今日も雲り、雨。肌寒い。去る5月13日から寒さが覆う沖縄島。5・15の前後を経て、大変疲れた。頭が疲れた。改めて考えなければいけないことをまとめていきたい。
難しいことはともかく、14日の昼、私たちは糸満漁業協同組合の「お魚センター」でお弁当を買って食べた。私はここに来たことがなかった。自分で来るときはバスと歩きだから、目的地以外で遊ぶことがない。食い気にさして興味もない。レンタカーの同乗者がここを知っていて、ご案内いただいたわけです。
建物の中に幾つものお店が入居。よりどりみどりの魚が並ぶ。私は「大トロ入りお刺身弁当」にした。750円。よく見れば大トロは一切れだけ。さすが大トロ。一枚だけでも唸るほど旨い。味覚が刺激されたよ。お陰で味わいながら食べた。こんなことは久方ぶりだった。
15日夜、名護のいつものお店で、平和行進に参加した人たちと食べ、飲み、話した。今夜のメインメニューはアグー(沖縄豚)のしゃぶしゃぶ。これまた旨かった。ホスト役なのに、何も考えておらず、失礼しました。だが、旨いと頭も刺激され、話したり、質問を受け、活発に交流ができたと思います。
食い気に余り興味ない私ですが、時には旨いものを食べたいものだと、思いました。立ち止まって考えれば、うまいもんをおいしくいただける幸せは、誰もが享有できるべきこと。基本の基ですよね。地元産の食材を、友人たちと食べて、考える頭を養う。
繰り返しになりますが、「おいしい」と言いながら食べ、間をおきながら話すのがよかった。ついつい、ガチガチ話しすぎになる。味覚にも頭脳にも神経を研ぎ澄ましたいものです。
14日、15日それぞれご一緒した皆様に、改めまして感謝です。またのおいでをお待ちしています。