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わらわら日記

宿泊記と日々のあれこれ
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2/28(月)の晩ご飯

2005-02-28 20:51:34 | 晩ご飯
スズキの刺身
ナスのみそいため
キムチ
ご飯

唐辛子を一日一グラム食べるだけでお肌しっとり、体脂肪減だそうでさっそくキムチたくさん食べてみました。顔にうっすらと汗が出て効果ありそう。

「をんなだゆう」

2005-02-25 13:46:34 | 読書メモ
真野ひろみ著「をんなだゆう」読みました。

江戸時代娘義太夫だったお芳が南町奉行遠山に復讐するために罪を犯していくが無罪とされてしまう。
時代設定は江戸だけど男社会の中での女の立場の弱さや女だというだけで我慢しなければならないことなどを鋭くえぐっていくのはフェミニズムの主張のようだ。
女だというだけで理不尽な思いをしたこと、不利な立場に立たされることは少なからず経験するので、というよりそんなことばっかりなので読んでいるうちに思い出して頭に血が上ってしまうようなことが山ほど書かれていてお芳の行動に溜飲を下げたりした。
でもこの世の中は男社会、男の遠山には勝てないというのが現実でお芳を無罪にし遠山自らの罪もなかったことになったのは救いでもあるが悔しい。
時代物はあまり読まないが、祭り、火消し、纏、など日本情緒あふれる言葉に懐かしさを感じ癒された。

サクリファイス

2005-02-23 15:52:47 | 読書メモ
石田和利著「サクリファイス」読みました。
彗星がいくつか地球に飛来するのでそれを核ミサイルで迎え撃つという決定がされ世界中がパニックになるが和子という少女の父親が生贄となり彗星飛来を阻止したという話。
なぜ彗星が飛来することになったのか、阻止できたのはなぜかが明かされていく。
はじめは父の死因が明かされず、それを知るために和子とアキという不登校の少年が和子の祖母の家に行く話が綴られるのだが神話めいている。
生贄となった父を中心にいろいろな人々が集まってくるエピソード、最後の頃にに出てくる建礼門院(!)など物語は壮大でメルヘンのようでもある。
私にはあまりついていけなかった。

「グロテスク」読みました

2005-02-20 16:30:56 | 読書メモ
桐野夏生著「グロテスク」。
街娼をしていて殺された美貌の妹ユリコの姉が子供時代から磨いた悪意がグロテスク。
若い時は美しかったユリコが年をとって醜く太ってしまうのもグロテスクなら、同じように街娼をしていて殺されたユリコより一つ上の佐藤和恵もダイエットのしすぎでがりがりになっても自分は美しいと思い込んでいてグロテスク。
自分の人生で何か良くないことが身に起こったとき意外にも誰かの悪意によるかもしれない。
自分の悪意が誰かの人生を意図的に狂わすこともあるかもしれない。
皮肉や嫌味より憎しみをもった悪意が一人歩きしてしまい増殖してしまうかもしれない。
目に見えないえたいのしれない嫌な感じがグロテスク。