安蘇のやぼやま日記

両毛線沿線の山々を、ノンビリと歩いています。

妻がガンにより死去

2022年08月12日 | 日記

 妻が抗ガン剤の治療も空しく、8月3日亡くなりました(享年70歳)。

3月に医師から余命6ケ月と言われていましたが、自分の気持ちの整理が

出来ません。6月上旬までに計6回ほど抗ガン剤の治療を行いましたが

医師の話では、ほとんど効果がなく、むしろ他に転移しているという

話でした。

 妻が最も嘆き悲しんだのは、この時だったと思います。

他に治療法がないといわれたので、相当苦しかったと思います。

飲み薬の抗ガン剤があるようですが、妻は拒否しました。

でも、この選択は正しかったと思います。もう抗ガン剤に

耐える体力が無かったのです。

この後病院で療養するか、在宅療養するか選ばなければ

いけなかったのですが、妻は在宅療養を選択しました。

 この後、妻の容態は急激に変化していきました。

私のサポートで湯船に入ることが出来たのも、3日で出来なくなり

シャワーだけで洗うことも3日で出来なくなりました。

最も、亡くなる前日まで、ベッドから茶の間まで歩いていました。

そして、亡くなる日も長女と電話で話していました。

 そして、死を迎える訳ですが、この時の様子はいつまでも

忘れることは出来ないと思います。

 井上陽水の歌にあったので覚えているのですが、血ヘドを

吐くという歌詞があったのです。文字通り、妻の最後は

それでした。

 今は、感謝の気持ちしかありません。

毎日、遺骨に向かって感謝の気持ちを伝えています。


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