雑学

前回に続いて雑学を紹介します。

2007-10-24 09:02:14 | Weblog
岡場所 深川:
深川の遊里は江戸の町から東南に当たるので、辰巳(巽)といわれ、江戸の岡場所(私娼街)の中で最も栄えた。深川七場所(仲町、土橋、大新地、小新地、新石場、古石場、表櫓、裏櫓、裾継、佃新町をさす)は繁昌であった。
深川では、芸者を「羽織」、女郎を「子供」といった。子供には、伏(ふせ)玉(だま)と呼出の二種があった。伏玉は女郎屋で客を取る女郎で、伏玉だけを抱えて置く家を女郎屋といった。呼出は呼び出されて茶屋へ行き客に会う女郎で、呼出だけを抱えて置く家を子供屋といった。
辰巳芸者は、羽織を着る定めでり、羽織芸者という呼称を自ら誇りとしていた。言葉使いも鉄火肌で、張りと意気地に生き、遊女と違って芸で立つという誇りを持っていた。
深川の言葉として:ばからしい うそはねえ ようあてなさった どうしょうの けしか
らねえ ほんにか あらっちもねえ きいてあきれる よくいうものだ 
よしか ついぞねえなど。


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