恩納村立 山田小中学校 (これまでの記録)

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5月30日(金)山田校 校内研 ~堀田龍也教授来校 指導助言~

2014年06月06日 11時41分09秒 | ICT活用
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 5月30日(金)の校内研が実施されました。4校時に小学校6学年、中学校3学年で、計9つの教室で授業を公開されました。
 去年度同様、今年も、東北大学大学院情報科学研究科・教授,博士(工学)「堀田 龍也(ほりた たつや)」先生にご指導、ご助言を頂ける機会となりました。



 去年度は、3回にわたり、指導を頂き、山田校の授業改善の大きなご示唆を頂きました。授業改善のツールとしてのICT活用をはじめ、学習規律の大切さ、授業のポイントなどを多種多彩な視点から的確にご指導頂き、現在の山田校の土台となっております。

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 堀田先生は、今年度は、東北大学大学院の教授として、東京の玉川大学教職大学院から宮城県の仙台へ異動なされました。それでもなお、遠い沖縄へしかもさらに那覇からも遠い恩納村までお忙しい日程の中、足を運んで頂いております。
 感謝の気持ちでいっぱいです。
 堀田先生の指導助言での開口一番、「違う学校みたいですね。」と発言されました。
 これは、職員が全交代制で取り組んできたこと、ともに学習してきた児童生徒が日々の努力を継続してきたことが、この日の授業や姿勢にも表れていたのだと思います。それを拝見頂き、堀田先生からも児童生徒の学習に臨む態度に感心されたのだとも思います。
 これも、日々の生活を支えて頂いている保護者の皆さんのご協力があってのことだと思います。

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 全国でも多くの学校をご指導、参観されているプロの指導者の堀田先生からコメント頂くことは、ありがたいお話でした。それだけ、子どもたちが成長し、変容していることの外部評価にも繋がると思います。
堀田龍也先生のブログより】
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 指導助言では、山田校の次へのステップについてご助言頂きました。1つのステップを登り、さらに高めていくためのご助言でした。
 山田校では、本校のみの公開ではなく、今年度から村内の小中学校への案内をしています。
 山田校での実践を村内にも波及して、恩納村のより良き方向へ向かっていけたらと思っています。
 村内の小学校、中学校の先生をはじめ、他市町村の教育委員会の指導主事の方も参加頂き、子どもたちの学力向上に繋がるための授業改善のポイント、日々の授業をよくするためのポイントなどを多くご助言頂きました。

 お忙しい中、遠く宮城県仙台からお越しいただいた堀田先生、ありがとうございました。

 





小学校 基礎学力の定着に向けて① ~漢字指導~

2014年04月12日 19時53分21秒 | ICT活用
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 山田小学校では、漢字指導、計算指導において、小学校1年生から小学校6年生までの指導の仕方を明確にして指導の充実、基礎学力の定着を図る取り組みをしています。
 漢字ドリル、計算ドリルや算数ノート、国語ノート、社会ノートなども統一して、指導がしっかりとできるシステムづくりにも努めています。
 先生によって指導のやり方違うのでなく、共通の指導で確実に力を付ける仕組みを小学校全体で確認を取りながら進めています。
 指導を継続することで、学年が上がってもすぐに指導がスタートできます。
 学校教材会社(教材を作成するプロ)が作成した漢字ドリルや計算ドリルを授業と連動して活用することで、学習内容の基礎基本の定着を確実に図れるようになります。
 今後も地下良哉校長先生の指導のもと職員一同連携して指導の充実に向けて取り組みたいと思います。
 毎日の宿題に「漢字ドリル」「計算ドリル」の宿題が出されています。
 丁寧に、しっかりと書く指導を全校体制で取り組んでいます。
 ご家庭でも宿題の様子、ノートの様子など拝見なされ、お声掛け頂くと嬉しいです。
 今後とも宜しくお願い致します。

【3年生の様子】
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【4年生の様子】

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9月5日(木) 基礎基本の定着に向けて ~小学校~

2013年09月05日 09時29分01秒 | ICT活用
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 山田小学校では、基礎基本の定着に向けて、朝の「基礎基本の時間」20分間を効果的に継続して活用しています。

