蔵王の老舗宿「堺屋旅館」さんへ立ち寄り湯です。意外にも・・・初めての訪問です。
鉄筋の建物は、ホテル堺屋で隣接して堺屋旅館が繋がっています。
まずは、旅館部の「源泉風呂」へ向かいますが・・・・これが迷路状で迷子になりそうです。
やっとたどり着きました。小さな湯治場風の脱衣所です。
老舗旅館ならではの独自源泉の風呂です。2~3人が定員の広さでしょうか・・・
浴室中に硫黄臭が充満しています。
かなり熱い湯で加水無しでは無理でした。ホースを伸ばして加水開始・・・・湯船が小さいので程なく適温に
なりました。源泉の投入量で温度調整しているようですが、仕切り板のような物の使い方がわかりません。
シャワーは無くてカランのみでシャンプー類もありませんでした。
続いては、ホテル部の大浴場へ移動します。
こちらは流石に広々としています。古さも感じますが掃除も行き届き問題はありません。
コの字型になった湯船は、白濁の湯があふれ出ています。
入ると「源泉風呂」よりはぬるく適温です。きっと加水して温度を調整しているのでしょう。
いゃ~蔵王温泉は良いなぁ~貸切状態の大浴場は気持ち良いです。
石をくりぬいた湯口から源泉が投入されています。
加水はあっても循環や加温、塩素消毒などはありません。老舗ならではの本物の温泉です。
大浴場には、シャワーは勿論、シャンプー類も完備しています。
のカランは、見事な真っ黒に変色。強酸性の湯気が金属を変色させるのですね。
●堺屋旅館 山形市蔵王温泉上の台64
●電話 023-694-9322
●酸性・含鉄・硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉
●源泉温度 49.8度 ●PH=1.7
■東北パラダイス温泉館(県別索引)
カランは腐食して黒く変色しますよね。
じゃ○○などの口コミで思わず、このカランに対し眉をひそめてしまうコメントを見ることがあります。
「手入れをちゃんとしてほしい」と・・・。
下風呂温泉でも同様なコメントを読んだことがあります。
食事に「肉」が出ていないと・・・。
旅館もマジメに返信していて、かわいそうになりました。
知らないって恐ろしいと思いました。
今日は、車に満タン+携行缶に20リッター入れました。
さて、カランの変色・・・うっとりなのですが~
知らないと汚く見えるのでしょうね。
湯の花ですら垢が浮いてて汚いと・・・・クレームを言う人がいます。
これが、本物の温泉の証明なんですけどね。