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東北パラダイス

★東北の温泉と田舎暮し~蔵王の麓から★

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◎旅 ◎田舎暮し ◎自然 ◎蔵王

それぞれの14時46分

2014-03-11 | 震災 災害 など

3月11日

「今年もこの日が訪れた」。被災者ではない私たちは、このような表現になるのだろう。

テレビでは、3.11を特集した番組が放映されているが、明日からはどうなのでしょうか?

被災され、3年経った今日であっても不自由な生活を強いられている方々にとっては、年に一度の3.11では無い。

将来への不安を背負い、進まない復興~あの日から時間が進んでいないのかもしれない。

被災者で無い私たちは、何事もなかったかのように平穏な日常を過ごしている。

あの時、何が起こったのか・・・・

3月12日、ポストを見ると新聞が届いていた。「山形新聞」の紙面ではあるが、印刷は「新潟日報」で行われ

各戸に配達された。新聞社の報道機関としての責任を果たす姿勢に感激した。

こんな事になるとは、だれも想像しなかった。

ガソリンが無いのだ・・・・何時間も並んで給油。並んでも絶対に給油できるとは限らない。

大阪、福井、富山・・・・遠方のナンバーを付けたタンクローリーがスタンドに到着した時は、涙が出た。

元売り、運送会社~みんな努力してくれた。

震災翌日は、停電のため給油機が手動でしか使用できなかった。

1台10リッターの限定。

重たい手動ハンドルを自分でクルクルまわして給油した。スタンドの人からは、腕が痛くなりもうムリと言われた。

ガソリン不足で郵便の収集もポストが限定された。

このポストから半郷郵便局まで車で10分・・・・

ゴミの収集もアウト。

みんなが不自由を受け入れ協力し合った。

今はどうだろうか・・・・・

たった3年なのに あの時の事を忘れかけている。

決して忘れてはならない。

 


除雪は腰が折れる

2014-02-18 | 震災 災害 など


家までたどり着けない。

集落の道は、除雪車が来ない。あまりの雪で

作業が追いつかないのか?

走行不可能なため近くのコミュニティセンターに車を放置。

自宅までの200メートルを多いところでは腰まで来る

雪を掻き分けて進む。



何処が道なのか?田んぼなのか?

さっぱりわからん~

街灯を頼りに進む。

この時は、吹雪が収まっていたので助かった。

吹雪なら遭難の可能性も冗談でなくあり得る。



マジか??