 朝は、主に、基礎的な内容に重点をおきます。

 漢字、計算を中心に指導をしていきます。
 
 「漢字指導」では、漢字ドリルをくり返し活用して指導を行います。朝の時間にドリルの音訓読みからはじまり、熟語、意味などを押さえて、筆順指導に入ります。
 筆順指導では、大事なポイントを押さえ、漢字デジドリルを活用して、筆順をスクリーンに映し出されたデジタル教材でクラスのみんなで筆順を唱えながら、空書き(ゆびで大きく書きます。)して、筆順を押さえてから、ドリル指導に入ります。
 ドリル指導後は、家庭学習と連動して指導を継続して、週2回のチェックテストなども行い、漢字の定着に努めます。

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 「計算指導」では、マス計算を中心に、フラッシュ型教材など、計算や覚えるべき事項を精選して、指導します。
 とくに計算指導での四則演算は大事な要素ですので、くり返し、指導を行います。
 夏休みの宿題でも出題した「計算プリント」をがんばった児童は、その変容がよくわかります。
 計算は、くり返して瞬間的に答えられるまで、習熟していきたいと思います。
 ご家庭での家庭学習の関わりも宜しくお願い致します。

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 また、山田小学校では、漢字指導や計算指導は従来型の指導に加えて、iPadを使用して、漢字、計算のデジタル教材も活用して、反復学習を行います。
 従来の指導にプラスアルファでiPadを用いた学習も行っております。
 
 大事なことは、従来の指導をしっかりと行い、そこにプラスアルファとしてのICT活用を山田小学校では実施しています。

 学習の定着には、家庭学習や日々の授業の地道なコツコツと継続していく力が大事です。
 そのためにも学校と家庭が連携して日々の授業を復習して次の日に備える学習習慣を今後ともよりよく継続していきたいと思います。
 なにとぞ、ご家庭でのご支援、ご協力宜しくお願い致します。

 




5月31日(金) 校内研 ~堀田龍也先生来校 指導助言~

2013年06月14日 22時20分36秒 | ICT活用
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 5月31日(金) 校内研の様子を紹介します。

 山田校は、恩納村指定教科領域等の指定研究校としての2年目を迎えます。今年の11月1日(金)に村内職員対象として公開授業も控えています。
 4月からICT環境のインフラも整備も整い、子供たちの基礎基本の確かな定着を図るための学習指導法について研究を深めていこうとしています。
 その手立ての一つとして日常的なICT活用を進めていきます。

 本校の授業改善の指導助言に、玉川大学教職大学院教授 堀田 龍也(ほりた たつや)先生をお招きすることになりました。
 
 堀田先生は、日々、学校現場の「わかる授業」のアドバイザーとして全国の学校を飛び回るすごい先生です。

 「だれでも授業で日常的に活用できるICT活用」の指導でも全国でご尽力され、普及に努めている先生で、私大城も大変尊敬し、憧れている先生です。
 
 また、堀田先生は、全国のICT活用や情報教育、教育の情報化における分野でもトップで活躍されている先生でもあり、そんなすごい先生をお招きできるだけでも大変嬉しいことですが、さらに授業改善での本校への助言もして頂けるのは、大変意義深いことでもあります。

 その堀田先生が、本校で11月1日の公開研までに3回ご指導を頂きます。そういった貴重な機会を活かして、本校の授業改善に繋げ、教師の授業力を高めることで、児童・生徒への「わかる授業」に繋げていきたいと考えています。

 では、5月31日(金)の校内研の様子に戻ります。

 堀田先生には、3校時、4校時と授業参観して頂き、本校の職員の様子や児童の様子を授業を通して参観して頂きました。
 また、昼食後の休憩時間は、先生方への授業での質問やご助言も頂く、ありがたい時間も頂きました。
 
