品川区大井町愛D歯科&矯正歯科(抜かない、削らない、神経を残すや顔や口の健康美容を目指します。)

歯を抜かない子供の矯正治療や矯正歯科、むし歯や歯周病予防、歯科ドックなども行い、顔や口の健康美容を考え治療を行います。

歯科医院の定期検診

2019-11-11 15:52:26 | 未病(ミビョウ)
歯科医院に、通院すると治療の最後に

定期検診を薦められることがよくあります。

その目的は、一昔前ならば、虫歯や歯周病の早期発見と定期的な歯垢や歯石取りを促して、多分に歯科的な病気を

深刻になる前に、予防・治療をする事でしたが、

最近では、口の中、つまり歯科の領域と全身とが密接に関係していることがわかってきたので、

健康の為に、定期的な歯科健診を、に変わってきています。

そういえば、最近、口呼吸が風邪やインフルエンザと関係していることや

日本人の死因の上位は、すべて虫歯や歯周病や口の中の細菌が深くかかわっていることは、

テレビや雑誌、インターネットでも盛んに言われています。

これまでは、日本各地で、地域の歯科医師たちが、虫歯をなくしてきました。

今では、がんや心臓病や肺炎や脳卒中、認知症、糖尿病を減らして健康寿命を延ばす取り組みが

医科歯科連携で日本全国で行われています。

昔から「病は口から}と云われています。

深刻な病気になる前に、少しでも多くに人たちがそのことに気が付いてほしいと思っています。













アメリカでの矯正歯科事情

2019-11-06 16:53:43 | 歯並び・かみ合わせ
日本と違い、医療における治療費が、桁違いに高いアメリカでは、今、医療全体のパラダイムシフトが

おきています。

例えば、日本では正式な医療として、認められずともすると代替医療として揶揄される鍼灸や按摩指圧マッサージや

整体、カイロプラクティックなどの施術の費用が現代西洋医学の治療費と

肩を並べて、データによればそれを上回っているほど、アメリカでは一般的な医療として認知されています。


それと同じように、矯正歯科治療も大きな二つの変革期を迎えているそうです。

その一つが、矯正歯科の専門性が薄れているという事です。

アメリカでも日本と同じように、矯正歯科は矯正歯科の専門医が行う事が、当たり前になっていましたが、

現代のアメリカでは、矯正歯科の患者層全体でみると、その50%以上を一般歯科医(GP)が行っていて、

一般歯科医の業務の10%は、矯正歯科治療に費やしているそうです。


そして、

もう一つが、歯列矯正歯科業務に携わる歯科医師の役割が薄れつつあるという事です。

それは、インビザラインアライナーの出現によって、矯正歯科治療に歯科医師がかかわる必要性が薄れてきたという事のようです。

歯科医師は、患者さんの歯型をとるか?口の中をスキャニングするだけで、

あとは会社の専門のスタッフが、世界中から集めたデータに沿ってA.Iを駆使して設計して

できたアライナーと呼ばれるマウスピース型の装置を患者さんに渡すだけとなっているようです。

その途中の段階で、歯科医師の技量や経験が生かされることは、あるのでしょうが、それより進んで

まったく歯科医師が関与していない、矯正歯科治療も行われているそうです。

それは、デジタルデザインを学んでいる学生が、自分の歯型をとってレーザースキャナーや三次元プリンター

などの機械を駆使して100%自分自身で矯正装置を作ってしまったという事実です。


矯正歯科治療のアメリカでの大変革は、いつの日か日本でも普通の事になる日が来るのかも

しれません。


私たちのクリニックは、そのさらに先の事を考えています。