これは2021年10月5日16:50分頃のことらしい。米国海兵隊所属のF-35B戦闘機2機が、石見(いわみ)空港(島根県益田市)に緊急着陸したのだ。島根県当局は「給油のため」と公表したが、これはウソではないか。
何故私はこれをウソだというのか、これを明らかにしておきたい。石見空港から岩国基地まで60km余りしかないのだ。飛行時間にして5,6分だ。そもそも軍用機がどこをどのように飛ぶのか、訓練計画を毎日立てている。それに必要とする燃料を積んでいるはずだ。もしも燃料切れが起こったとしたら、理由は二つしかあるまい。①演習ではなく、中国軍機や北朝鮮軍との対峙の中で不慮の事態が生じた、②燃料系統のトラブルが生じ、予定外の燃料を喪失した。
①だとすれば、他の情報が入ってくるだろう。だとすれば、②の可能性が高いだろう。現に離陸は本日、10月6日12時10分だったとのニュース(中国新聞)が流れている。給油だけだったら、昨夜中に帰還できたはずだ。
なお、岩国基地から陸路で行くと、108km、2時間13分だとある。岩国基地から石見空港まで北西方向だ。6日早朝、岩国基地から整備士等が出向いたのだろう。そこで応急修理し、帰還できたのだろう。
米軍機のトラブルについて、国や各県は、闇に閉ざさず、真実を明らかにすべきだろう。で、このF-35Bは日本海側で何をしていたのだろうか。地図で計ったら、岩国基地から朝鮮半島南北停戦ラインまで600kmしかないのだ。火種はこんなに近いのだ。火種を作らない努力を私は日米政府に求めていきたい。