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ナオちゃんのお気楽生活

釣りとバイクが好きなオヤジが綴るお気楽人生

めだしぼう

2007-12-14 18:36:21 | 釣り
目出し帽といえば、一昔前はデストロイヤー(こんな名前のプロレスラーを知ってるかな?)タイプと相場が決まっていたような・・・

今は定番のデストロイヤータイプに始まり、スパイダーマン風、それにこの忍者風のタイプなど色々なタイプがあるんですなぁ~

この目出し帽は、明日行く海釣りの防寒対策用にと本日買ってきたんですがね、これを被った様子を想像すると・・・う~む、これは正しく忍者ですな。

          一見忍者風の目出し帽


最初は定番のデストロイヤータイプのヤツを買おうと思ったんだが・・・よくよく考えてみると・・・うっかりそんなの被って銀行やコンビニなどへ行ったりでもしたら・・・間違いなく逮捕されるな。

ウケ狙いでスパイダーマン風にしようとも考えたんだが、このタイプは目の部分しか穴が開いてない。って~ことは脱がないと飯が食えない、酒が飲めない、タバコが吸えないってことになるので止め。

で、結局この忍者風のヤツを買ってきたと、まぁそういう訳ですがね、ニット帽子で有名な某メーカーの説明書によると「口元部分はファスナーで開閉できます。不審人物として怪しまれたくないときは開きましょう」とある。

自慢じゃぁありませんが、オイラ人相風体はそれほど宜しくないのでありまして、そうなると、いつもファスナーを開きっぱなしにしなければイケナイことになりますなぁ。

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性懲りもなく・・・

2007-12-12 18:54:06 | 釣り
今週末12月15日(土)、素人釣り人集団"釣れないクラブ"の、久々の釣行会の計画でありまする。

前回8月の釣行会から約4ヶ月ぶりの今年5回目の出陣ですがね、クラブの中で上から2番目の長老O氏の、「正月用の魚でも釣りに行くべぇ」の一言で即決定となった次第。

「正月用の魚といったら、やっぱブリだべ!」「ブリなら本場富山県だぁな」「でっけぇブリを釣って、余ったら市場へでも卸すか!」ってな訳で、場所は富山県生地「黒部港」ということに決まったんですな。
  
 "釣れないクラブ"には魔の海域 「黒部港」 2007年2月


今から正月用の魚も早い気がしないでもないがね、ちょいと、OさんにNさん、その黒部港沖ってさあ、お二方今年2月のイカ釣りの時船酔いで死にそこなったこともう忘れちゃったんですかい?

特にNさん、船を下りてからも暫くカメさんのような格好で桟橋の上を四足で這っていたの、オイラしっかりと覚えているでぇ。

あっ!それから、そこでしらばっくれてるOさん、自分が船酔いしたからって操舵室の前に陣取り、「もうやめれさ、帰るべ・・・」と船長を洗脳するかのように囁き続けるアレ、今回は無しってことで。

