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ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き、琉球諸島を巡る基地・戦争への道を問いかけ、自然を語る。●無断転載、お断り。
 

昨日の写真、沖展、視点展とどうなることか?(20191227)

2019年12月27日 | 写真論
 自分で言うのも何ですが、昨日26日のゲート前での撮影は、バッチリというか、新たな地平に達し得たと考えている。ゲート前に座り込み、新基地建設の工程に抗う姿を写すのは、簡単なようで容易じゃない。
 不当弾圧の場面を撮るとか、当方の座り込みの宣伝のために撮るのでは浅薄だ。一方的な正しさを出しても、どうもおもしろくないなどと、考えていたのだが、次の一手を始めて形に出来た。警官もガードマンも人間。座り込むのも人間。同じ沖縄人かもしれない。排除するー抗うをこえて、もっと何を見つめているのかを私は撮りたいのだ。にらみ合う中にも双方に思いがある。この心の行方を撮りたいのだ。
 昨日の撮影で、私が失敗したのは、カチャーシーの場面で、ある女性が機動隊の指揮官を舞台(ゲート前)に誘ったシーンだ。私も意表を突かれて仰け反った。彼女やるな、彼もウチナーンチュだろうから、カチャーシーの心大ありだから、当惑するよね。こうした機微を撮ることは可能なので、自分が心の準備をしておけば必ず撮れる。昨日はこれを撮り損じてしまい、誠に残念。
 来年の「沖展」にだす基本は決まっている。あとは作業をするだけだ。「視点」については、構想は2つ3つあるのだが、まだまとめきれていない。2020年の6月から11月が展示期間なのでタイムリーなものにしたい。アクチュアルなものにしたい。辺野古・大浦湾だけでなく、「島嶼防衛」へのアンチを込めたい。そう思っていた矢先の昨日なので、また私の焦点がずれた。「視点」のお客様は殆ど「日本人」だから、ここにパンチを加える(撃つんじゃなく、衝撃を与える)ようなものにしたい。だからといってあれもこれもになれば、また雑然としてしまい、逆効果。すっきりまとめたい。結果を出せなければ意味がない。じっくり考えたい。


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