安蘇のやぼやま日記

両毛線沿線の山々を、ノンビリと歩いています。

群馬・木馬瀬の福寿草自生地

2007年02月24日 | 
 2/24日、やや風が強かったのですが、木馬瀬(ちませ)の福寿草自生地に行ってきました。花は終わりかけていましたが、まだしっかりと咲いている株もありました。


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 花の咲いている場所は3ブロックに分かれていて、一つは自生地、そして植栽された地域が道路を隔てて2ケ所に分かれています。

 自生地ということ自体が貴重であると思いますが、地名の響きもいいですよね。いかにも伝説を秘めていそうな感じ。



 ところでこの木馬瀬という地域なだらかな丘陵地帯であり、ドライブするのもけっこう変化があって楽しいです。


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 この自生地が大事にされ、もっともっと自生エリアが広がればいいななどと思いながらこの地を後にしました。


(駐車場カーナビ設定ポイント:N36゜21`49゛ E138゜45`58゛)

イングリッシュ・ペイシェント

2007年02月14日 | 映画
 BS放送で録画したイングリッシュ・ペイシェントを見ました。この作品以前見ていたのに見てないと思い、又録画してしまいました。結局前に見た印象がほとんど残っていなかったということでしょうか。この作品評価が結構分かれていますが、私もあまり好きになれない作品でした。2度見ましたが(間違って2度みてしまいました)。

 キネマ旬報ベストテンの第6位にランクされたり、アカデミー賞を受賞したりしていますが、美しい映像を羅列しても、血の通った人間が生き生きと描かれていないとナー!

 私の尊敬する評論家・佐藤忠雄氏も評価していないので納得!

 好きな俳優ウィレム・デフォーも出ていたが、なんか冴えなかった。こういった個性派俳優は生きにくい時代なのだろうか?

 くらべるのもなんだが、デビッド・リーンの旅情なんか何年たってもよーくおぼえているもんなー。

  これだけの素材なんだから、クリント・イーストウッドにでも監督してもらえば大傑作になったかも!「マディソン郡の橋」けっこう好きだったんですよ(原作を読んだ人には評判悪かったですが)。

田中健のケーナを聞く

2007年02月13日 | 音楽
 2月12日、足利市民会館において行われた「ケーナ奏者&俳優 田中健~ペルーの響き~」というコンサートに行ってきました。



 このコンサート1000円です。いまどき1000円はうれしいですよね。もちろん田中健のケーナも良かったですが、一番印象に残っているのは、小学4年生の男の子です。田中健の赤トンボの演奏に合わせて男の子がステージに上がり、鳥の鳴き声のような音を出す、小さな竹製の楽器を田中健に依頼され演奏したのです。その男の子、実に素朴な男の子でした。一生懸命演奏したのです。しかも心を込めて演奏しているのがこちらにも伝わってきました。演奏時間が長かったにもかかわらず最後まで、指先がいたくなったかもしれないのに!
 田中健も胸が熱くなっているのがわかりました。もちろん私も胸が熱くなり、この子にエールを送ってしまいました。学校でトランペットを吹いているといってましたが、ずっと音楽を続けてほしいなと思いました。
 もちろん演奏後、この子はケーナをもらって帰ったのはいうまでもありません。


 
 今日はこのことだけでも、行ってよかったなと思いました。

群馬・富士見村のザゼンゾウ

2007年02月12日 | 
 2/11日、富士見村のザゼンソウを見てきました。やや風が強かったのですが、駐車場(AM11時着)はほぼ満車でした。最近はこういった所に行くとどこも人がいっぱいいますね。平日であっても。


 
 以前、大田原・北金丸のザゼンソウも見に行きましたが、あちらは、落葉樹の下にありました。ザゼンソウの自生地は常緑樹の下が適地と思っていたので、チョット意外でした。富士見村の自生地は杉林の中でした。面積は同じくらい、木道は太田原の方が整備されていたかも知れません。しかし大田原を訪れた時は、駐車場はガラガラでした(平日で咲き始めということもありましたが)。今はどうなんでしょうか!







 ところで、今まで見たザゼンソウで一番印象に残っている場所は、日光・茶ノ木平植物園でした。実にキレイなチョコレート色で形も良かったです。そしてほとんど他の人はいなくて寂しいくらい!そして株数も少ないです。但し花は立派でした。私は明智平からロープウェイ・徒歩で茶ノ木平を往復しました。

安蘇の三床山

2007年02月06日 | 
 2/3日、安蘇の三床山(335m)に行ってきました。絶好の登山日和で風もほとんどなく快晴、日だまりでは暖かい感じでした。 鹿島神社を起点に周回コースを歩いてきたわけですが、以前歩いたときよりもかなりグレードアップされていました。標識等が設置され新ルート(以前はなかった)もありました。私は尾根コースを歩いたわけですが、こちらはかなり歩きずらいです。急斜面と踏み固められていない道に落ち葉が積もっていて滑りやすいし、小三床山に下りて見ましたが、なるほど展望もそこそこ良く、アカヤシオが咲くと言う話しにもうなずけました。さらに下のゴルフ場まで下りましたが、こちらは道がかなり荒れています。


(三床山山頂)

 山頂から二床山を経て一床山までは、快適な尾根歩きです。以前よりよく踏まれた、歩きやすい道になっていました。
きっと入山者が多くなったのでしょう。二床山手前から鹿島神社に下りるルートがありましたが、このルート以前はありませんでした。


一床山から男体山方面を遠望(拡大)

 一床山からは360度の素晴らしい展望が広がっていました。もっとも周囲の木を伐採したためですが!でもこの伐採は許せるような気がしました。下山するのが惜しいような展望なのです。暖冬とはいえ、まだセツブンソウは顔を出していませんでした。
 下山の尾根は非常に分かりにくいです。一床山の先、西入りの頭という標識のあるところから支尾根に入るわけですが、こっちの尾根の踏み跡はほとんど不鮮明です。むしろ直進する尾根の方が道ははっきりしています。支尾根に入ったら尾根末端まで歩き林道に出ます。そこからも道が錯綜していて分かりにくいのですが、後はほとんど平坦ですから問題ないと思います。この下山に利用した尾根がもっと整備されれば素晴らしい周回ルートになると思います。でもそうすると入山者はもっと多くなるかもしれませんが。ちなみにこの日会った他の登山者は1名だけ、まだまだ静かな三床山です。