冬のこの時期、海は荒れるのが相場だとは知ってはいますがね、前回のようなあんな凄い揺れなどしないといいが・・・。

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松原湖の鯉釣り

2007-09-10 19:26:44 | 釣り
「ちょっと遊びに行ってもいい?」と、近所に住むYちゃんがオイラん家にやって来たのは今月初旬の夜のこと。

Yちゃんは、オイラと親戚関係にある30半ばの青年で、聞くところによると、どうやら最近お魚釣りにハマっているらしい。

得意なジャンルはブラックバス釣りだそうだが、今度是非鯉釣りをしてみたいということで、その相談のためオイラん家にやって来たって~訳。

鯉釣りなんて~のは、机上の理論より「実戦が一番!」とばかり、9月9日(日)、松原湖での鯉釣りが急遽決定したのでありました。

オイラ本当はお魚釣りなんかしたくは無いんですがね、これも人助けでござる。「カミさん、止めて下さるな!行かねばならぬ~!」

       松原湖 「猪名湖(いなこ)」 の夜明け


オイラん家を出発したのが9月9日(日)の午前3時。目的地の松原湖に着いたのは5時を少し回った頃。

釣りの準備を終えた頃には、空を赤く染め東の空から朝日が昇ってきました。「どうか鯉が釣れますように、パンッ、パンッ!」っと。

この日、ヘラ鮒釣り大会が催されていたようで、この時既に、湖の周囲にはボートに乗った釣り師がズラ~ッと大勢並んでおりました。

いえね、オイラ他人様にあれこれと言える立場じゃありませんがね、「アンタ達も好きね~」

          ― 鯉と格闘中のYちゃん ―


今日は何が何でもYちゃんに鯉を釣って貰わないと・・・教える側のオイラの立場が・・・あいてててっ、胃が!

そんなオイラの心配を知ってか知らずか、見事!Yちゃんがやってくれましたね~ 良かったですね~

午前11時過ぎ、それまで何の音沙汰も無かったYちゃんの竿が、ギギギギーっというリールのクリック音と共に大きな弧を描いたのでした。

「来たっ!来たっ!」の掛け声と共に、慌てて竿に飛びついたYちゃんでしたが、「Yちゃん、そんなに慌てなくても大丈夫だって!」

鯉釣り初心者とはいうものの、流石はYちゃん、ブラックバス釣りで鍛えた腕は伊達ではないな。竿を持つ姿が結構様になってるぜ。

    【 Yちゃん、初の鯉をゲットの図 】 全長66センチ


10分ほどやりとりをした後、オイラが差し出した玉網に無事収まった鯉は、全長およそ66cm。

完璧な野ゴイとまでは行きませんが、それでも野生種の名残を留めたメス鯉。鯉釣り初心者としては、ま~ま~ということでしょうな。

「やった~っ!」と、ちょっと興奮気味のYちゃんでしたが、その顔には満足感と安堵感が漂っておりましたなぁ。

この日は、この鯉一匹だけの釣果でしたが、鯉はそうそう簡単に釣れる魚でありませんので・・・一応オイラの責任は果せたかな?

 大きさ・型は今一だが、最初にしては、まぁこんなもんか


Yちゃん談:「鯉釣りっておもしれ~な~ こりゃハマりそうだっ!」

Yちゃん、今から言っとくがよ、鯉釣りに夢中になるのは構わないが、余り熱くなってもオイラ知らね~よ。

それに・・・「お前をこんな悪い遊びに引き込んだのは誰だ!」と家族に責められても、決してオイラの名前を出さないように、分かった!?

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海釣りに行って来たで~!

2007-08-14 23:33:32 | 釣り
予定通り、8月12日(日)夜8時から翌13日(月)の早朝3時にかけ、自称「釣れないクラブ」の5人は名立港へ夜釣りに行って来たで~
前回の夜釣りでは、お魚さんが面白いように釣れましたがね、おっかね~魚(さわら)に仕掛けをプッツンプッツンと切られましたな~
今回はその反省を踏まえ、おっかね~魚対策はバッチリ!名立港へと向かう車内は、二匹目のドジョウを狙う面々で大いに盛り上がっておりますが、ハテさてその釣果のほどは・・・

<宴会中の車内> 酔っ払いを乗せ、一路名立名立へと・・・


例によって、車中は宴会の真っ最中!「ダンナ方、飲み過ぎで船酔いになる前に二日酔いになってもオラ知らね~だよ!」
港が近付く頃になると、「そろそろ船酔いの薬でも飲むか?」「オレも」「ボクも」と皆さん船酔いの薬を飲んでいますがね、水代わりの焼酎で薬を飲んでも果たして効果があるのかしらん?
エッ!オイラ?「船酔いの薬など某(それがし)無用に候!」

    <Tちゃん> 今回も絶好調!ご機嫌だぜ~!


