品川区大井町愛D歯科&矯正歯科(抜かない、削らない、神経を残すや顔や口の健康美容を目指します。)

歯を抜かない子供の矯正治療や矯正歯科、むし歯や歯周病予防、歯科ドックなども行い、顔や口の健康美容を考え治療を行います。

誤嚥性肺炎の増加

2019-04-18 18:33:53 | 不顕性誤嚥⇒肺炎
ここ10数年で、肺炎で亡くなる人が急増しています。
ただ、その多くは、高齢者なので、そのことはあまり問題視されませんでした。
数年前に、日本人の死亡原因の順位の第3位が、脳卒中から肺炎に
入れ替えられたので、最近ではにわかに肺炎が注目されるように
なりました。
その肺炎の約70%以上とも言われているのが、誤嚥性肺炎です。
誤嚥性肺炎は、一般的には、食べ物や飲み物を誤って、食道ではなく
気管の方に飲み込んでなる肺炎を言いますが、
その背景には、不顕性誤嚥といって、本人が自覚しないで
知らないうちに唾液や菌を肺に取り込んで(誤嚥)肺炎になっている
ケースが多いのです。
これは、本人の自覚がないのですから「人知れず誤嚥」が進行して徐々に
肺が侵されていきます。
その不顕性誤嚥を子供の時から予防するのも私たち「予防歯科医」「矯正歯科医」の
仕事です。
もし、「不顕性誤嚥」の疑いのある方は、お近くの歯科医院にご相談ください。
適切な「オーラルケア」は、「誤嚥性肺炎予防」の第一歩です。


「お口から始める健康相談」を行っています。
初回の相談料は無料です。

大井町の愛D歯科&矯正歯科
03-6429-8383



なぜ、肺炎の人が増えたのか?

2019-03-19 11:37:33 | 不顕性誤嚥⇒肺炎
ここ10数年、肺炎で亡くなる人が急増しています。
肺がんも喫煙者が、これだけ減少しているのに、増加の一途を辿っています。
それもたばことあまり関係性の低い肺がんが、増えているのです。
肺の中で、昔と違って何かが起きているのです。

私や友人の歯科医師達の見解は、肺に入ってくる何かが、肺に炎症を起こさせていると思っています。
肺がんの話は、さておき、ここでは、肺炎の増加の原因についてお話ししていきます。

日本人の死亡原因の3位になった、肺炎ですが、これだけ医学が進歩しているのに、
なぜ、肺炎が脳卒中を抜いて、3位になったのでしょう。手術や処置が成功しているのに、
肺炎で亡くなってしまう人がかなりいるのです。
そんな残念な結果になっているのは、なぜでしょう?不思議に思いませんか?

その答えは、「お口の中」にあるのです。

誤嚥性肺炎」という言葉をお聞きになった方は、大勢いらっしゃると思いますが、
文字通り、飲食物を飲み込むときに。誤って気管の方に飲み込んでしまって、肺炎になる病気です。
一方、
不顕性誤嚥」という言葉を聞いたことがある人が、世の中にどれ程いらっしゃるか?わかりませんが、
主に「お口の中」の細菌が、誤って肺の中に入ってしまうという現象の事なのです。

それが本人の自覚がないので、「不顕性誤嚥」と
いわれています。

それではまた、どうしたらその「不顕性誤嚥」防ぐことが出来るのかをお話ししたいと思います。













不顕性誤嚥⇒肺炎

2019-01-17 15:19:20 | 不顕性誤嚥⇒肺炎
数年前、日本人の死亡原因の順位が、変わった事をどれだけの人が気が付いたでしょうか?
順位が変わっても暫くは、テレビやラジオやその他の媒体でも
その事実は、伏せられたままで、最近になって、世の中にも浸透するようになりました。

もっとも死亡原因の順位は、年代ごとに変化するもので、あまり気にすることはないのかもしれませんが。
例えば、私の幼少期の1位は、今のようにがんではなくて、
脳卒中、だったのですから、脳卒中は、1位から4位に順位を大幅に下げたことになります。

3位に躍り出た肺炎ですが、その主な原因の一つに、誤嚥という問題があります。
誤嚥性肺炎は、肺炎の中で主要な位置を占めるのですが、
その中でも不顕性誤嚥(ふけんせいごえん)が、世界的に有名になっています。
普通は、誤嚥するとむせますが、むせなかったり、睡眠中に無自覚に唾液や鼻汁等が呼吸に共なって、
少しずつ気道に入っていく現象がおこります。
このように本人の無意識のうちに唾液などが気管に入ってしまうことを、
不顕性誤嚥(ふけんせいごえん)といいます。
その誤嚥した分泌物の中に、口の中や鼻やのどからの細菌が混じっていると、
誤嚥性の肺炎になっていくと考えられています。