品川区大井町愛D歯科&矯正歯科(抜かない、削らない、神経を残すや顔や口の健康美容を目指します。)

歯を抜かない子供の矯正治療や矯正歯科、むし歯や歯周病予防、歯科ドックなども行い、顔や口の健康美容を考え治療を行います。

精密根管治療

2019-06-12 17:46:58 | 病巣疾患(感染)

最近では、予防歯科の考えが多くの人に広まったので、子供の頃から定期的に歯科医院に行って

大人になっても虫歯が一本もない人たちは、増えてきましたが、

少し前の日本や今でも地域や個人の考えで、歯が痛くなってからまたは、かなり悪くなって症状が

出てから歯科医院に、行くという方もいらっしゃると思いますが、

近年の様々な医学的な研究で、歯科の病気(虫歯・歯周病・顎関節症その他)が、全身の病気や

心身の不調に関係していることがわかっています。

これは、私たちが歯科医師だからいっていることではなくて、医科の医師の方からも指摘されることが

多くなってきました。

その中に、病巣疾患(感染)があります。

病巣疾患を起こす、現病巣には、歯科の分野では、歯周病が有名ですが、歯の神経を取った後に骨の中に

膿のようなものがたまり、根の先や根の周りの骨がなくなることを根の病気と云います。

 

左が、治療前で、歯の根の周りが骨がなくなり、黒くなっているのがわかると思います。

右は、顕微鏡やCTを使って、より精密な根管治療を行って数か月後のレントゲン像です。

根の先や根の周りの黒い部分が無くなって骨が再生していると思われます。

これで、病巣疾患の可能性は低くなります。

 

少し前まで、こういう治療をしていましたが、最近では、虫歯そのものが減って、歯の神経を残す治療法が

進化して、根の病気そのものは、減ってきているのと、歯科用顕微鏡の普及で、精密な根管治療を

される歯科医師が増えてきたので、安心しています。

ただ、どんなに治療技術が進歩しても虫歯にならない、歯の神経を取るほどひどくならないうちに

定期的に、歯科医院を受診して予防することが、結局は心身の健康には大切な事だと思います。


EBMとNBMとSH療法

2019-06-12 11:44:21 | SH療法

SH療法を毎月、一般歯科や矯正歯科などの専門家の先生に教えることは、ある意味大変です。

その先生が、東洋医学や整体、カイロプラクティック、アーユルベーダ、ヨガ、食養学(食育)などの

いわゆる代替医療に、ある程度の理解を示している方ならばいいのですが、

現代西洋医学(歯学)だけでこられた先生方に、SH装置の装着時間は8時間(~10時間)

外している16時間にも歯が動く、いやむしろ装置を外している間が重要とご説明しても中々最初はご理解いただけないことも多いです。

そこには、NBMとEBMの壁があります。


EBM(Evidence-based Medicine 、エビデンス・ベイスド・メディスン 根拠に基づいた医療)

N B M  (Narative-based Medicine   、ナラティブ・ベイスド・メディスン 物語に基づいた医療)

 

