武弘・Takehiroの部屋

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最も感動する映像・・・1964年10月10日・東京オリンピックの開会式

2024年07月14日 04時36分58秒 | スポーツ
<以下の文を復刻します。> いろいろの映像があるうちで私が最も感動するのは、1964年10月10日の先の東京オリンピック開会式の映像である。当時、私は“社会人”になりたての若造だったが、この開会式の模様は今でも忘れられない。その当時の状況を描いた拙小説『啓太がゆく』の一部を引用させていただくとともに、選手たちの入場行進の映像をぜひご覧いただきたい。(2021年3月1日) . . . 本文を読む
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地取り(聞き込み)

2024年07月14日 04時35分55秒 | フジテレビ関係
<以下の文を復刻します。> 「地取り」は死語になったのだろうか。辞書をひくと幾つか意味があるようだが、私が若いころ、教わった意味はまったく別のものだった。それは事件や事故が起き、聞き込み捜査や聞き込み調査をすることを地取り(じどり)と言ったが、最近はあまり使われないようだ。この「地取り」は専門用語・業界用語のたぐいだが、私にはいまだに忘れられない言葉である。ここで、いつもブログでは“ . . . 本文を読む
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『思想家』とは何か?

2024年07月14日 04時34分26秒 | 思想・哲学・宗教
<2002年3月23日に書いた以下の文を復刻します。> 1) 思想家とは、単純に言って、“自分の思い”を持っている人である。 ということは、ほとんどの人が思想家ということになる。しかし、ほとんどの人が、自分自身を思想家とは思っていない。  それならば、何をもって「思想家」と言うのだろうか。 この定義は難しい。 物事を徹底的に突き詰めて考える人、まったく独自の考えを持って . . . 本文を読む
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アリ(蟻)の話・・・大杉栄の論文

2024年07月14日 04時32分02秒 | 偉大な作家、人物
<以下の文を復刻します。> 大杉栄 昔、『黒い絨毯』というアメリカ映画(1954年)を見たことがある。チャールトン・ヘストンとエレノア・パーカーが主演だったが、アリ(蟻)の大群に人間などが襲われるという迫力のある映画だったので、今でも内容はだいたい覚えている。 調べてみたら、南米アマゾン川の上流地域で「マラブンタ」というアリが大量に移動するストーリーで(1901年)、マラブンタは . . . 本文を読む
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<まとめ> かぐや姫物語

2024年07月14日 04時29分13秒 | 「かぐや姫物語」、「新・安珍と清姫」
過去の作品をまとめる必要が出てきたので、この場を借ります。ご了承ください。 http://blog.goo.ne.jp/yajimatakehiro/e/d266a10b35d3e5a9935ec572504fe899http://blog.goo.ne.jp/yajimatakehiro/e/7213aec67818d3273b7a2450f5109039http://blog.goo.ne. . . . 本文を読む
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かぐや姫物語(6・最終回)

2024年07月14日 04時28分09秒 | 「かぐや姫物語」、「新・安珍と清姫」
 早朝に目が覚めると、藤吉はかぐや姫の膝の上に伏していました。先日も同様のことがあったのですが、さすがに藤吉はがばっと跳ね起きると、姫に向かって告げたのです。「姫様、今日は八月十五日です。こうしてはいられません! 全てのことが今日中に決まりますので、私はすぐに竹取の翁様のもとへ参ります」藤吉が息せき切ってこう述べると、かぐや姫が落ち着いた声で答えました。「藤吉殿、そうです。今日中に全ての . . . 本文を読む
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かぐや姫物語(5)

2024年07月14日 04時22分09秒 | 「かぐや姫物語」、「新・安珍と清姫」
 「な、なにをするのですか? はしたないことは止めてください!」 驚いた藤吉が叫びました。「“はしたない”って何のこと? 藤吉殿、私はあなたを愛しているのです。それがなぜ悪いのですか?」かぐや姫は今度は白い両手を回し、藤吉の首筋にからませました。姫の熱い吐息が顔にかかり、藤吉は緊張のあまり息も絶え絶えになりました。芳(かぐわ)しい香りが辺りに満ちてきます。 すると . . . 本文を読む
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かぐや姫物語(4)

2024年07月14日 04時18分55秒 | 「かぐや姫物語」、「新・安珍と清姫」
かぐや姫はこのように言うと、さらに激しくむせび泣きました。藤吉(とうきち)は心配でなりません。思わず姫の両手を取ると諌めるように言いました。「姫様、あの頃のことはもうおっしゃいますな。過ぎた昔の話ではないですか。それよりも、姫様が月に帰るとはただ事ではありません。翁様にも嫗(おうな)様にもおっしゃっているそうですが、聞き捨てならぬこと。一体、どうされたのですか?」「藤吉殿、あと1ヶ月もすれば私は月 . . . 本文を読む
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かぐや姫物語(3)

2024年07月14日 04時17分40秒 | 「かぐや姫物語」、「新・安珍と清姫」
かぐや姫が宮仕えを拒否したことで、帝(みかど)の姫への好奇心はますます高まりました。こうなったら、意地でも姫に会わねばなりません。帝の権威、面子から言ってもこのまま引き下がるわけにはいかないのです。帝はいろいろ考えました。そして、出た結論としては、狩の行幸をする振りをしてかぐや姫の館に立ち寄れないかというものでした。これならばごく自然に、大げさでなく姫に会えるかもしれません。さっそく、竹取の翁を呼 . . . 本文を読む
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かぐや姫物語(2)

2024年07月14日 04時16分28秒 | 「かぐや姫物語」、「新・安珍と清姫」
石作皇子(いしづくりのみこ)は仏の御石の鉢を求めて天竺・インドへ行くのは、あまりに馬鹿げていると考えました。天竺へ行っても、宝物が手に入るとは限りません。それに、莫大な費用がかかることも確かです。しかし、かぐや姫となんとか結婚したいので、当分の間 姿をくらまし、天竺へ行った振りをすることにしました。そして3年ほど経ったら、仏の御石の鉢に似せたそれらしい鉢を持ってこようと考えたのです。次に車持皇子( . . . 本文を読む
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かぐや姫物語(1)

2024年07月14日 04時15分20秒 | 「かぐや姫物語」、「新・安珍と清姫」
<空想、夢想、幻想、妄想の物語。 2013年4月30日スタート> むかしむかし、かぐや姫という美しいお姫様がいました。かぐや姫は竹取の翁(おきな)というお爺さんに見つけられ、その妻の嫗(おうな)の手元で健やかに育てられました。かぐや姫が見つかったいきさつは、以下のとおりです。竹取の翁は野山に入り竹を取っていましたが、ある日のこと、根元が光る竹を一本見つけました。不思議に思って近寄って見ると、竹の . . . 本文を読む
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