安蘇のやぼやま日記

両毛線沿線の山々を、ノンビリと歩いています。

妻がガンにより死去

2022年08月12日 | 日記

 妻が抗ガン剤の治療も空しく、8月3日亡くなりました(享年70歳)。

3月に医師から余命6ケ月と言われていましたが、自分の気持ちの整理が

出来ません。6月上旬までに計6回ほど抗ガン剤の治療を行いましたが

医師の話では、ほとんど効果がなく、むしろ他に転移しているという

話でした。

 妻が最も嘆き悲しんだのは、この時だったと思います。

他に治療法がないといわれたので、相当苦しかったと思います。

飲み薬の抗ガン剤があるようですが、妻は拒否しました。

でも、この選択は正しかったと思います。もう抗ガン剤に

耐える体力が無かったのです。

この後病院で療養するか、在宅療養するか選ばなければ

いけなかったのですが、妻は在宅療養を選択しました。

 この後、妻の容態は急激に変化していきました。

私のサポートで湯船に入ることが出来たのも、3日で出来なくなり

シャワーだけで洗うことも3日で出来なくなりました。

最も、亡くなる前日まで、ベッドから茶の間まで歩いていました。

そして、亡くなる日も長女と電話で話していました。

 そして、死を迎える訳ですが、この時の様子はいつまでも

忘れることは出来ないと思います。

 井上陽水の歌にあったので覚えているのですが、血ヘドを

吐くという歌詞があったのです。文字通り、妻の最後は

それでした。

 今は、感謝の気持ちしかありません。

毎日、遺骨に向かって感謝の気持ちを伝えています。


野鳥の鳴き声がうるさいくらい!

2022年06月08日 | 日記

 我が家は、山のすぐそばにあるので、当然

といえば当然ですが、最近は野鳥の鳴き声がうるさいくらいです。

私にはチョットコイ・チョットコイと聞こえるのですが

調べてみると、コジュケイという鳥のようです。

 

 中国原産で、外来種のようですが、全長27cmもあるというのに

姿は全く見えません。しかし、最近幼鳥は見たことがあります。

元々、日本にいなかったのに1920年頃、多数放たれたそうですけど。

狩猟の獲物としてのようですが、良かったのか悪かったのか!

 

 そのほか、ヒヨドリもかなりうるさいです。

私には、ヒーヨとかピーヨと聞こえるのですが!

 

 野鳥には詳しくないのですが、ホトトギス程度は分かります。

ホトトギスの鳴き声も、かなり大きいのですが、

この鳴き声は許容範囲です。

 

 しばらく前に、アカショウビンの鳴き声も確認できたのですが

次の年に聞くことはありませんでした。


映画「理由なき反抗」を見る

2022年05月23日 | 映画

 川喜多記念映画文化財団主催の「午前十時の映画祭」で「理由なき反抗」を

スクリーンで見てきました。かつて、テレビの映画劇場で見たことは有りましたが

まさか、スクリーンで見ることが出来るとは思ってもいませんでした。

 それにしても、1956年公開の映画ですが、当時のアメリカの高校生の

ぶっ飛んでいることビックリです。私は1957年に、小学校入学ですが

同級生の中にはツギアテのズボンをはいている子もいました。

ですから、映画を見た日本人がどんなにビックリしたことか!

テレビでカットされた映画を見た時は、そんなことは、

あまり思いませんでした。

 

 しかし、映画にたいする好印象度は、なお増した感じです。

ノーカットの映画を見ると、シリアス度は増した感じがします。

 

 原作が監督のニコラス・レイであることは、今回初めて知りました。

平日、午前9時からの上映なのに、観客数は自分の

予想を上回りました。

 

 ところで、午前10時の映画祭で上映してほしい映画があります。

それは、ヴァレリオ・ズルリーニ監督の「激しい季節」です。

テレビで見る機会もありませんでした。主演のエレオノラ・ロッシ=ドラーゴ

を見てみたいです。

 この映画、思い入れの強い人が多いようで

出演者の一人、ラフ・マッティオーリが3本の映画に出て

21歳で死んだことも忘れられない人が多いようです。


赤城・黒檜山より雪量豊富な雪山を一望

2022年05月18日 | 

 妻がガンの宣告を受けてから、遠くの山にも行けず

病気のこともあって、心穏やかならざる日々を送っていましたが

久しぶりに、いつもの山友と、5月10日黒檜山に登って来ました。

 赤城の北面には、わずかに雪が残っていました。

それもあってか、山頂北面のビューポイントより望む雪山の

雪の量は随分多く感じました。

 それにしても、半年ぶりの山登りは、かなり

キツイものがありました。高齢者になり、毎年

年を重ねているせいもあるかも知れませんが!

 以下は、その時の写真です。

 上の写真を、左から並べると眼前に広がった

光景になるわけです。

 私は、スマホで写真を撮るのがヘタなので

うまく撮れなかったのですが、実際は

一番上の写真の左側には、苗場山なども

ありました。


我が家に人生最大のショッキングな出来事が!

2022年04月09日 | 

 私の妻が医師より、ガンを宣告されてしまいました。しかも、治療しなければ

余命半年というのです。妻は現在69歳で、結婚生活も43年を過ぎようと

していますが、普通に生活できています。なのに半年です。

 病名は、胆管ガンです。そして病状はステージ4というのです。

来週から、抗がん剤の治療が始まるのですが、妻には頑張ってもらうしか

ありません。ひとつ気がかりなことがあって、妻のいとこが、同じ

病気で73歳で亡くなっていることです。

 これから先は、毎日穏やかな気持ちでいることは

出来ないかも知れません。

 写真を撮っている場合じゃないかも知れませんが、

我が家のイチリンソウの開花状況を撮って見ました。

  イチリンソウ(一輪草)  きんぽうげ科

  花言葉:追憶、久遠の美