鴻待日和

44歳。進行流産・化学流産・稽留流産。
愛しい人の子を抱ける日は来るのか・・・?

今周期の再録

2007年10月18日 | 不妊治療
・生理3日目 受診。担当は緑先生(仮称)。
 実はミソサザイ、緑先生がちょっと苦手。たーちゃんの時に、最初に胎のうを見つけられなかった先生で、内診が長くてハッキリしなくて、もしかして機械の使い方ヘタなんじゃないの~?と思う事がある。そして、診ながら患者が不安になるような独り言をつぶやく先生なのだ。この先生の内診に当たるとちょっとハズレと思う。
 この日も、ハズレ。ふつう生理3日目にはチビな卵胞があるかどうかやデカイ間違った卵胞が居座っていないか等を調べて、今周期に採卵できるか決めるんだけど、先生のミスなのか看護婦さんのミスなのか、患者側の内診モニター画面が消えたままで、ミソ自身は卵胞を見ることができず。緑先生も例によって時間をかけて診ながら「これは、チガウ・・これが卵胞・・かなぁ~・・?」とつぶやく。
 「・・かなぁ~」って自信ないなら口に出さないで!不安になっちゃうじゃん!
 その後の問診ではナゼか、担当がお気に入りの赤先生(目じりの笑いジワがキュート)に交代していて、今周期の採卵にゴーサインが出たので、まぁいいかと思う。(・・内診だけで交代ってことは緑先生、もしかして研修医とかかなぁ・・・。)

 生理3日目から5日間、セロフェンをのみつつ1日3回HMGを鼻からスプレーする。その期間中、特に大きな体調の変化は感じず。服薬・点鼻を忘れないよう気をつかいつつも、ほんとに効果があるんかいな・・と思う。

 ところで、今回の生理は出血の量が少ない気がした。ミソは通常、4日目くらいまで出血があってその後徐々にナプキンからオリモノシートに移行し7日目で終了・・というカンジなのだが、今周期は6日目には通常の下着で済むくらい早く終わった。前の周期、クロミッドのせいで内膜が薄かったのかな、やっぱし・・?

・生理9日目 受診。担当は灰先生。
 緑先生とは違って灰先生は必要最小限の言葉しか口にしない。必要最小限とは?→患者名の確認と、内診終了後に「待合室で待つように」という指示。それだけ。・・ いろんな個性の先生がいます。

 ところが、血液検査が終わって次は問診だ・・と思ったら、もう一度灰先生から内診に呼ばれた。
 「血液検査の結果と内診所見が合わないんです」とのこと。
 内診で確認した最大卵胞はまだ1.4そこそこなのに、もうLHの値がジワジワと上がり始めているという。見逃した主席卵胞が他に無かったか、もう一度診てもらうが、やはり見逃しは無かった。

 まだ1.4では採卵には早すぎる。せめて主席卵胞が1.8は欲しい。でも、LHサージが来てしまったら排卵してしまうかもしれない。他の卵胞も7,8個見えているが、のきなみ0.7とか1.1とか、とても採卵できるレベルにまで成長していない。
 スプレーのおかげで卵胞が沢山できたのに無駄になっちゃうの~?

 LHが微妙な値なので、セロフェンとスプレーを続けつつ、もう少し様子をみることになる。明日も同じ時間に採血。

 ・生理10日目 受診。担当はこれまたお気に入りの、白先生(お国訛りがポイント高し)でラッキーと思う。白先生の内診はいつも、気持ちが前向きになるようなコメントをくれるのだ。
 ・・でも、主席卵胞の大きさがあまり変わらず。 昨日1.41くらいだったのが1.47くらいに成長しただけ。
 しかーし。さすが白先生、脇侍の卵胞たち、昨日0.7くらいのがいくつか、いずれも1.0くらいに育っていることを見逃さず指摘してくれる。「LHの値は高めだけれど安定しているし、タマゴも育っているから、もう1日。もう1日頑張ってみましょう」と言われる。

 ・生理11日目 受診。本日も白先生。ラッキーとは思うが、感情は鈍磨している。・・というのは。連日、同じ時間(朝一番)に採血してLHの数値をモニタリングするため早朝から来院する日が続いていて、しかもスプレーの時間もあるから、もうフラフラ・・。 ムリクリ仕事を休んで来院時間を作っている関係もあって、多少のことでは仕事を休めないし・・ああ、ユックリお寝坊したいよぅ・・でもここがフンバリどころと思って頑張る。
 本日は主席卵胞が1.6を超えた。「明日には1.8になるでしょう、そうしたら採卵準備に入れます」と言われる。いよいよだなーと思う。

 ・・つづく。