安蘇のやぼやま日記

両毛線沿線の山々を、ノンビリと歩いています。

ミツバツツジ咲く両崖山への道

2007年04月22日 | 
 両崖山への道は、トレーニングとか健康維持を兼ねて一年を通して歩いている道なのですが、ミツバツツジ咲く頃が一番楽しいです。初めて見たときはビックリしたものです。ミツバツツジがこんなにも咲くのかと!

 

 しかもその頃は他の花も一斉に咲き始めるので、楽しいです。このルートで目立つのは他にアオダモの花で、ミツバツツジと同じくらい多いです。他にはヤマツツジ、シャガ、フデリンドウ、チゴユリ等。又この時期は、新緑が最も美しい時期でもあります。

 

  もし両崖山までで歩き足りない人は、さらに先に進み、雷電神社方向に歩を進め、一般道にいったん下り、両崖山直下まで再び登り、天狗山方向に進み、旧国道まで歩き戻ってくるとよいでしょう。人によっては、、八の字縦走などとよんでいる人もいます。



フォークの達人 友川かずき

2007年04月18日 | 音楽
 友川かずきといっても、知っている人は少ないかも知れない。私も数年前にNHK・BS放送で歌っているところを初めて、目にした。その歌いっぷりの凄まじいことといったらなかった。確か競輪のことを歌っていたのだが、狂的な歌い方といったらいいかも知れない。その後、気になっていて又聞きたいなーと思っていたところへ、今回の友川かずきの特集番組だった。

 今回の番組では、1時間30分枠ということもあり、コメント等も非常に面白かった。「競輪と映画のない人生なんて考えられない」とか!私は彼の映像を見ていて、宮沢賢治の「雨にもマケズ」の詩を思い出してしまった。つまり「欲はモタズ」のところ、欲望渦巻く現代社会で彼のような生き方をしている人がいたという驚き!彼の「人となり」を知りたい欲求にかられた。

 中学生時代に、中也の「骨」という詩に触発されたとのことだが、何と言う感受性、羨ましい限り。社会に出てからは、岡林信康の「山谷ブルース」のように日雇い労働者もしていたようだが。

 BS放送の担当者には、お願いしたい。歌詞が重要だと思うので、歌詞を映画の字幕スーパーのように、ながしてもらいたい。聞き取りにくいところもあるので!

 今回、なぎら健壱著「日本フォーク私的大全」を読み直したが、実に面白いエピソードが多くて、改めて笑ってしまった。又、大島渚監督に「戦場のメリークリスマス」の出演依頼を受けたことなど知らないことも多く、まだ読んでいない方には、おすすめしたい。最近は、絵画のほうの活躍も素晴らしいようで、テレビでも紹介されていたが、ひとつの才能にとどまらず、マルチな才能を発揮しているようだ。それにしても、レコードデビューのきっかけに、宇崎竜童氏の尽力があったとはビックリだ。


赤城南面千本桜と嶺公園の水芭蕉

2007年04月16日 | 
 赤城南面千本桜と嶺公園の水芭蕉を見てきました。南面千本桜の方は、お祭りということもあり大変な混雑でしたが、私たちは10時前に到着した為、待たずに駐車できました。



 ほぼ満開という状態でしたが、何日か前に館林・鶴生田川の桜も見ており、私にとっては、水と桜の光景が新鮮に映った鶴生田川の桜の方が印象に残っています。

 嶺公園の方は自然の地形を生かして、水芭蕉が植栽されており、なんともいえないたたずまいがいいですね!満開をやや過ぎており、大ぶりの水芭蕉になってしまったのは残念ですが!



歴史は夜作られる

2007年04月08日 | 映画
 ダンスシーンが今でも伝説的に語られている映画。たいへんな期待をもって見たが、それほどでもという感じだった。豪華客船が氷山に衝突する時の迫力などは、今見ても十分に鑑賞にたえる場面。そして、その前後の緊迫感を伴った映像はなかなかだ。しかし偏執狂的な海運王(ジーン・アーサーの夫)の描き方がどうもリアリティにかけて、私などはこんなのアリカヨという感じになってしまう。偏執狂的な人間がこんなに簡単に自殺してしまうだろうか!後世に語り継がれているダンスシーンもビックリするほど呆気なかった。

 シャルル・ボワイエはかなりいい。素晴らしいというべきか。まったくの適役といっていい。この人は、いつもゆったりした感じで慌てることがあるんだろうかと思っていたが、この映画では実にいい。

 それにひきかえ、ジーン・アーサーには不満だ。「シェーン」の時はあんなにも美しくつつましくつややかだったのに。シェーンに比べればかなり若いはずなのに、イマイチだ。でもこれは監督の違い、フランク・ボザージとジョージ・スティーブンスの演出力の違いかもしれない。

 期待が大きかっただけに少し失望したが、見ておくべき映画であることは間違いない。ややご都合主義的なところにはシラケるが!