goo blog サービス終了のお知らせ 

ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き、琉球諸島を巡る基地・戦争への道を問いかけ、自然を語る。●無断転載、お断り。
 

沖縄の新聞で、お勧めなのは?(191026)

2019年10月26日 | 暮らしと政治
 沖縄の新聞と言えば、沖縄島を主要なエリアとして沖縄タイムスと琉球新報があります。最近こんな質問を戴きました。本州にある高校生が学校で沖縄の新聞を取りたいとなって、1紙を選ぶとすれば、どちらがいいですか? 
 どちらがいいかといわれると、ややむずかしいです。しかし県外の高校生が沖縄のことを知りたくて読むのであれば、私は「沖縄タイムス」を薦めます。何故か。①どちらかといえば、わかりやすさからすれば、タイムスでしょう。②時々、スクープを放つのもタイムスが多いです。
 新法の方がやや専門的です。理解を深める知識がないとやや読みづらい。琉球の歴史など、連載で光る記事が目立ちます。
 ただ両紙ともまだまだ突っ込み不足だし、課題は大きい。東京での取材とマッチングしないと、米国での取材とマッチングしないとつっこみ切れない課題も多いです。これを果たすための社内体制の整備が必要でしょう。タイムスは朝日新聞との提携があり、新法は東京新聞との提携があります。基地問題について言えば、各地の基地を抱えるローカル紙との協力が益々重要になるはずです。
 両紙の強みは、住民に依拠した紙面作りにあります。だから住民からの情報提供も多いです。これをもっともっと高めていき、編集部には情報を整理する能力を向上させてほしいところです。
 なお八重山には、八重山毎日と八重山日報があります。後者は右派の論陣を張っています。また、自衛隊の情報などは、俄然こちらが強い。宮古群島には宮古毎日と宮古日報があります。この2紙について、私は評定できかねます。
 以上ご参考になれば幸いです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。