釣り船の名前は「友愛丸(ゆうあいまる)」オイラ達メンバー5人の他に、別のメンバーが2人計7人の乗り合いです。
ポイントに着いたのは夜8時を少し回った頃。船頭さんの合図で、皆さん期待に胸を膨らませ仕掛けを海中に投入するのでありました。

「船頭さ~ん、アカイカを狙っていい?」

「やっても良いですが、先ずはコマセを使ってアジ・サバなどを釣ってからにした方がいいですよ」

「最初からアカイカ狙いではいけね~んですかい?」

「アジやサバが寄ってくるとそれに連られイカが集まるので、最初はコマセを使いアジ・サバを寄せた方が確実ですよ」

「へ~ナルホド!アカイカを釣る前に、最初アジ・サバを釣る理由はそういうことだったのね!納得!」

    <Oさん> アジを片手に「どうだ!でっけ~だろ!」 


釣りを初めて間も無く、船尾に陣取った別組の二人と仲間のOさんの3人は絶好調。次から次へとアジ・サバを釣り上げております。
オイラ達船首の4人組は、どういう訳かアタリなど無く竿先は寂しくうなだれているばかり・・・一体どうなってるの?
暫くすると、ようやくTちゃんとOさんの竿にも待望のアタリが!「きた!きた~!」と歓声を上げながらグイグイとリールを巻き上げるTちゃんとOさんでありましたな。
Sさんとオイラはと言うと、「こりゃ~オレ達はお魚さんに嫌われてしまったかな?」と半ばいじけていた二人でした・・・トホホホのホ。

   <Sさん> 「コイツをしめ鯖にして、へっへっへ・・・」


じっと我慢の子であったSさんの竿にもようやくサバやアジなどが釣れ始め、全員メデタシメデタシと言いたいところですがね、アリャ!?これまで一匹も釣れてないのは・・・このあっしだけですかい?面目ねぇ~~~っ!
「フン、やっぱりオイラアジちゃんサバ君に嫌われているんだ!?いいもんね~オイラアカイカ狙いに変更するもんね~」
ってな訳で、オイラはアジ・サバを諦め、一人アカイカ狙いとなったんですがね、後々この選択が大きな間違いだったと気付かされることになるとは・・・オイラその時予想だにしなかったのでありました。

<O&Sさん> 「オレの方がデカイ!」「イヤ、おれの方だ!」


夜も更けるに連れ魚影が濃くなってきたようで、船上はアジ・サバを釣る電動リールの音の賑やかなことと言ったらありゃしない。
例のおっかね~魚対策用仕掛けをぶら下げたオイラの竿は、相変わらず何の変化も無く空しくうなだれておりますです。
「こんなんだったら、おっかね~魚対策用仕掛けなど必要無い?普通の仕掛けでも良かった?」「無い知恵を絞って考えたあの仕掛けは何だったの?あんまりだ~っ!」
それでも尚、粘るオイラの竿にもようやくアカイカのアタリが!「アカイカちゃ~ん、今まで何処に行ってたの?オジちゃん寂しかっただよ~~~っ!」
アカイカを2杯釣って、さ~これからと言う時の事。船尾にいたOさんがこちらにやって来て言った言葉が、「オイッ、船尾の方ではイナダが釣れ始めたぞ!イナダが来るとアカイカは釣れなくなるから諦めた方がいいと船頭が言ってるぞ!」
「が~~~ン!」折角アカイカが釣れ始めたと言うのに、「何てこったい!」

<オイラの釣果> イナダ1、アカイカ2、サバ2、アジ8、以上!


♪サカナサカナ、サカナ~ サカナを食べよう~♪   人気blogランキングへ

海釣りに行くで~

2007-08-12 12:36:38 | 釣り
夏だ!お盆休みだ!魚釣りだ~っ!ってことで、仮称「釣れないクラブ」は、又しても新潟県名立(なだち)へと釣行会であります。

前回の釣行は、あのおっかね~魚の襲来で散々な目に遭いましたが、今回はその反省を含めおっかね~魚対策もバッチリ!

