ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

希望的観測と衆愚政治(20230909)

2023年09月09日 | 暮らしと政治

 明日晴れるか、雨が降るか、カメラが使えないほどの雨になるのか、家が流されるほどになるのか。人間は希望的観測をしたくなるものだ。晴れてくれよ。雨降らないで…。しかし降るときは降る。洪水になるときはなる。裏山が崩れることもある。希望的観測では遭難事故が起きるし、住民は流されるかもしれない。

 如何なる対策を立てるか? 「希望的観測」を国家がやると、大罪となる。「風評被害」とごまかす。体内被曝を無視する。原発そのものが人間が造ってはならなかった科学技術だろう。あれほどの核事故を起こしながら、「アンダーコントロール」といい、核爆発の結果四散した放射性物質が何処に行ったのか分からないままだ。処分の方法など分かっていないのだ。

 希望的観測を政治でやるなど愚の骨頂だ。人々の命の営みを壊すことにしかならない。私たちはこうした衆愚政治をこのまま許していくのか?!嘘800でごまかす、ごまかされる。もうやめたいものだ。



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