埋れている。



やっと玄関まで到達。

最低限の除雪をしないとヤバイなぁ



この地では、珍しい重たい雪。

除雪機もうなっている。壊れるなよ。



年を取ったら大変だな。

ちょっぴり弱気になる。

豪雪地は、こんなの日常なのだと思いますが、

鍛えられていないので腰が折れます。

ところで家の前の道路ですが、1回軽く除雪車が

通り過ぎただけで、デコボコ。

もう一度、除雪車来ないと普通車での通行は不可です。

まだまだ不自由が続きそうです。




自然の猛威とネットの活用

2014-02-17 | 震災 災害 など


今回の大雪は恐ろしかった。

恐怖を感じる程の雪は、初めての経験。

全国で孤立地区の発生や人命を失う事例も

報道されています。

私も蔵王温泉に8時間閉じ込められました。



道路は、雪崩や吹き溜まり、スリップして

動かない車が障害となり

完全に機能を失う。

車を放置して避難する人々。

猛吹雪でみるみるうちに積もる雪に恐怖を感じる。



私は、幸いにして、建物内に留まっていたので

良かったが、渋滞に巻き込まれた人達は、大変だった。

付近の旅館やリフト会社の社員寮に150人程が避難した。



高速など主要交通網の情報は、有る程度入手できても

ローカルな地域の事となると~

情報が兎に角無い。TwitterやFacebookが唯一の情報源。

大震災時と同じく、ネットの情報共有が役立った。

しかし、山間部となると携帯の電波状況がまだまだ悪い。

つながるのCM程、実際は繋がらない。

山間部の電波状況改善とWi-Fiの普及を切に願う。

大雪から3日目、当地はようやく日常に戻りつつある。

全国で雪害に遭われている皆様に心より

お見舞いを申し上げます。

一日も早く、平穏な日が訪れますように。



災害ボランティア

2013-07-28 | 震災 災害 など

再び南陽市吉野地区の災害ボランティアに参加してきました。

7月18日に発生した豪雨では、各地で床上。床下浸水、田畑の灌水など甚大な被害が発生しました。

その後も連日の大雨で被害が拡大しています。

今回は、南陽市ボランティアセンターに出向き吉野地区での作業です。

住宅を襲った鉄砲水による床下の泥出し作業です。

この季節は、気温・湿度も高く熱中症の危険もあるため20分程度に1回の休憩を挟んで復旧にあたりました。

ぬかるんだ床下の泥は、重たくて重労働です。

全国各地からボランティアの方が集結しており、今回は一緒に作業された方は、金沢からお越しでした。

山形県民としては、その温かい気持ちに感謝でいっぱいです。

住居脇の側溝の泥上げです。実は、この場所・・・2回目の泥上げです。

度重なる大雨に住民の方も落ち着く間がありません。

一日も早く吉野の集落に平穏が訪れることを祈らずにはいられません。


7.18水害

2013-07-22 | 震災 災害 など

7月18日の豪雨により山形県内の広範囲にわたり水害が発生いしています。

南陽市小滝地区を中心とした吉野が流域では、田畑や家屋の床下・床上浸水が発生しています。

7月21日に小滝地区の復旧活動を応援する「豪雨災害ボランティアセンター」が設置されました。

ボランティアセンターは、南陽市社会福祉協議会が中心となり各種団体、専門家などが加わり運営されます。

21日は、ボランティアの受け入れや被災者のニーズなど検討されました。


実際にボランティアの受付を開始するのは、7月22日(月)からです。

作業に使用するスコップなど道具や資材の準備も万全です。

宮城県からも大量のスコップが届いていました。

ボランティアが活動する地域は、「小滝」「荻」「太郎」の3地区が中心となります。

当面は、被災者の方が生活できるための復旧活動で、泥だし・家財の移動などです。

詳しくは、南陽市社会福祉協議会のHP http://www.nanyoshishakyo.or.jp/

南陽市豪雨災害ボランティアセンターFacebook https://www.facebook.com/NanyoSaigaiVC

※特に平日のボランティアが不足しているようです。ぜひご参加ください。


大雨洪水警報

2013-07-18 | 震災 災害 など

山形市内は、昨夜から雷を伴った大雨が続きました。この大雨は、昼過ぎには峠を越しましたが、県内の各所で

被害が発生しています。また交通機関にも影響が出ています。

農産物や観光に与える影響も大きく、暫く影響が残りそうです。

月山道などがけ崩れによる通行止め箇所も発生しています。お出かけの際は、交通情報を確認してください。


爆弾低気圧

2013-04-05 | 震災 災害 など



農機具や除雪機を収納するために建てたパイプ車庫・・・・

去年の爆弾低気圧による突風で大変な事になりました。



アンカーも頑丈に取り付けたのに~中に入っていた除雪機や耕運機までも

車庫ごと横倒しに、暴風雨の中、片付けるのに本当に泣きましたよ。



そして、その後コツコツと時間を掛けて建てた小屋。

頑丈に建てたつもりだけど・・・・



東北地方は、明後日頃に去年と同じぐらいの「爆弾低気圧」が接近するらしい。

何も被害が無いと良いのだけれど~皆さんも気を付けて下さい。


石ノ森漫画館(石巻市)

