ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

ラストデーを迎え、新年へ!(20221231)

2022年12月31日 | 沖縄暮らし

 とうとう大晦日(前夜)になった。カレンダーも取り替えよう。取り替えた(24:30)。

 今年も宿題だらけで終わる。宿題は膨らむばかりだ。大掃除すら極一部しかできていない。ただし新年の旅の計画はそこそこできた。22年1月の旅は廣島だった。だからさしたる準備もせずに二人の協力で行けたのだ。今年はやや気合いを入れて私が準備している。日本近代(侵略・戦争)史の1頁を作りだした地だ。いくつかの要素を総合的に捉え返したい。にわか勉強だから、たいしたことはできないが、今回、様々なヒントを得られたらいい。

 正月は記念館的なところは軒並み休みだから、学習には向かない時期だ。そこは仕方がない。それでも、これまでバラバラにしか認識してこなかったことをまとめていきたい。それができれば、日本近代の絵が変わって見えてくるだろう。

 2021年に被ったマイナスを、漸くこの2年間で、プラス・マイナスゼロに戻せたと思う。2023年は私(たち)の道をつくりだしていく。すべてはまだまだ未知数だが、やる気は十分。協力関係も少しづつつくってきたし、色々と協働の道を描き出したい。様々な人との議論を起こしていきたい。

 絵はがきの販売も漸く基礎ができた。地道に売っていきたい。結局、いくつかの編集部に載せていただきたいとお願いしたが、殆ど無反応だった、自力でやっていく。

 様々な課題について、総括も方針もできていないが、やっていくしかない。この国は、とうとう「平和国家」の建前すらかなぐり捨て、米日軍事同盟の本性を現わしてきた。「この国」は米国の「属国」だと自ら白状しているようなものだ。

 77年前と今は大いに違う。「戦後日本国」は植民地をもっていない。だから琉球諸島を敢えて「最前線」に据えるのだ(ふざけやがって!!)(過去から学ぶことが重要だ)。米日が争っていた過去。これが反転し、現在の「米日同盟」は米・日・沖の上下関係の序列に押し込んでいる(ふざけやがって!!!)。科学技術の進展は戦争のイメージを大いに変えた。ドンパチの従来の延長としての軍事+電子戦・サイバー戦・宇宙戦が加わり、高速化・距離を縮め、より隠密に、より正確に、より非人道的な道を深めていく。ロシアによるウクライナ戦争は、この先端を走っているようだ。現在進行形で見ていきたい。再び核兵器の活用も表面化している。許されないことだ。

 この道を深めていけば、人類の破滅だと知りながら、かれらはやっている。極めて恐ろしいことだが、これも人間がやっていることだ。ただし、この国の権力者たちはおつむが悪いらしい。自己省察・洞察力がないようだ。「米国様の言うとおり」であり、おすきなままに。アホにも限度があろう。米国様はさすがに老獪だ。日本国家と日本軍に「先鋒隊」をやらせ、「安全圏」から支配を画策しようとしていた。ところが、そうもいかないと考えたようであり、出張ってきたようだ。その表れの反映が先に出されたこの国の「安保・軍事3文書」だ。

 今何を見て、過去から何を学び、如何なる社会をつくり出すのか。私は、座り込むばかりでなく、観察し、議論し、地球の裏側まで見ながら、私たちの新たな展望を築き上げていくことを呼びかけていきたい。



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