出港は本日12日(日)の夜8時。夜釣りにて翌13日(月)の早朝3時頃まで釣る予定ですが、果たしてその釣果はどうなりますことやら・・・

「準備バッチリ!仕掛けバッチリ、何もかもがバッチリなんて時は、案外釣れないことが多いんだよな~」との、あるメンバーが呟いていた言葉が気になる。

オイラの経験からしても・・・「さもありなん」と不安がよぎるのでありますが、「盆前ですよって、ご先祖さん、ど~~~っかひとつ、お魚さんがいっぺ~釣れますように!」

この結果は、後日のお楽しみということで・・・  人気blogランキングへ

仕掛け作り

2007-08-01 22:20:00 | 釣り
え~、性懲りも無く、今月8月12日、又もや上越市にアカイカを釣りに行こうと思っとります。
前回同様夜釣りということで、12日の夜8時出港翌13日の朝3時まで釣る予定ですが・・・ホント、オイラの釣り好き(遊び好きとも言う?)には、我ながらホトホト呆れております今日この頃・・・
前回は、おっかね~魚(サワラ)や太刀魚に仕掛けをプッツンプッツンと切られましたゆえ、今回はその反省を込めおっかね~魚対策用仕掛け作りにチャレンジであります。
何せこのような試みは初めてなもので、何を用意してどうやって作ったら良いものか?とりあえず、「釣具店に行って相談してみるべ」

    この疑似餌のことを「浮スッテ・赤帽」と言うらしい


「エッ!イカ釣りにワイヤーですか?!聞いたことがありませんね~」と、釣具店の店員は驚いていたが、「石鯛釣りなどに使うワイヤーでしたらそこにありますよ」と教えてくれたのが下の写真。
「このワイヤーをどうやって使うの?」
「ワイヤーを仕掛けに通し、スリーブ(細い筒状の金具)で締めればいいだけですが、スリーブを締めるには専用のペンチが必要です」と仰る。
「へ~簡単じゃん、で、そのペンチは幾ら?」
「2583円です」
「ゲッ!こんなもんが2583円となっ!?」

   上:幹糸用ワイヤー#38  下:ハリス用ワイヤー#40


何にしてもこのペンチがなければ仕事にならないので、泣く泣く購入というハメになりましたが、「それにしても・・・たっけ~~~っ!」
「イカ釣りにワイヤーなど使えば、食いが悪くなると思いますよ、止めた方が宜しいのでは?」
その店員は気の毒そうな顔でオイラを見つめて言うのだが、「くどいっ!お主はあのおっかね~魚の恐ろしさを知らね~な!?」

  リングにハリス用ワイヤーをくぐらせ、スリーブで締める


で、オイラが考えたおっかね~魚対策用仕掛けはと言いますと、アカイカ用仕掛けを一式購入しましてね、そこに付いているナイロンテグスを全てワイヤーに交換しちゃうという方法でした。
新品のアカイカ仕掛けがこれ又結構なお値段でしてね、一式ナント!2363円!果たして、モノになるかどうかも分からないものを・・・思いつきのままにバラバラにするって~のも・・・案外勇気がいるもんですな~エッ、ダンナ!

          仕上がりはこんな感じね


勉強のし過ぎのためか、オイラここ最近随分と視力が落ちてまして、細かい物が見えにくいのであります。そのため、この仕掛けが完成するまでに2時間以上もかかってしまいましたな~
カミさんや息子は「そりゃ~老眼のせいだ」と仰りますがね、どちらにしても、細かい作業は肩が凝るわ頭は痛くなるわでしんどいですな。

仕掛けが完成したはいいが、問題は・・・かの店員が仰るように、食いが悪かったらどないしょ?万が一、一匹も釣れないなんてことは無いんだろうな~?

