沖縄の旅行の時に、上官が心配してることは小生ではなく、留守のときに我家の
ゲン「14歳」のことである。
老齢の為、目が見えず、室内をアチコチぶつかりながら動いている。
しかし、本能で自分の居場所を決めて、特に寝る場所は4ヵ所ある。
ひとつはリビングのソフアー、とイス、そしてあと二つは上官と小生の部屋の床である。真夜中にそれぞれの場所に移動して寝ている。
其のゲンが小生たちの旅行の間、いわゆる預かってもらえる場所をどこにするのかが
大事な事である。
先ず、ゲンが目が見えないために狭いゲージなどで預かるところは止めようと決め、
アチコチ探して、一部屋を「4畳半」で預かるペットホテルを探して、定宿と決めていたが、今回の沖縄旅行ではタイミング的に満室であった。
さて、どうしよう、、、、
そして上官が悩んだがいつもお世話に成ってる動物病院に相談して、先生がそばにいる安心感で今回は病院で預かってもらうことに決めた。
2泊3日の短期間であったが、果たして、、狭いゲージの中での体験は、、、、
迎えに行ったとき、「玄ちゃん、食欲はありませんでした」の相手先の答えに不安があり、上官は自分の責任と困ったことを言い出した。
自宅に戻り、最初は食べ物に見向きもしないで、じっとしてる様子に、狭いゲージの中での環境の変化についていけず、おろおろしてるゲンの様子に上官は不安一杯である。
そして、昼間でも悲しそうな遠吠えをしてるのである。
やはり、目がみえづ狭いゲージの中での3日間は地獄であったのかも知れない。
どうしたらいいのかと心配していたら、やがて時間の経過と共に普段どうりに食欲が出た、真夜中の寝室へと移動が始まった。
上官も一安心である。
もし、小生がゲンの立場であったら、狭い檻に閉じこまれて、目が見えず暗闇の世界に放り込まれての3日間は地獄以上の苦しみである。