
膨大な瓦礫の量に唖然とする。
もうこれ以上は積み重ねられない程の高さ・・・・

瓦礫の撤去や家屋の解体が進む程に瓦礫の山は高くなって行く~
まずは積み重ねるしか方法は無いのだろう。最終処分は、どうなるのか?未だ不透明である。

石巻市内各所で家屋の解体が進んでいる。
この場に日常の生活があったと思うと涙の出る光景である。

解体されて更地になったとしても・・・その場に新たな住居や店舗を構える事が可能とは限らない。
建築制限や復興計画が遅れているからだ。
ある元大臣が被災地を「死の街」と表現したが~本当に人っ子一人いない状況なのだ。

そんな中でも守られている物があった。きっと津波で流されてしまった祠であろう。
地域の大切な物、簡素ではあるが再建されていた。犠牲者への鎮魂と復興を願っての事だろう。

船も陸へ打ち上げられたままのものもある。
そんな中、壊れた造船所を覗いてみると小さな漁船を修理している人がいた。道具も物資も不足する中、
復興に向けて頑張っている。

門脇小学校近くのお寺です。墓石はなぎ倒され滅茶苦茶です。
お盆には到底間に合わず・・・秋の彼岸までに少しでもとボランティアの方がドロかきを進めているようです。
遺骨も散乱してしまったとの話もあります。

石巻市立病院は、震災直後から4日間孤立しました。
通信手段を失い食料や医薬品も不足する中、150人を超える入院患者の命を医師や看護師、職員が守り
ました。今も病院としての機能は失っています。



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