元・自転車屋のバイシクルライフ

自転車稼業から解放されて、自転車を味わうことにする

TREK EMONDA ALR5

2015-07-04 | 自転車紹介

TREK EMONDA ALR5

フレーム:Alpha300シリーズ・アルミニューム

フォーク:EMONDAフル・カーボン

メインコンポ:SHIMANO105 11ーSpeed

重量:8.3kg(実測:ペダル無)サイズ52cm

定価:199000円

「予算的に、カーボン・バイクには手が届かないが、

手頃な価格で、それ以上に、軽いマシンが欲しい」

という、層を狙ったバイクですネ・・モロ

何時もの様に、バラす意味のあるところは部品を外します。

ホィールのチューニング、初期馴染み出しの後

縦、横、センターを出してゆきます。

コストダウンの絡みもあり、「良いホィール」とはいい難いですが

今後の、グレードUPのお楽しみポイントとして頂きましょう。

リム部のチューニングは出来る限りの努力を致します。

ブレーキ・アウターケーブルのSHIMANO化と同時に

長さの見直しです。

このロット、総ての箇所、20~30mmレスでした。

ライン用工程の設定ミスだと思います。(多分)

重要箇所はトルクレンチを使います。

その他、ネジというネジは、工具を挿入してチェツク。

以下、ALRの特長等

ALPHA300シリーズアルミニュームは

とにかく、ペラペラの薄さ、

太いダウンチューブを〝グニュ”と握ると

たわみが体感出来ます。

KLEIN(晩年はTREK傘下)を彷彿とする

削り込まれた溶接ビード。

少し離れて観ると、カーボンと見間違えそうです。

バック・エンドに至っては、ビードの痕跡が見当たりません。

EMONDA SLと同じ(フルカーボン)フォークを採用

コラムの締め付けは、要注意箇所となりました。

TREKの場合、カーボンコラムは

TREK純正ステム以外の装着を推奨していません。

TREK純正カーボン・フレンドリー(後部が斜めスリット)

ステムを推奨し、他社のステム使用時のコラムの破損の

保証は御座いません。

EMONDA SLクラスのバイクに同梱されてくる

トルクリミッター付ツールは同梱されませんので

「ネジ切マニア」には、手強い部分かと。

「SAMSUNG」のマークが。

何かのテクノロジー名と思いきや、

あの「サムスン」でした。(知らんかった)

そう言えば、TEAMカラーでした。

 

新作のフレームに 導入の「DUOTRAPーS」センサー用

マウントを装備(センサーは別売)。

デジタル信号「BlueTooth&ANT+」を発信

特に、ケイデンスセンサーがフレーム内に内臓されるのが

嬉しいテクノロジーです。

コンペ志向のガーミン(ANT+)から、

スマホのアプリ(BlueTooth)まで対応。

 YADA CYCLE