 5校時は、5年生の研究授業と中学2年生の理科の研究授業を参観頂きました。

 なんと、その日で、ほぼ全職員の授業を参観していただきました。

 研究授業後は、職員による授業後検討会をして、いよいよ堀田先生の指導助言の時間になります。

 1時間という時間がこんなにもあっという間に来るのかと思うほどの中身の濃い時間でした。

 冒頭、沖縄の課題からデータをもとに解説して頂きました。

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 堀田先生のお言葉に
 
 「色々な課題のあるうちのどの課題を一番にフォーカスするのかと決めることが大切」

 あれも、これもはできないだからこそ、何に焦点を当てるのか。

 本校の課題を的確に把握して、どこに焦点を当てるかをずばっと的確に教えて頂きました。

 その後は、みんなが堀田先生のワールドに引き込まれていきました。

 堀田先生は、参観した授業の全部に対して授業解説・助言をして頂きました。

 すべての先生の授業の様子から、本校の良さや課題・改善すべき点を堀田先生が実際にその場面を撮った写真をもとにわかりやすく解説して頂きました。
 しかも具体例をもとにわかりやすく解説していくので、参観した先生方もうなづきながら、メモをとりながら堀田先生の解説にどんどん引き込まれていきました。
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 一人の授業を指導助言するのは、よく拝見しますが、14コマの授業を一気に的確に指導助言をできるのは、全国でも堀田先生を除いてみたことがありません。それほど、短い時間で、そのクラスの特性、先生の授業内容、児童の様子・実態を瞬時に見抜くからこそできるものですが、堀田先生のなせる神業だと思いました。

 さらに、今日はじめてくる学校に、はじめて会った先生方の授業を的確に指導助言できるのですから、なお驚きの連続です。

 「授業を見るプロ」の先生が本校を指導して頂けることに幸せを感じた時間でもありました。
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 全員の先生方の授業を解説していく中で、学習規律の大切さ、板書、ノート指導の大切さ、授業構成のあり方などをはじめICT活用のポイント、色々な例から具体的にピンポイントで話されていき、それを聞けることもすごく勉強になった瞬間でもありまし、
 先生の先生から学べる貴重な機会でもありました。

 本校の授業への助言の後は、全国の学校の事例を紹介頂き、そこでも大きな学びがありました。沖縄以外での学校の良き事例を目にすることはあまりありません。それを具体的に事例を持って紹介頂きました。

 堀田先生の指導助言後

 職員の表情を見てみると、とても充実感のある表情で溢れていました。

 それほど、1時間近くの話の中に、多くの学びがあったからこそだとも思いました。

 前日、東京から最終便でお越しになり、お疲れの中でも、そういった姿も少しも感じさせないほど、終始温かく穏やかに対応頂いた堀田先生、指導助言後も当日の夜の便で帰京されました。
 
 堀田先生は、もと小学校教諭もされていた方で、学校現場目線で考えて頂ける大学の先生です。

 また、何よりも堀田先生は、お人柄もとてもよく、人徳のある方です。

 私も数年ご指導を頂いていますが、お忙しい中でも色々と親身になってご指導頂いている先生です。
 
 毎日が、過密スケジュールの中、日程を調整頂き、東京から遠い沖縄にさらに恩納村まで来て頂いたことは、山田校にとってもとても意義深い日だったと思います。

 また、堀田先生は山田校のことをこうも言って頂きました。

 「山田校の子供たちは、非常にいい子たちだと思いました。1年生から中3までみんな非常にいい子たちですね。」

 「大型のスクリーンにプロジェクターが全教室に入っているわけで、そういう意味では、非常に学習環境としては恵まれています。」
 
 授業を参観して、とても素直でいい子が多いですねとの感想でした。また、学習環境としても非常に恵まれているとも話されていました。
 あとは、教師もがんばり、児童・生徒を鍛えて、山田校のよりよき方向に向かっていけたらと強く思う時間でした。

 それほど、堀田先生からのご助言で職員の意欲も高まり、授業改善へのヒントが多く示唆されたからだと思います。

 このようなすばらしい先生をお招きして、山田校がもっともっと授業改善していけるように地下校長先生を筆頭に一致団結して頑張っていきたいと思います。

 堀田先生ありがとうございました。

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ICT活用 ~小学校・中学校の日常的な活用~

2013年05月14日 13時03分53秒 | ICT活用
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 山田校(小学校・中学校)では、4月から、実物投影機&で82インチ電子黒板の活用やデジタル教科書、フラッシュ型教材などを活用した授業が展開されています。

 どの先生でも活用できるように、機器・教材の選定も現場目線で考えてきました。

 小学校:研究主任・学推担当の大城で校内を回ってみましたが、どの教室でも普通に活用していました。

 授業内容をわかりやすく伝えるため、理解させるための手立ての一つとしての活用が進んでいます。

 学校現場では、機器・教材が導入されますが、なかなか定着までいかないケースもよく見られます。
 
 山田校では、それがないように研究主任や情報教育主任を中心に情報交換、先生方に個別に声かけして、サポート体制を図っています。

 先生方が授業で気軽に活用できることで、授業の質も向上していきます。

 そのことでの児童・生徒の授業に対する関心意欲や理解の向上につながっていきます。

 日々の小中の先生方の授業改善は行われています。

 少しでも子供たちの学力向上に寄与するように小中連携してがんばっていきたいと思います。

【漢字指導の様子】
(2年)
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(5年)
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(6年)
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【中学校:社会の様子】
(中1)


