家団体協議会会長、野村萬。
 総合芸術家として、能や狂言のルーツとなる1500年前のアジアの仮面芸能「
 伎楽」を復興(『楽劇真伎楽』)。 また中世芸能「田楽」を再興(『楽劇大
 田楽』)する他、阿国歌舞伎復元、オペラ演出まで『超過去は超未来である』
 をモットーに「創造」と「伝承」と「破壊」を実践した。
 
 ※詳しくは、山代温泉観光協会公式HPをご覧下さい。

イベント・祭りと言うより、ステージで演ずると言う催し物で、芸能的な出し
物、構成になっています。
だから参加者は所謂、芸能人・・・と言われる、その域に達している方が、今
では数名おります。
山代温泉にとっては、頼もしい方々、有名人です。