9月26日の夕方に蔵王温泉の上湯共同浴場へ行きました。
川原湯が閉鎖中の事もあり入浴客多数で内部の写真は撮影できませんでした。
そんな夜に「蔵王温泉で火災発生」の一報が入りました。
ちょうど上湯の向かいにある「堺屋旅館」から22時頃火災が発生したとの
情報です。何台もの消防車両がサイレンを鳴らして蔵王方面へ向かっていきます。
写真は、以前に撮影したものですが、鉄筋の建物が「ホテル堺屋」で隣接して
左側に木造の「堺屋旅館」があります。
2時間ちょっとで鎮火し、全焼や延焼は逃れる事が出来ました。
また、幸いにして宿泊客も無く、けが人や死者を出す事もありませんでした。
源泉風呂の老舗旅館がまたひとつ消えました・・・
増改築を繰り返した迷路のような館内は、本当に迷った記憶があります。
原因は、「漏電」との報道もあります。また、設備に不備があり行政指導を受けていた
との話もあります。
例え老舗の古い建物であっても、安全第一、当たり前ですが、安心して宿泊できる事が
もっとも必要なのではないでしょうか・・・
■以前の「堺屋旅館」のレポート
今日の報道によると「山形屋」さんの軒先が少々焼けていたとの事です。
また、火元の「堺屋旅館」は、半焼とのことです。
ホテル側の建物は無事ですので再開は可能ではないでしょうか?
旅館側の建物は、全面的な改修をして消防のOKが出ないと無理でしょうね。(たぶん無理だと思います)
それでも温泉街は、騒然となり他の旅館に宿泊していた方も大変だったようです。
激熱の源泉風呂と広い内湯があり気に入ったお湯でした。
体育館に車を止めて湯巡りする私はいつも堺屋さんの前を歩くのですごく残念です。
あの辺りはえび屋さん、山形屋さんとくっついて建っているようで類焼被害がなかっただけでも不幸中の幸いだったかと思います。
かわら屋さんの火事も漏電ではなかったでしょうか。
大好きな蔵王温泉の火事はショックでした。
宿側も維持管理にはご苦労も多いかと思います。
いずれ人的被害が無くて何よりでしたね。
硫化水素が電気配線に悪さをするという話も聞いた事があります。
また、建物の建て直しは法規制で思うように出来ない地区もあるようです。
福山のホテル火災以降、消防の検査も厳しくなっているようです。
人的被害が無く、不幸中の幸いですね。
堺屋は未踏の湯でしたが、系列のヴァルトヴェルグは
お気に入りのお湯で宿泊も数回ありました。
今回の件で、蔵王以外も含めしっかりと其々の旅館側には設備面での対応をお願いしたいとこです。
しかし、一方で行政のチェックが厳しくなって、改築
費用が賄えず閉める旅館が増えないことも願いたい
ものです。。