2025年4月26日(土)曇り時々雨
今日の私は、依頼原稿をやっと書きあげることができた。先方からの連載依頼なので、何をどう書くか悩んだ。せっかく書くならば、書きながら私自身の曖昧な部分などを解きほぐし、自分が前を見れる文を書きたい。ただの報告文ではおもしろくない。
そこで沖縄から見ていることと、東京で起きていることのギャップに焦点をあてようと考えた。表現としては、沖縄とTOKYOの距離が1500kmという物理的な距離と比較したとき、はるかに遠いと私は思うからだ。第1回目はそこのズレを3点指摘した。①歴史的な経過の中での異なり、グジャグジャ、➁沖縄県は47番目の県なのか、③ウチナンチユから視る「ヤマトンチュ」との視線の中で。
また、留意すべきことは、おもしろおかしくあればいい、観光客の視点と、住民の目のズレを意識したい。住民にも利権に走る人たちがいる。単純ではない。そして沖縄とTOKYO、沖縄と「日本国」、沖縄と「本土」などという分断の闇を解き明かしていきたいと結んだ。
ひとつ筋をつけることで、何をテーマに選んでも、つながることがあるはずだ。次号からが本題となる。何を据えるか、今から考えておかなければ、学習の時間が足りなくなる。次回は7月号(6月下旬締め切り)
それにしても楽しむための観光を私も否定しないが、学ぶための観光にも遊びの要素はある。他方で、ただ2、3日座り込むだけで、「俺は◎◎しに沖縄に行ったんだ」と思い込まれても困る。もちろん、現場に来て生の感覚を味わうことは重要だ。
うまく書くことができるかは、読者諸氏からの反響の多寡、ご意見に掛かっている。反響をお待ちしている。(該当分の当ブログへの投稿は5月10日頃になるだろう)。