保険診療のおしらせ

愛D歯科＆矯正歯科は、
令和2年5月７日（木）より
保険診療を始めます。

特にお子様の治療を中心に行います。

又、感染症予防のための口腔ケアも行ういます。
お口の困りごと相談も行っています。

只今、予約受付ています。


東京都品川区大井1-48-8
電話03-6429-8383

６月４日は（旧）虫歯予防デー

６月４日は(旧)虫歯予防デーです。

1928年から1938年まで日本歯科医師会が実施していた記念日で、

六(む)四(し)で「むし」の語呂合せで、虫歯予防デーとしていましたが、

国民の９０％近くが虫歯だった当時から較べて、地域差はありますが、

現在では、場所によっては、虫歯は治療するものではなく、予防するもので

事実上虫歯の子供たちは、ほぼ、いなくなったので、

廃止されて、

現在は4日～10日の「歯の衛生週間」になっています。

歯科医師は、事実上、虫歯の予防には成功しました。

虫歯の洪水

今から２０～３０数年前までは、我々歯科医師は、治しても治しても次から次へと
虫歯の患者さんが、来院されて、朝から夜遅くまで、虫歯との戦いでした。
午後は、特に子供たちで、待合室は、あふれかえっていて、小さな子供の泣き出す声と
遊んで、暴れだす子供もいて、何ともにぎやかな光景でした。
その頃は、虫歯も歯周病も日本人の国民病と言われ、医療費ベースでみても
社会問題になっていました。
ところが、その間、私たちは、地域の保健所の健診医や保育園、幼稚園の園医や
小学校・中学校・高校などの校医となって、虫歯予防の啓蒙活動を続けることにより、
一時は、地域全体で、虫歯をほぼ、日本のトップレベルまで、排除する事に成功しました。
１０数年前から虫歯の治療で、来院する子供は、ほぼ、いなくなりました。
また、大人の虫歯も自分のクリニックで、最初に治療する人はほぼいなくなり、
他院での主に根管治療のやり直しが増えてきました。
日本では、医療や病気の発生率や治癒率には、はっきりした差があると言われていますので、
何とも言えませんが、虫歯予防は、ほぼ完成形に近くなったと思われます。
後は、それぞれの人の考え方次第なので、歯や健康を考えるか？考えないか？
だけだと思います。
少なくとも「虫歯の洪水」の時期は、過ぎました。

子供、歯科、むし歯、歯並び、矯正歯科

子供の健康は、大変大事です。
特に、小さな子供の場合「お口の中」は未知との遭遇です。
1歳6か月健診、3歳児健診の時の質問は、いつ歯科を受診したら良いですかという質問が多いです。

そこで、愛D歯科＆矯正歯科からの簡単な提案をさせていただきます。

～むし歯予防という考えのまとめです。～

１．3歳までに歯科にかかりましょう。
２．第1大臼歯ほう出期（およそ6歳）にむし歯予防が特に重要です。
３．第1大臼歯ほう出後およそ2～3年むし歯を作らなければ高い確率でむし歯予防が可能になります。
（8～9歳を一つの目安です。完璧ではありませんが、一つの目安です。）
４．近年、乳歯の歯並びがぴったりしてます。一般にスキッ歯がないお子さんが多いです。むし歯になりやすいです。

～歯並びについての考えです。～

１．永久歯の歯並びを気にする保護者が多いです。特に、前歯を気にしてます。
（正確には、授乳期から重要になりますが、今回は省略します。）
２．上のアゴの骨の前歯付近は、切歯骨が、あります。
この骨は、およそ乳歯列の時に他の上の骨とくっついてしまいます。
この骨は、この時期以降、ほとんど発育しません。
ということは、永久歯の前歯がほう出する頃では矯正歯科を考えるにはやや遅くなります。
３．歯並びについても3歳まで歯科にかかっていただくことをお勧めします。

皆様へ
少しは参考になったでしょうか。
今後ともよろしくお願いいたします。

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