2013-04-03 | 震災 災害 など


東日本大震災の津波によって大きな被害を受けた「石ノ森漫画館」がやっと

リニューアルオープンしました。これまた多くの来場者で賑わっていました。



周辺にあった建造物は、片付けられ漫画館のある中州は、がらんとした感じです。

そんな中州で漫画館だけが浮だって見えてきます



館内の有料展示エリアは、撮影禁止でした。

石ノ森作品は、みんな馴染みのものばかり・・・懐かしいひと時を過ごしました。



全国からも応援のメッセージがたくさん寄せられていました。

この漫画館は、復興のひとつのシンボル的な存在かもしれません。



疲れたので一休み~と思ったら「仮面ライダー」さんが先に休んでました。



自動販売機もここまでオリジナルデザインになると面白いです。

●石ノ森漫画館 宮城県石巻市中瀬2-7

●TEL:0225-23-2109




石巻 復興マルシェ

2013-03-30 | 震災 災害 など


天気も良かったのでドライブと言う事で・・・・久しぶりに石巻に参上。

最近話題となっている仮設商店街「復興マルシェ」へ立ち寄りました。



北上川の中州にある「石ノ森漫画館」が見える場所にあります。

無料の駐車場も完備してます。



地元の人が利用する商店街かと想像していたら・・・観光客向けのスポット

でした。これがなかなかの人気で賑わっています。



飲食店や海産物など地元のお土産品を売る店などが仮設の建物で営業しています。

周辺の商店街も以前よりかは、再開している所が多くなりましたが、まだまだそのままの

店も多く見られます。



ここでは、レンタサイクルの貸し出しも行っており、自転車で周辺の商店街を散策する事も

可能です。新たな観光スポットとして脚光を浴びる「復興マルシェ」~人を集める起爆剤と

しての役割は大きいかもしれません。



そんな仮設商店街で食事をと思いましたが・・・ちょうど昼時で大混雑です。

先に「漫画館」でも見て、時間を遅らせた方が得策と思い、チョット食いで購入したのは

「牛タン入りつくね」200円です。



街は、だいぶ綺麗になりましたが、元の生活にはなかなか戻れていないんだろうなと感じ

取れました。まだまだ、色々な形での支援が必要です。被災地を忘れてはいけません。


石ノ森漫画館 再オープン

2012-11-16 | 震災 災害 など


震災により大きな被害を受け、休館が続いていた石巻市にある「石ノ森漫画館」が

11月17日13時に再オープンする事になりました。

マンガで復興・・・その大きな起爆剤として期待されます。



漫画館は、川の中州にあるため津波により大きな被害を受けました。

ボランティアによる片付けやあらゆる支援や応援を受け、再オープンが待ち望まれていましたが

いよいよオープンです。全国から多くのお客さんが足を運んでくれると良いですね。



閉館されていた漫画館の入口に張られていたコンパネには、全国から訪れた人たちの

メッセージが記されていました。

まだまだ、震災の傷跡は、街の至る所に残ります。その現実を確認しながら石ノ森漫画館へ

足を運んで頂きたいと思います。

円仁祭

2012-04-14 | 震災 災害 など


今日、山寺立石寺で「円仁祭」が行われました。

慈覚大師「円仁」は、山寺立石寺を開いた第三代の天台座主です。



世界平和を祈り立石寺を中心に世界の寺院で同時に鐘を鳴らす行事です。

そして今回は、東日本大震災の慰霊と復興を願う意味も籠められました。

※来賓のあいさつ・・・徳山東北芸術工科大学理事長



来賓のあいさつ・・・市川山形市長。

徳山芸工大理事長と市川市長~このふたり昨年は、いろいろ問題になりましたが・・・

気のせいか~あまり言葉を交わしている様子はありませんでした。



毎年4月14日に開催されており、今年で5回目になります。

土曜日と重なり一般参列の方も多いように感じます。



立石寺清原住職によるお経が読まれる中、午前9時~世界各地で一斉に鐘が鳴らされました。

立石寺の鐘楼では来賓者が入れ替わり鐘を打ち、一般参列者はその向かいにある平和の鐘を打ちました。



鐘の音は、山寺の街に響き渡りました。

私は、被災地の復旧・復興が進む事を祈りました。


3.11 東日本大震災

2012-03-11 | 震災 災害 など


東日本大震災で被災された皆様へあらためまして謹んでお見舞いを申し上げま。

一日も早く復興が進みますようお祈りいたします。



あの日の事は、忘れることはできません。いや、忘れてはいけないのです。

被災地のほとんどが、今でもこのような光景が広がっています。

震災前は、家族みんなの笑い声が聞こえた住宅地・・・・なんの復興計画も決まっていません。



そして瓦礫の処理は、たった6%しか進んでいません。

全国各地での受け入れ拒否・・・・放射能に汚染されていると心配し反対運動を起こす地元住民。

でも、この瓦礫の山をどうするの?全国の人々にこの瓦礫の山を見て頂きたいと思う。



公民館の屋上に打ち上げられた観光バス。

このバスは、昨日のうちに撤去されたそうです。(地元の方の心情を考え撤去されました)

後1年たてば、状況が大きく変化している事に期待したいと思います。

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■東北パラダイス温泉館(県別索引)


