安蘇のやぼやま日記

両毛線沿線の山々を、ノンビリと歩いています。

井上陽水の歌に妻を想う

2024年02月23日 | 音楽

 20代前半のころ、拓郎や陽水の歌をよく聞いていました。そして

社内で音楽好きの4人でバンドを組み、かなりバンド活動にのめり込んで

いました。今思えば、あの頃が青春時代真っ只中だったのかも知れません。

 陽水のLPレコードの中に「もどり道」というライヴ盤があるのですが

そのなかで、「いつのまにか少女は」という曲はお気に入りでした。

しかし、ずっと気になっていた曲は「帰郷(危篤電報を受け取って)」

という曲でした。詩の一節に「喉に血吐(ちへど)見せて狂い泣く」という

部分があるのです。これは、陽水の父上が亡くなるときの様子かと

思うのですが、まさに妻がこの状態だったのです。

 亡くなる直前、ほんとに短時間ですが、妻もこんな状態で

吐く前に苦しいと大きな声で言ったのです。こんな大きな声がでるのかと

逆にビックリしましたが、この苦しいという言葉が今でも

頭にこびりついて、離れません。

 44年の結婚生活がこんな形で終わるとはまったく想像

できませんでした。ほんとに寂しさ以外の言葉が思いつきません。


我が家のセツブンソウ開花

2024年02月16日 | 

 2月10日、我が家のセツブンソウが開花しました。

こんなにアップするのが遅くなったのは、妻が亡くなり少しではありますが

食器等を洗ったりしてからパソコンの前に座るので、以前よりは遅くなって

しまうのです。有難いことに、息子が朝食べる卵焼き等を、前日に作ってくれてる

ので助かってます(二人分作ってくれるので)。

 【セツブンソウ】/ 節分草  〔 キンポウゲ科〕

 

 開花したからと言って、喜んでばかりいられません。

暖かいと開花時間が短くなってしまうからです。


我が家の福寿草とスノードロップ開花

2024年01月28日 | 

 1月28日、福寿草とスノードロップが咲きました。まだ、いずれも

一輪だけですけど。この時期に福寿草が咲くのは意外な気がします。まだ寒い日が

続きますが、全体的には暖冬なんでしょうか?

 【福寿草】 キンポウゲ科

  花言葉:幸せを招く、永久の幸福、悲しき思い出

  【スノードロップ】 ヒガンバナ科

  花言葉:慰め、希望

 

 私は、スノードロップという花がお気に入りなんですが、なかなか増えてくれま

せん。 栽培環境は合っていると思うのですが、気難しい花なんでしょうか?

球根を5個植えたのですが、3個しか咲いてくれません。昨年は、花後

初めて肥料を与えたのですが、やはり同じような気がします・

 

 ところで、妻が亡くなって1年5ケ月経つのですが、なかなか

元気になれません。妻の亡くなり方、そして亡くなった年齢も関係しているかもし

れません。私は一人でいることは嫌いではないのですが、こんなに寂しくなるとは

思いもしませんでした。

 先日、山歩きのクラブの人たちと山を歩いてきたのですが、けっこう

いい気晴らしになりました。薬を飲むより良かったかもしれません。

総勢32名でしたが、いろんな人が私に話しかけてきました。

ふだん、家では息子とあまり話をしないので、余計良かったのかも知れません。


足利・紅葉の大坊山から山頂番屋まで

2022年11月26日 | 

 11月25日、トレーニングを兼ねて、大坊山から山頂番屋まで歩いてきました。

近くの低山も天気がいいので、紅葉や黄葉が輝いていました。

 

    いちばん奥に見えるのが赤城山です

 大坊山から番屋に向かってすぐのところで撮影しました。

    同じところから撮影した浅間山と榛名山

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   ルートの途中から見た山頂番屋の西側小ピーク

  山頂番屋はこの小ピークの右下にあります。 

 ピークの右手に見える雪山は、日光白根山です。

近くの低山も、天気がいいので充分楽しめました。


足利の小天狗、裏天狗を歩く

2022年11月09日 | 

 妻が亡くなって、明日11月10日で丁度百ヶ日になりますが、何日経とうと

寂しさが癒えることはありません。しかし、家に引きこもっていても体調を

崩しそうなので、久々に天気もいいし山を歩いてきました。

 

  コースは織姫神社裏の駐車場より、山火事で有名になった両崖山を経て

お地蔵さんのある十字路(カタクリ群生地の標識あり)を過ぎます。

すると、まもなく小天狗への標識が確認できます。

下記の写真が分岐標識です。

そして、どういうわけかカエルの置物もありました。

かなり大きいです。30cmはあるでしょうか。

 このルートは、落葉期の方がいいかもしれません。

山ヒルがいないとも限りません。

5分程度で小天狗に到着です。

 

 山頂周辺の佇まいは、以前歩いた近くの野山より好印象をもちました。

 小天狗からみた剣が峰

駐車場から小天狗までの所要時間は1時間20分でした。

 次に目指すのは天狗山ですが、一旦、麓まで下りて

又、登り返さなければなりません。これが、このルートの

大変なところですが!

 途中、裏天狗を通過します。

 しかし、この裏天狗ただの通過点といった感じで、

展望もなく薄暗いので長居したくないところです。

裏天狗を過ぎると、松の疎林の尾根や大岩が点在するところを

通過します。ここは雰囲気が良かったです。

 両崖山の周辺はこんな所が多いんだと

改めて実感しました。

 下の写真は、麓に下りた地点ですが標識は、ありません。

上の写真から、下の写真まで農道のようなところを歩きますが

ほんとうに短時間で、簡易舗装されていたり、草が

生えていたりといった感じです。

 天狗山への登り返し地点には標識がありました。奥の

金網があるところを、開けて登り返しです。真っ直ぐと

左へ曲がる道がありましたが、左に曲がる道が正解でした。

この辺に、大海戸という標識が有りましたが、この地域の

字名なのか私には分かりませんでした。

 天狗山への登りは、最初平凡な道でしたが、しばらくすると

下記の写真のような岩場が現れます。

 私には、垂直の岩場に見えました。巻き道でも

あるんじゃないかと思い、見回しましたが有りません。

しかし、いざ登ってみると、足の置き場があったので

何とか登れました。

 山頂近くなると、下記のような標識が有りました。

 見えにくいですが、下の文字は、西小屋・御前岩と

書いてあります。まだこの近くで歩いていないルートが

有るんだと思いました。

 標識を過ぎると、道は、急登となりますが、稲妻型について

いるので、それほど苦では有りませんでした。

 道は、いきなり山頂近くのベンチ脇に飛び出しました。

下記のような、標識があります。

 山頂には、以前無かったと思うのですが、立派な山頂を示す

標識が有りました。

 子天狗から天狗山までの所要時間は、ほぼ1時間で

下山は、両崖山を経由して駐車場に戻りました。

 実は、最近体重が減っているので、どこか体が

悪いんじゃないかと思っていたのですが、3時間以上歩けたので

大丈夫のようです。

 なお、小天狗・裏天狗は昔からの山名ではないようです。

どなたかが、最近付けたのかも知れません。

でも、ピタッとはまってしまうのが可笑しいです。

詳細は分かりませんが!