病院へ行って待ち時間が長いので3年ぶり?に馬事公苑経由で横川ダムへ行ってみた。
横川ダムの水は工業用水と農業用水等多目的に使用している。
ダムの水位は今の時期としては少な目かもしれない。
そこから奥へ進む道路は震災の影響で痛んではいるが修復はされている。
秋にはみんなで芋煮会をするために訪れたり、山菜を採りによく訪れた場所ですが、今は誰も訪れる人がいなくひっそりとしています。
横川ダムの奥にある鉄山ため池は貯水されていない。
ここの水は農業用に利用されていた。
この時期に貯水されていないところを見ると今年稲作を再開する農家は少ないと考えられる。
原発事故後は10μSvまでしか測れない線量計が振り切っていた場所だが、ここに設置されているモニタリングポストでは2.769μSv。
そんなに一気に下がるんだろうか?
思いつきで行ったから線量計を持っていかなかったのが残念!!
モニタリングポストの線量はあまり信用できない。
そこから奥に進むとトンネルがあり浪江町へ抜けることが出来る。
原浪トンネルが開通してからは南相馬市から田村市や須賀川市方面へ行くときには必ず通った道路でした。
しかし、現在は浪江町津島地区は帰還困難区域で通ることはできない。
原町区では気温0℃でもここは-6℃と厳しい寒さでしたよ。
南相馬市で震災と原発事故が起こる前は気分転換に癒しを求めてよく訪れる場所はやはり山や海でしたが、
山は線量が高く、海は津波被災の復旧工事で行く場所が無くなってしまった。
南相馬市の行政は復旧・復興と騒ぎながら一向に進んでいないのが現実。
南相馬市民は気分転換にどこへ行けばいいのだろうか?
原町の大会にお邪魔した時はいつもこのトンネルを通っていました、今は通行禁止なんですね!
県南の方からナビで原町をセットすると必ず案内する道路だったのかもしれません。震災以降も三春で高速を降りると案内してましたからね。今は帰還困難区域で立ち入りができないので通行禁止のままです。再開は後25年後くらいですかね?