被災地からのお礼の言葉

2011-09-15 | 震災 災害 など


全国からの募金、援助物資、ボランティア、自衛隊、警察、消防、各行政機関、工事関係者などなど

本当に多くの人が被災地のために行動しました。



行き届かない事の方が多く、不自由な生活を余儀なくされている被災地の皆さんですが・・・・

所々に感謝の気持ちを伝えてくれています。



まだまだ被災地では、支援を必要としています。

東北の復興は、日本の復興・・・・これからも風化させること無く被災地が復興を遂げる時まで支援をお願い

いたします。

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女川町

2011-09-14 | 震災 災害 など


女川町・・・・この町の被害は悲惨だった。

町の中心部は壊滅状態、人の住めるような建物は、何一つ残っていなかった。



海を望む閑静な住宅街、緩やかな丘陵地まで津波は登ってきた。

恐ろしく高い津波が街を飲み込んだ事が窺える。



道路は未だに水没。1メートル以上の地盤沈下で大潮の時は、至るところが水没するそうです。

半年経過した~この光景を見るだけでも大変な状況なのだが、これでも瓦礫の撤去は進みキレイになったの

だと言う。



大変失礼で無責任な発言かもしれないが、この街に復興はあるのだろうか・・・・と思えてくる。

行き交う車は、ダンプカーばかり~瓦礫の運搬である。

女川の「マリンパル女川」では、殻付きの牡蠣を買った事がある。美味しい牡蠣であった。

何とか漁業も町も観光も復活してほしい。



そして高く積まれた瓦礫の山・・・・

テレビ報道では、あまりクローズアップされないが、女川の被害状況には愕然とした。



女川町の人口は、約1万人。(2011年2月現在) 震災で亡くなられた方は565人、行方不明者は、411

人(9月14日現在)。町の人口~1割の方が犠牲になった。



女川を後にして雄勝へ向かった・・・・あまりにも有名になったあのバスだ・・・・公民館の屋上に今も乗ったまま。

これも凄いと思うが、南三陸観光バスの車両は、別の場所にも無残な格好で横たわっていた。

そして国道398号線を新北上大橋へ・・・・・この橋を渡ろうと思ったら津波に流されて通行止め。この橋のたもとには

大川小学校がある。本来ならば慰霊の気持ちで訪れたかったが、ちょうど半年であり地域の皆さんのお気持ちを察し

遠慮しました。連日捜索は、継続されているそうです。1日も早く全員の子供たちが親元に帰れる事を祈ります。

う回路の土手からは、水没した大川中学校が見えました。

被災地のほんの一場面を通りすがりに見ただけでありますが、時を見て再びまわりたいとの気持ちです。

そしてこの現状をひとりでも多くの方に知って頂きたい。風化させたくない思いでブログをアップさせて頂きました。

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■東北パラダイス温泉館(県別索引)


石ノ森萬画館

2011-09-13 | 震災 災害 など


旧北上川河口の中州にある奇妙な建物・・・これが石ノ森萬画館です。

石ノ森章太郎の創作理念の考え方を積極的に取り入れたマンガミュージアムなのです。



北上川河口である事からこの建物も津波の大きな被害を受けました。当分の間、休館との事です。

この石ノ森萬画館と石巻の中心商店街が合わさってのミュージアムとの位置付けで商店街の随所にも

石ノ森キャラクターのモニュメントがありますが・・・・一部は、津波で損傷を受けています。

中心商店街では、一部商店が再出発していますので散策してみるのも復興の手助けだと思います。

ただ、街中の多くの信号は、未だに壊れたままで警察官の方が手信号で誘導してくれています。その警察官の

背中を見ると~神奈川県警や千葉県警・・・などなど半年経った今でも警察官は、全国から応援に来ています。

感謝ですね。夜間は、誘導も無くなるので十分気をつけて通行して下さい。









全国から駆けつけた人々の応援メッセージが玄関に掲げられています。

マンガで町興し・・・・もう一度元気になってもらいたい。早期に・・・・



この中州は、アメリカのマンハッタンに似ている?ってことで「マンガッタン」と命名されています。

そして建てられた自由の女神像~津波で打撃はあったものの立派に残っています。

希望を与えてくれるような~そんな姿に見えてくるのは、私だけでしょうか?

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