衆議院本会議は与党の出した「内閣信任案」を可決しました。昨日参議院が可決した福田首相への「問責決議」に対抗するもので専ら政治的意味合いを持つ、参議院が内閣を「否定」するならより強い権限の衆議院ではそれをことさら「支持確認」することで、内閣の立場を強化することを目指します。法律論的には野党は衆議院で「内閣不信任案」を出しそれを与党が否決するというのが一般的ですが、そこは議会での戦術（戦術ごっこ？ . . . 本文を読む
参議院で福田首相への問責決議が出されて可決されました。野党過半数の参議院の構成ではいかんともしようがありません。歴史上初めてということでこれからの政局が案じられますが、一方法的にはいささかの効果があるわけでなし、野党もいかにも及び腰、やっただけというのが見え見えで特段迫力も感じられません。この結果、全く争点にもならない外交案件が棚晒し、それを成立させる為には30日の自然成立を待つ必要があり、遂 . . . 本文を読む