惨敗の次……

惨敗の次……には、こんな事がありました。これも某月某日某所（某って言ったら某）にて。

女性二人連れ。一人はサルサ経験一切なし、もう一人はもっぱらシャインばっかりでペアでのサルサ経験はほとんどなし。結局二人と踊りました。

最初はサルサ経験一切なしの女性。「いやー、レッスン受けた事ないし踊れないから……ごめんなさい」と断られたんですが、理由がレッスン受けた事がない（つまり私が嫌われてるわけじゃない、と必要以上に無駄な前向き♪）という事なので、ちょっと食い下がってみました。

「そうですか、わかりました。」
「でも……がんばってリードしますから……」



５分間だけ私に騙されてみませんか？



とりあえず騙されてみます、という事で二人でフロアへＧＯ！結構ゆっくりな曲だったというのも幸いしていきなり１曲完走！曲が終ったら「わー楽しかった」と言ってくれました。


ペアのサルサ経験ほとんどなしの女性は……


「あの……私……シャインばっかりで……ペアほとんどやった事ないんです」
「あ、私もあんまり難しい事できないから大丈夫ですよ」

一体どこが大丈夫なのか全くわかりませんが、



ありがたい事に騙されてくれたので



二人でフロアへＧＯ！結果は当然完走（大威張り）、曲が終わったら「ペアの場合はリードについて行けばいいんですね。楽しかったです」だそうです。


いやー、女性を騙すのって本当に楽しいです（５分間だけだけど）。サルセーロ冥利につきるというものです。その後二人ともフロア滞在時間増えたみたいだし、よかったよかった。自分が踊った女性がその後フロア滞在時間が増えるというのは、大袈裟かもしれませんがちょっとした人助けをした気分になって結構嬉しいものです。


そうそう。


「サルサ初めての人をいきなりリードして一曲踊ってしまう」というのは、私がサルサ始めて１年位の時、ハーレムダンサーＢＢが目の前でやった事なんです。その時「男性は、リ・ー・ド・が・す・べ・て♪」と言われたので、じゃ自分はどうだろうがんばってリードしちゃうよ、と、同じ人にお願いして踊ってもらったら、

もうぐじゃぐじゃ。


それが本当に悔しくて……「いつか同じことをやりたい！」とずっと思ってたんです。それから約１年半……





どうだ！ハーレムダンサー！