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わかっちゃいるけど浮かれちゃう

近鉄とオリックスの合併報道で思い起こすもの

2004-06-14 22:52:22 | サッカー
プロ野球・近鉄とオリックスの合併問題が取りざたされているが、これを見てJリーグファンは否が応でも横浜フリューゲルスの消滅や、今現在も進行中のサガン鳥栖をはじめとするチームの存続問題だろう。
フリューゲルスは母体の佐藤工業の経営不振による横浜マリノスへの吸収合併という形だった。鳥栖もチーム不振、低調な観客動員、スポンサー不在・・・などという如何ともしがたい状況。J1のチームですら一部の人気チーム以外は観客動員数は1試合平均で1万人そこそこなのだ。これで真っ当な経営ができる方がどうかしているだろう。

対してプロ野球はパリーグといえど、全球団が数万人は入るホーム球場を持ち、動員は近鉄もオリックスも1試合平均2万人近く入っているのだ。メディアの露出もJリーグとは段違いに多い。本業が苦しいとはいえ、本来ならやっていけない数字ではないのではないか?なにせホームゲームは年間70試合もある。J1ではリーグ戦のホームゲームは15試合なのだ。
コミッショナーあたりは半ば人ごとのようなコメントを出しているようだが、野球界全体で健全な経営体質を作っていかなければ、あっさりと潰れる球団が他にも出るのでは無いだろうか。

最後に、一つの数字を紹介したい。
Jリーグ日本人最高年俸は日本代表GK楢崎正剛で1億円。ゴン中山で8000万円程度である。さて、野球界に1億円プレーヤーが何人いるのか・・・?

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