近年、医療はEBM(Evidence-based Medicine エビデンス・ベイスト・メディスン 根拠に基づいた医療)という新しい診療理念が重視されるようになってきました。これまで行われてきた診療は、医師が有する医学的知識と経験的技術に基づいたものであるが、医師個人の経験や勘にだけにたよる“独りよがりな医療”に陥る危険がありました。極端なことをいえば、同じ病院、同じ診療科であっても担当医によって診療パターンが異なることも珍しいことではありませんでした。
 EBMは、最新の臨床研究に基づいて統計学的に有効性が証明された治療を選択することにより、より効果的な質の高い医療を提供することを目的としています。実際、EBMの考え方に基づいて、疾患ごとに診断や治療について作成された診療指針(ガイドライン)は有効であることが実証されています。
 しかし、EBMは全ての患者に有効であるわけではありません。その有効率は60~90%とされ、有効でない患者が40~10%%存在することになっています。また、根拠になるデータが十分そろっていない疾患、治療が困難な疾患、高齢者のケア、死に至る病気、あるいは精神に関わる病気などEBMを適用できない場合もります。そのために、EBMで有効とされる医療技術を患者に応用するか否かは、患者の病状や副作用を考慮し、患者の価値観や意向を取り入れ、医師の経験を活かして決めることが望ましいのです。
 こうした考え方から、EBMを実践してきた英国の開業医から提唱されたのがNBM(Narrative-based Medicine ナラティブ・ベイスト・メディスン 物語に基づいた医療)です。「ナラティブ」は「物語」と訳され、患者が対話を通じて語る病気になった理由や経緯、病気についていまどのように考えているかなどの「物語」から,医師は病気の背景や人間関係を理解し、患者の抱えている問題に対して全人的(身体的、精神・心理的、社会的)にアプローチしていこうとする臨床手法です。NBMは患者との対話と信頼関係を重視し、サイエンスとしての医学と人間同士の触れあいのギャップを埋めることが期待されています。
 サイエンスとしての医学を支えるのは客観的なデータです。最近は医療機械や検査が次々と開発されて、医師も患者もそれに頼るあまり、両者の対話やスキンシップともなる診察が軽視されがちです。その結果、患者はいきなり検査を希望します。医師は検査に異常がなければ病気と考えません。そして患者の悩みや苦しみは癒されないことになります。NBMの立場からは、従来の問診と身体診察の重要性を再認識する必要があります。
 EBMとNBMは対立するものではありません。むしろ、互いに補完するものといえます。ちなみに、日野原重明先生は「医学というのは、知識とバイオテクノロジーを、固有の価値観を持った患者一人ひとりに如何に適切に適応するかということである。ピアノのタッチにも似た繊細なタッチが求められる。知と技をいかに患者にタッチするかという適応の技と態度がアートである。その意味で医師には人間性とか感性が求められる。」と述べておられます。まさにEBMとNBMはサイエンスとアートの両輪として、真に患者の満足度が高い“患者中心の医療”には不可欠のものといえるのです。

このように、SH療法は、矯正歯科治療として、一般的なワイヤーを使った矯正装置のように、150年以上の歴史を持つヨーローッパ伝来の

EBMもある顎拡大機能矯正装置という側面と装置を装着している時間よりも外している時間が長いという新しい概念の装置という

NBMの側面を持っています。

それを現代的な言い方をすると統合医療、ホリスティック医療ともいえるのかもしれません。

これからも一人一人の患者さんに、EBMとNBMの両方を用いて、診療にあたっていきたいと思っています。


連日の事故や事件や病気

2019-06-12 11:11:30 | 雑記帳

少し前までは、日本は世界でも類のないマナーが良くて、人々が優しくて

思いやりを持って人に接する、すごく安心、安全な国でした。

それが、今では、連日の報道にあるように、さまざまな事故や事件に若くして巻き込まれたり、

深刻な病気に若くしてなる人が増えています。

一方で、国やマスコミは、人生100歳時代の到来と云っていますが、こんな調子では、

誰がこの国を支えていくのでしょうか?

医学的に見れば、食生活や生活習慣の急激な変化で、「人が生きる力」になっている

「噛む」「鼻呼吸」「腸」「足」「姿勢」といった人間の基本的な仕組みに問題が生じていることにて、

多くの人は、気が付いていません。

そのため、自律神経の不調が起きて、それが逆に脳と末端の手足との連携や内臓諸器官のコントロールに

ひずみが生じて、自分が正しいと思ってしたことが、結果的に誤った行動になっているのです。

その例として、アクセルとブレーキの踏み間違えがあります。

当事者は、ブレーキを踏んでいると思っているのですが、結果的にはアクセルを踏んでいたという事です。

とにかく、日本人が他人事だと思わないで、自分や家族、一人ひとりの問題として

ヒトの身体の仕組み(機能と形態)について、真剣に考える時期が来たと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


外食でも玄米定食

2019-06-12 00:16:39 | 食事生活

最近は、電車の二駅に一駅に、玄米を出す飲食店があります。

外食で、以前よりもはるかに多くの店が玄米を主食に出すように

なりました。

生活習慣の見直しは、まず、食事からといわれているので、

少しでも多くの人に、こう言った食事をご紹介をしたいと思います。

 

 


代替肉

2019-06-11 23:54:47 | 食事生活

 

40数年、食事や断食を研究してきましたが、やっと

世の中がついてくるようになりました。

肉を食べずに、代替肉にする発想は、世界的な潮流で、

日本は大分遅れていると、テレビのキャスターが言っていましたが、

本当に、食事や医療に関しては、世界から大分遅れてしまっているようです。