A lagoon,sometimes a squall

ずいぶん長いこと留守にしましたが
やっぱり私の家はここ。

書きたいことは全部我が家にブチ込むぞ!

嵐の前か?

2006-10-25 23:22:03 | Rain



ヤバイ。ちっともカキーン!と来てないぞ。
分かりづらいですね。すんません(笑)


いよいよ明日、上京&ガン見Night(笑)な訳ですが、
おっさんたら夜心萬萬見てるし。
で20分で飽きてキャプチャ始めてるし。
おまけにブログ更新してるし(爆)


やっぱりね、字幕のないバラエティはなかなか1時間見続けるの、大変ですね。
でもチウ太、こんなよ

24才の若者って、こんなにプリプリプリチーなのかしら。
椿姉いわく、『きっと私達の24才の時も!』。

そうかー?自信ねぇなー、オラ(笑)
なんか一生懸命しゃべってる。で、もしかしたらすべってる(爆)
すべっててもいい感じ。さすがです。


一緒に『ろくでなしの愛』で競演したキム・サランさん、
『十二月~』のヒロイン、オム・ジョンファさんが出演してます。

目が小さい話をしてた模様。チニョンオッパの写真が出てたから。
では、続きに挑戦してまいります(笑)

これは愛ではない。

2006-10-25 00:05:17 | 独白

やっべー、涙一滴も出ないぜ。
一日イチチウ太実行委員会、独白のエントリーでも継続中(笑)



さて、たった今見終わった『十二月の熱帯夜』。
ネタばれなどもちょとしつつ(スマン!)、感想を書いてみます。




Rainさんにも言わせてみましたが、ワタクシ涙一滴も出ませんでした。
ただ、真実を突いているな、と思った。


主人公のヨンシムさん、高校を卒業してすぐ年上の医者である夫と結婚します。
彼の実家に同居。
とんでもなく性格の悪い姑と小姑。
自分を愛してくれるどころか邪魔者のように扱う夫。二人も子供がいるのに。
彼女は毎日姑に『役立たず!』と罵倒されながら家事育児をこなしています。



そんな彼女が出会ったジョンウさん。
年下の彼と出会い、
彼女は自分という人間を人間として扱ってもらう、ということを知ります。

一緒にいて楽しくて、ただ笑ったりふざけあったり。
それは10年間続いた結婚生活では得ることが出来なかったのですね。


そんな風に揺れる中、彼が不治の病であることがわかります。
彼女はそれをきっかけに、人生と向かい合う選択をするのです。

きっかけは一人の男性。
でも、それは愛ではないと思う。

自分が自分であるために、
それまで我慢し続けて麻痺してしまった痛みと向かい合う彼女。

もしたったひとつだけ。ひとつだけしか選べないとしたら。





私は彼女の選択は間違ってないと思う。
家族を捨てる、と受け取るか、家族を夫に託す、と受け取るか。

彼女の夫は、夫としてはサイッテー(笑)のエゴイストでワタクシ大ッ嫌いですが、
父親としては少なくとも背中を向けるタイプには描かれていなかった。
彼女は夫には安心して子供を託せる、と決断したのでしょう。

そして10年間ほったらかしの上に『邪魔』だの『恥を知れ』だの言い放題だった夫。
出ていこうとする妻に『愛しているんだ。』


バッカじゃねぇの!そりゃただの独占欲だろう。
放り投げといたおもちゃを取られそうになって
地団駄踏んでる子供と一緒じゃねぇか、バカタレ!



おっさん、あきれて失笑。




10年は長いよ。
人の気持ちが10年も自分に向いてる、なんてどんな自信なんだ。
自分が目を背けていた10年間、それはもう取り戻せない。
そして、もう取り戻せないから大切に思える。

それは愛ではない。
後悔と悔恨。

どちらにしてもこの夫婦は修復不可能だったのでしょう。
子供達にも最悪の環境に描かれてたしね。

だって、母親を罵倒し続ける祖母とか、
最小限の会話しかかわさない両親をみて育つなんてひどいよ。

子供ってね、それが当たり前だと思ってしまうの。
自分が育った家庭が普通だと思ってしまう。

表面だけが豪華で中はボロボロにすさんだ家庭で育つくらいなら
少なくとも嘘のない新しい暮らしの方が環境はいいだろう。

おっさんは『子供のため』とか言って自分の気持ちを
相手にはぐらかそうとする行為が大嫌いなので(笑)
そんな夫を振りきってその傷も自分で受け止める、と決断したヨンシムさんに
ちょっとだけ共感したのでした。



で、ドラマとしてはねー。
おっさんはちっとも面白くなかったけど(爆)
ま、よろしいんではないでしょうか。

とりあえずストーリーに破綻なかったし。


自分を誤魔化さずに生きていくとはどういうことなのか。
自立、とはなんなのか。

思いを馳せるドラマです。