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【中学校:英語の様子】
(中2)

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【中学校:理科】
(中3)

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校内研 4月4日(木)  第1回 概要説明 

2013年04月13日 17時01分39秒 | ICT活用
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 新年度スタートした4月の1週目の4月4日(木)第1回校内研を実施しました。

 今年度も、小中連携として、合同での実施です。

 小学校と中学校の指導法の改善や繋がりも見据えての実施です。

 今年度は、村指定の研究校としての実践を深めるべく、新学期の始める前に実施しました。

 まずは、本校の特色である「ICT活用」のそのポイントと意図を研究主任の大城 智紀より説明しました。

 機器ありきではなく、その機器や教材をどのように活用するか、また何のために活用していくかの概要説明を事例をもとに解説していきました。

 その後、実際に82インチの電子黒板と実物投影機を連動させた活用の実際を教科書をもとや具体物を使用して紹介していきました。

 今回の整備では、「どの先生でも使える、機器、教材を」目標に、去年度の7月から構想を練ってきました。

 これも、職員の授業力向上をはじめ、山田校の児童の学力向上、わかる授業、楽しい授業につながる1つの手立てとしてです。

 恩納村教育委員会の村の児童・生徒への教育にかける充実やその姿勢に大いなる感謝を忘れずに、この整備を機にさらに、「わかりやすい授業」の改善に向けて頑張りたいと思います。
 
【複合図形も大きく拡大して、補助線や情報を書込み、解き方のポイントを共有できます】
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【国語の教科書見開き2ページも大きく拡大できます。】

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【植物の観察にも大きく拡大することが簡単にでき、理解を深めることができます】


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校内研 県外学校視察 ~愛知県 春日井市立出川小学校~

2012年10月24日 09時16分32秒 | ICT活用
  昨日から、中学校  研究主任  伊藤洋平先生と小学校  研究主任  大城智紀 で愛知県の学校の授業を参観して山田校の授業改善に役立てるため、来ています。
  出川小学校では、全校体制で学習規律、ICT活用にも力を入れて学習指導の工夫をしています。
  
  
  小学校、中学校それぞれの視点で多くの学びをしていきたいと思います。

【愛知県春日井市立出川小学校】
学校ホームページ




中学校 社会 ~日常的なICT活用~ 実物投影機の活用

2012年09月13日 09時35分33秒 | ICT活用
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 先日の授業参観での中2の社会の授業の様子からです。

 社会の船越先生は、今年から教壇に立つ若い先生ですが、教材研究をしっかりとして授業に臨む姿が、職員室でよく見かけます。

 生徒に配布するワークシートや提示資料、写真なども、授業に合わせて作成しています。

 私(5年担任:大城 智紀)が参観した授業は、「地理」の内容でしたが、内容に合わせて、提示資料を精選して見せたり、実物投影機を活用して、教科書の資料、地図帳の拡大提示をして、指示を加えていました。

 授業では、ポイントなる中心資料を大きく拡大して、どこをどう見るか、どう考えるかを指示していました。

 沖縄の中学校で、普通教室でのICT活用は、どの学校もあまり浸透していないのが現状です。

 山田中学校では、ICTを日常的に活用していこうと、小学校と連携して取り組みをしています。

 活用の方向性や意図についても、理科の伊藤 洋平先生(中学校:研究主任、学推担当)が小学校の大城(小学校:研究主任)と常に話し合いを持ち方向性を確認し、小学校の実践を参考に、また中学校での活用のあり方も検討しながら、着実に進めています。

 理科の伊藤先生を筆頭に数学の池原先生、船越先生など多くの先生が熱心に取り組むように授業の中に少しずつ取り組んできています。

 こういった活用を少しでも前進させていこうとする中学校の先生の意欲にいつも感心させられます。

 小学校での取り組みが中学校でも波及して、一貫性のある指導にも繋がっていくと思います。

 地道に活用していくことで、日常的な授業改善の1つとして形としてできてくると思います。

 山田校では、小学校、中学校でも日々の授業改善に取り組んでいます。

 それは、子どもたちへの「わかる授業」にしていくためのプロセスの1つです。

 日々、こうやってホームページを通じて、授業実践をご紹介していきますので、お暇な時に、ご覧ください。

 山田校全職員体制で取り組んでいる様子が、垣間見えると思います。



 

