ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

ツノメガニはミナミコメツキガニを食べる(191027)

2019年10月27日 | 自然観察
2019年10月27日 曇り 午前中、テント前の砂場に住むツノメガニがご出勤。ミナミコメツキガニの領地に行くのだ。この結果はどうなるか。

再び汐が上がってきた。すると。
ツノメガニが上がってきた。13:34 両のハサミにコメツキガニをがっちりもっている。2匹も捕まえたのだ。すげえ!
巣穴に戻る。やれやれ。13:35
これまで私は一個を持ってきて食べるのを見ているが、2個とは。
一個を置いて、むしゃぶりつく。13:41
ハサミで殻を壊しながら口元へ。13:43
大分食べてしまった。13:43
ほぼ平らげた。13:44
残りは脚などだけだ。13:45 ほぼ10分で食べた。
肉食動物だね(正確には雑食)。こうした記録は日々の観察の集積があってできたこと。これまでにツノメガニがミナミコメツキガニを捕まえて保管しているのを見ていましたし、ミナミコメツキガニの領分に入っていくのも見ています。ここまでしっかり食べる風景を連続して撮ったのは初めてだ。
 カニがカニを食べる意味とは? ツノメガニの名誉のために代弁しておく。ツノメガニは類として生きるために食べるのだ。肥え太るためでも、侵略するためでもない。ミナミコメツキガニは食べられることでツノメガニを支えているのだ。
 私は辺野古川河口の生態学的な位相をもっとしりたい。調べたい。




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