安蘇のやぼやま日記

両毛線沿線の山々を、ノンビリと歩いています。

尾瀬岩鞍ゆり園

2007年08月23日 | 
 孫二人と娘が帰ったために、晩夏の避暑地みたいに、急にひっそりと静まり返った我が家ですが、まだゆりが見頃のようなので行ってきました。

 我が家から大間々を経て、沼田に抜ける道は実に便利になりました。お陰で、ゆり園まで2時間ちょっとで行くことができました(立派なトンネルが開通したため)。途中、吹割ノ滝のすぐそばにある栗原川林道入り口に、皇海山入り口という大きな看板ができたのには、びっくりしました。百名山ブームの影響がこんなところにも!

 国道120号から、尾瀬方面への分岐にも立派な橋が架かっていましたが、ずいぶん変わりました。もっとも私が尾瀬方面の山にしばらく登っていないということでもあるわけですが。

 

 ゲレンデの下の方はやや終わりかけていましたが、約1kmにわたって咲いているそうなのでまだまだ楽しめました。私たちはゲレンデの上まで歩いて見ましたが、暑かったのでリフトを利用しなかったことを後悔しました。



 小さな白樺林がありますが、ここのゆりは特にきれいです。やはり、ゆりは半日陰のようなところを好むのでしょうか。

 

 帰り際、ゲレンデを歩いていると、見ず知らずのオジさんが独り言をブツブツいいながら、こちらに話しかけてきました。始め、アブナイおじさんかと思いましたが、そうではありませんでした。なんでもゲレンデ下のホテルに宿泊したようで、まもなく団体バスで埼玉に帰るんだそうです。このおじさんしきりに、福島のひめさゆりをススメテいました。又ササユリのほうがきれいだとも。この意見には、私も賛同します。



 ゲレンデから片品の集落をはさんで、反対側の山の稜線を見ていたら立派な山が見えたのですが、山名が分からなかったので帰宅後調べて見ると、日光白根山であることが分かりました。さらに皇海山に続く稜線が見えていたわけです。かなり、近くに見えましたが、この近さはオドロキの近さでした。