 

 



校内研 夏季研修 ~2学期に向けての共通実践の確認~

2012年08月15日 10時00分09秒 | ICT活用
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 今回の校内研は、2学期以降に向けての共通実践の細かな確認をしていきました。

 ①小学校、中学校の研究授業について

 ②学習規律・スキルの統一指導項目の整理について

 ③基礎基本を定着させるための学習指導法について

 ④ICT活用の環境整備について

 ⑤学力向上を意識した授業作りについて

 を中心に考えていきました。

 また、最後には、ICT活用の大事なポイントと学力向上とICTの関係をデータをもとに考えていきました。

 山田小学校・中学校として、校内研は、常に一緒に考え、実践していきます。

 山田校では、小中一貫指導できる強みがあります。

 つまり、指導の系統性や一貫性を持つことで、指導の連続性が出てきます。

 学習規律・スキルでも、各学年、学校全体で統一して指導すべき項目を確実に指導して、子ども達にその学年にあった学習スキルや規律を身につけさせていくということです。

 特に、学習規律・スキルを全職員体制で取り組むことの大切さを、四月から校内研で話してきました。

 その実践を山田校の実態に合わせたものとして、具現化していきたいと思います。

 また、日常的なICT活用に向けても、実物投影機やフラッシュ型教材を普段の授業に組み込み、「わかる授業」につなげるポイントも夏休みで確認していきました。

 ICTもただ何となく使うのではなく、意図的に、教材研究のもとに、どう活用するかを吟味して活用していくことの確認もしてきました。
 
 そういった小さな積み重ねも山田校で全職員体制で取り組み、日常的な授業改善に繋げていきたいと思います。

 そのためにも、校内での組織体制やプロジェクトチームごとにわかれ、それぞれ情報共有を図りながら作り上げていきます。

 そういった意味でも、校内研で、校長先生、教頭先生を筆頭に、小中学校の職員が同じ場で考えを共有できる山田校は、素晴らしいと思います。

 この体制を維持して、しっかりと授業改善に努めていきたいと思います。

 


校内研 夏季研修 ~フラッシュ型教材活用セミナーを振返って

2012年08月02日 16時11分22秒 | ICT活用
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 7月28日(土) 浦添市産業振興センターで「フラッシュ型教材活用セミナー in 沖縄」が実施されました。
 
 会場には、130名を越える人が集い、研修に参加しました。

 山田校では、校内研の1つとして、土曜日の休日ですが、研修の一環として、全校体制で学びを深めてきました。

 山田校では、「日常的なICT活用」を校内研のサブテーマとして掲げて、全職員で活用していこうと取り組んでいます。

 全校体制で全教室で、ICTを活用した授業を展開しているのは、沖縄県内でも、あまりありません。

 そこで、山田校では、小学校、中学校も学力向上に「ICT」を活用していこうと取り組んでいます。

 その「ICT活用」の1つである「フラッシュ型教材」の活用のイメージを図るために、佐久川校長先生、宮部教頭先生をはじめ、小学校、中学校の全職員が参加しました。

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 全職員で参加することは、学校全体での活用の共有化が図れます。

 特に、校長先生、教頭先生が参加することで、その学校全体の指導法の共通理解も図れます。

 この姿勢は、山田校の素晴らしい姿勢だと思います。

 何よりも、校長先生、教頭先生の二人が参加するということです。

 
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 今回のフラッシュ型教材は、シンプルですが、繰り返すことで基礎学力の定着や基礎基本の定着にも繋がる教材です。

 子ども達も、シンプルで、テンポよくできる「フラッシュ型教材」が大好きです。
 
 山田校では、校内で活用できるようにと、フラッシュ型教材を導入しました。
 
 この活用方法をセミナーを通じて、学ぶということです。

 セミナーの講師には、


 ・堀田 龍也先生(玉川大学教職大学院 教授) 

 ・高橋 純先生(富山大学 准教授)

 ・金 隆子先生(山形県中学校教諭)
        
 ・笠原 晶子先生(群馬県小学校教諭)

 ・表  克昌先生(富山県小学校教諭)   
     
  ・大城 智紀先生(沖縄県恩納村立山田小学校)

 ・片山 淳一先生(岡山県総合教育センター 指導主事)

