山口建設

社長の独り言

3現場周り、、、

2015年04月24日 08時12分19秒 | 日記

午前中はいよいよ始まる新築の現場

住宅街の静かな場所です。

計画では3階建て それにお施主様専用のエレベーターが付きます。

2,3階はお施主様の住まい。1階は賃貸で家賃の収入でローンの返済に当てる予定。

そんな建物の遣り方が調べると詳しく紹介されてました。

ご参考にしてください。

水盛り遣り方〔ミズモリヤリカタ〕
 この工事は、1番はじめにやる工事です。
ある意味1番重要な工事だと言っても過言では有りません。

この遣り方が、建築物の実際の位置・高さ・水平などを決めます。
弊社では、担当大工・鳶職・現場担当者などが、複数の人員でチェックをしながら半日強かけて
施工を行なっております。

 この工事ががいい加減ですと、敷地に対して正確な位置で建築物を建てる事はできません。

 
1.敷地へ大体の建物の位置を落とし
 水杭を立てる(2m間隔ほど)
2.高さに注意しながら水杭に水貫をつける
 この時水貫の上部は常に水平を保つようにする
3.遣り方が動かないように貫で筋違いを付けます。
4.遣り方が動かないようになったら
その後貫の部分に建物の垂直(幅)と水平(高さ)を
記しておきます。
5.完成するとこんな感じです。
時間としては一般的な大きさの物であれば半日ぐらい
建物や敷地の形状が複雑になると時間が掛かります。
 施工順序としては、上の図面のようにまず敷地に建物の大体の大きさを把握し、
水杭
といわれるものを、建物より外になるように一番外側から約4・50cm程離れた所に打ちこみます。 
この時
水杭の間隔は、約180cmぐらいに入れていきます。

 そのあとは、建物予定の中ほどで建物の隅を見渡せる所にレベル(水平を測定する測量器具)を
設置し、
水杭に基準になる高さを出して、記しておきます。

 この高さが建物の高さの基準になります。
例えばその基準から、何cm下がった所が床の高さにする等各部位の高さを現場に記していきます。

 

平面的に見た所です。
位置を出す時に決める基準点は基本としては、
その敷地の北側(南側を空けるため)の一番長い辺に対して
平行に建物を配置します。
角の部分のイメージ図です
下の写真は実際の角の写真です。
 真ん中のイメージ図は、遣り方のコーナー部分を大きく書いたものです。
水杭にしるしてある規準高さを水貫という木の板で全体の水平を表しておきます。 
これで敷地に予定建築物の水平が出す事ができました。


そして次に、敷地の境界杭などから、建物の正確な位置を割り出し水貫に壁芯もしくは基礎芯として
しるします。
この時芯を出すのは敷地の基準になる1辺よりおった1辺だけです。


そして建築物の基準になる1辺を出しましたら、特殊な道具を使って基準辺に対する直角を出します、
これを数回繰り返し予定建築物の外周を出して遣り方は終了です。

予定建築物の間仕切りなどは、だした外周の芯よりおって出します

 つまり、建物の位置、高さなどを敷地に水杭、水貫と呼ばれる木材で決めることです。

完成は8月を目指していよいよ始まります。

午後は

ジャッキアップ下建物の基礎工事が始まりました。

雨で順延してましたがようやく敷地に砕石をしいいて、その上に基礎工事が始まります。

石を細かく砕いた砕石を基礎の下に撒きます。

 

 

 

来週はミキサー車でコンクリートを基礎に入れれば、いよいよ本格的な基礎工事が

始まります。

こちらの現場は今週末引き渡しで追い込みの工事が

いずれも外構とタイル工事

 

玄関のひさしの取り付け

 

 

 

そしてタイル職人はスロープのタイル工事

 

入口から玄関までをタイルで化粧

水出しし線にそってタイルの切り割りをします。

さあ、もう少しですが お客さまの笑顔を目指して頑張ってください。