去る2月24日に「辺野古・大浦湾に寄り添う私のカメラ・アイ(愛)」なる素案を当ブログに書きましたところ、Oさんから「異論」をいただきました。確かにイージーだったと反省し、私は先の案を取り下げました。この間、「アイアンフィスト25」の追っかけに追われており、手をつけられませんでした。
この2、3日、考えをまとめておりました。12日に、会場を視てきまして、展示面積も確認してきました。新たなタイトルは「辺野古・大浦湾を巡る私のカメラアイ(愛)」(暫定案)といたします。暫定というのは、基本的な駒を揃え、全部見た上でより適切なタイトルを見いだせれば、改める余地を残すためです。もっともチラシ作成を4月半ばまでに行う予定であり、改訂したとしても、このときまでになります。
企画の趣旨は以下の通りです。この20年余りの中で、今を観る。海も陸も破壊の限りを尽くされている辺野古・大浦湾。ここに至るまでに、沖縄島と琉球諸島が分断され、島々の軍事化が進んできました。総じて沖縄を戦場にする準備が果てしなく続いて居る今。こうした動きに立ち向かう力はどこに残されているのでしょうか?
米国ー日本国ー沖縄の垂直的な支配を打破すべく改めて軍事利権の浸透を打破していかなければ、どうにもならないでしょう。
私のカメラアイ(愛)を信じながら、私は歩み続けます。あきらめない根拠を人として生き抜く事に据え、軍事利権に流されない、それぞれの歩みを考えます。だからこそ新基地建設(辺野古・大浦湾)反対の意味を問い直します。
ひとりひとりの存在の重さを再確認し、他者と分かち合いたい。硬直した関係性を作り直す機会にしたく存じます。ご期待いただければ、幸いです。
日時:2025年5月17日(土)10時~18時
会場:名護市立中央図書館展示ホール(地下1階)
一日企画です。反響が広がれば、場所を改めて企画したいと考えています。
追記:「辺野古・大浦湾を巡る」と対象を広げたのは、普天間基地返還の問題から代替施設にすり替えられてきたなど、どうしても間口を広げる必要があるからです。展示面責により、枚数に限りがあります。ギチギチになるかもしれません。
4つの項目
①自然と基地、②開発・戦争と人権侵害、③地位協定と基地建設、④戦後80年の今(沖縄戦から「代執行」まで)
この4項目を眼目としながら、昨年8月に使った駒の再利用や、新たな撮り下ろしを行います。
A3×約30枚になります。