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 と全国で活躍されている大学の先生や現役の小学校、中学校の先生方やセンターの指導主事が沖縄に来て、模擬授業や作成演習をしてくれます。

 とても、わかりやすく、活用イメージがあっという間にできるセミナーです。


 また、大学の先生方による、指導の解説や総括講演と指導法のイメージ化から、なぜICT活用するのか、また沖縄の学力向上に関する分析や講評もしていただきました。

 このように、指導法の意図やその方法についても、夏休みの研修に全校体制で学び、理解を深めることで、子ども達への指導がきめ細やかになります。

 それと同時に、教師の指導力向上にも繋がります。

 山田校のこれから目指していくICT活用は、意図的に、シンプルだけど、日常的に活用して「わかりやすい授業」に繋がる活用法です。

 それも、校内研で、小学校、中学校の全職員が参加して、その指導法や活用方法について考え、授業で実践していきます。

 また、ICT活用以外の授業改善にも全校体制で取り組んでいます。

 学力学習状況調査でもトップクラスの秋田県では、全校体制で取り組み、指導するのが当たり前と聞いたことがあります。

 その体制も、山田校でも継続して取り組んでいきたいと思います。

 学習規律や指導法など、校内でしっかりと取り組み、それが学年が変わっても先生方変わっても指導法がブレないということです。

 山田校では、学習規律、ICT活用など、色々な工夫を積み重ねて、しっかりと校内に定着できるように校内研で取り組んでいきたいと思います。

 夏休みでも、様々な研修を通して、スキルアップを目指し、2学期の授業に活かしていきたいと思います。

【セミナーでの様子】
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校内研 実物投影機活用演習② 

2012年07月31日 14時46分10秒 | ICT活用
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 今日は、校内研3回目 「実物投影機活用演習②」を行いました。

 昨日、教科書をどう活用して、どのタイミングでICTを使うのがいいのか。また、「どこを映して、どう発問、指示、説明するのか?」1時間の授業を想定して、考えていきました。

 昨日は、授業構成を意識して、ICTをどう活用するかを考えていきましたが、

 今日は、

 ①「教育の情報化の手引(文科省)」発行の「教科指導におけるICT活用」を読み合わせ、どうしてICTを活用するのか?を考える。

 ②「Hot Edu+ vol2」から、「堀田先生のコラム」の読み合わせ、「高橋先生の理論とポイント」から、実物投影機による「情報提示」にプラス「発話」と「焦点化」について確認する。

 ③実際に提示したい資料や具体物を持ちより、3つの教室に分かれて、実践演習。

 ④まとめ 実践例をもとに、「ICTと板書」「指示の明確化→授業の効率化」、ICT活用、学習規律・スキルを全校体制で取り組む、情報の共有化についての確認。

 の4つの内容を行いました。

 昨日と同様、小中合同での校内研です。

 研究主任 大城 から 全校体制で取り組むことや学習規律・スキルの統一等についても確認していきました。

 学校は、組織として動いていきます。だからこそ、学習規律やスキルの徹底は不可欠です。

 しっかりと授業を聞く、書く、話す、考える、活動するなど、授業の様々な場面での規律やスキルは、学力向上には、不可欠なことです。

 それを徹底することが大事です。

 ICT活用以外のそういった部分も山田校では、しっかりと取り組んでいきます。

 だから、時には、厳しく指導も行います。それは、子ども達にしっかりと「力をつけさせる」ためです。

 それと同時に、教師側の「わかりやすい授業」を作るために、「ICT」も有効に活用して、わかりやすい説明、わかりやすい授業にするために努力をしていきます。

 そのために、夏休みでも、山田校は、こういった研修を行い、教師の技術力向上に努めています。

 何よりも山田校の素晴らしい点は、校長先生や教頭先生をはじめ、小中学校全員で行うということです。

 小中併置校としても、小学校、中学校の連携の部分でもとても、素晴らしいことです。

 一貫性と共通性をもって指導にあたることができます。

 そういった山田校の職員の良さも、佐久川校長先生を先頭に進んでいます。

 明日からは、1週間、恩納村全体の授業研修会が実施されます。

 日々、研修、研修ですが、先生方も授業向上に向けて、さらに高めていきたいと思います。


【実物投影機を活用した様子】

<中学校理科:メスシリンダーの読み取り>
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<中学校数学:円周角の測り方>

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<小学校理科:電流計の使い方、読み方>

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<小学校家庭科:裁縫の説明>

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<中学校英語:教科書の例文を説明>

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