昨日、目の前の中学校のHPを見たら『平成31年度 部活動に係る活動指針』がUPされていました。
内容を読むにつれ驚くばかりの内容でした。
まず、『指導にあたっては校長の指導の下、全教員が協力し安全で効率的な部活になるようにする。』
これだけ部活顧問は負担だとテレビニュースで先生たちが訴えていても、アンケートでも半数以上の先生たちが答えている中です。
ツィッターでも部活顧問強制は違法、部活顧問を拒否したと言う教員の方たちのツィを見ています。
先生たちが部活顧問を拒否してくれれば学校部活は衰退していくと心の片隅で喜んでいました。
次に、『全員参加を原則とし活動には顧問教諭が指導する』
これもツィッターで部活加入自由の都道府県市町村がたくさんあることを知っています。
逆に「埼玉県って部活強制なの?」と聞かれるくらいです。
以前、テニス部Y顧問から「野球やサッカー、バスケ、バレーはガッツリ系。テニスは楽ができるという子が入ってきます。」と言っていたので部活加入が自由になればテニス部員はかなり減ると期待していました。もうガッカリです。
その他に『暑さ指数が31を超えた場合は、状況や生徒の様子を確認したうえで中止等の対応を行う』
このように記載されると31を超えなければ部活をやってもいい。生徒が元気だったらやってもいいと解釈されてしまいます。去年の夏休みは「災害級の暑さ」と言われていた中で日陰もないテニスコートで長時間、土日も休まずやっていました。女子部のY顧問に「熱中症で倒れて寝たきりになった少女の話し知らないの?」と話したら「知りません。熱中症が怖いので2時間テニスのあとにプールに入れました」と耳を疑うようなコメント。炎天下の中、2時間テニスのあとにプールだなんて熱中症が怖かったら帰宅させるべきでしょう。
他にも『週3回まで朝練習を行ってもよい』
これもツィッターで「まだ朝練やってる学校があるの?」と言われていました。
市教委にも「朝練で朝7時半から午後練で午後6時半まで部活させて徒歩で40~50分かけて学校に来る子もいます。普通の会社員の家庭なら父親よりも早く家を出て父親よりも遅く帰宅する子もいるでしょうに小学校を卒業して中学生になったとたんにこんな生活おかしいでしょ」と話していました。
さすがに朝練はなくなる思っていましたが・・・昭和から抜け出せないんでしょうね。
活動時間も文科省のガイドラインに沿って載せてありましたが守るはずがありません。
昨日も部活が始まる前に外出しようと外に出たらすでにテニス部は始まっていました。
時計を見たら2時47分でした。
朝練も含めて平日2時間なら(もちろん朝練もやっていました)と思い5時50分に帰宅しましたが、まだやっていて片づける様子などありません。
文科省もガイドラインを出したのなら遵守しているか確認をするべきです。
そして守っていなければ部活停止、大会出場停止等の罰則をつけるべきです。
そのうちにガイドラインなど忘れてまた元に戻ってしまいます。