 おっかね~魚対策用 アカイカ仕掛け naotyanスペシャル


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上越沖のアカイカ釣り

2007-07-23 16:57:37 | 釣り
7月21(土)の深夜11時から、翌22日(日)の早朝4時半にかけ、例の「釣れないクラブ」の今年4回目の船釣りでした。
今回の目的は、アカイカ(剣先イカ)を釣ろうって~ことで、新潟県上越市へとやって来たのですがね、果たして「釣れないクラブ」の面々に、かの高級品であるアカイカが釣れるかどうか・・・それと・・・もうそろそろ「釣れないクラブ」の「釣れない」を名称変更しないとね・・・。

 これぞ高級品、アカイカ (剣先イカ) 買えば一パイ千円?


メンバーは、オイラを含めた釣れないクラブ員が5人と、知人K氏のグループ3人の合計8人による仕立て船ということですが、K氏のグループはオイラ達と異なり皆さんベテラン揃いであるらしい。
このK氏のグループに、誠に威勢の良いオッサンが一人おりましてね、初対面にも関わらずその押し出しの強いことと言ったら天下一品ですな。
何でもダンプの運ちゃんだというこのオッサン、坊主頭にねじり鉢巻が良~くお似合いで、「こっちも負けちゃいられね~」とばかり、S氏がそれを真似ねじり鉢巻をしてみるも・・・「Sさん、申し訳ないが似合わね~」
オッサンは船釣りのベテランらしく、あれこれとアドバイスをしてくれるのはあり難いんですがね、あろうことか、「船頭さん、この連中は"まるぼーずクラブ"って~会で、魚が全然釣れないクラブだってよ、気の毒だから今日は目一杯釣らせてやってくれや、ガハハハッ・・・」とは、そりゃ~あんまりでね~かい!?
釣り用語では全然釣れないことを「ボーズとかオデコ」と言うんですがね、オイオイ、オイラ達は「釣れないクラブ」などと半分は洒落の意味もあってそう呼んでいるだけで、決して「まるぼーずクラブ」とは言ってないし思ってもいないって~の!
「オッサン、自分の頭をよ~~~っく見てみろってんだ!丸ボーズはお前さんだ!」と、小さく呟いたのはダ~レ?エッ、オイラだって!?・・・・。
もっとも、あえてオッサンの名誉のためにも言っときますが、この手の人間に悪い奴はいないようで、ちょっと口うるさいのと口が悪いのを除けば、人情味のある非常に気の良いオッサンではありましたがね。

    ゴキゲンなTちゃん 「イヒヒヒッ、おもしれ~!」


オイラ達の計画では、最初アジ・サバを釣り、それからアカイカを釣ろうということで、先ずはコマセ籠にオキアミを積めたサビキ仕掛けでアジ・サバ狙いであります。アジく~ん、サバちゃ~ん、♪こっちのみ~ずはあ~まいぞ~♪ 早くおいで~!
餌を投入して間も無く、あっちこっちで「釣れた!釣れた!」の大合唱!「イヒヒヒッ、おもしれ~おもしれ~な~」と満面笑みを浮かべるTちゃんの顔が特に印象的でしたな~ どうよっ!Tちゃんのこの笑顔!
船上は、アジ・サバ・鰆(さわら)・太刀魚などの魚のオンパレード。今までの釣れない釣れないがまるで嘘のよう。
ところでと、オイラも知らなかったが、この中でも鰆(さわら)っちゅう魚はまっこと怖いヤツですな~その尖った口にはノコギリのような歯がビッシリと生えていて、針を外そうとするとこの鋭い歯で噛み付こうとするんですな。
オイラを初め、釣れないクラブの皆さん鰆が釣れる度にビビッてしまい、誰もが針を外すのを嫌がるんであります。結果、オイラ達が勝手にこの魚に命名した名前、それは「おっかね~(恐ろしい)魚」
そんな理由もあって、たまに鰆が釣れたりすると、誰彼ともなく「又おっかね~魚が来ちゃったよ~」と恐れおののくのでありました。
船頭が言うのには、「食べて旨い魚だよ」とのことだが、何と言われようが「オラ、おっかね~モノはおっかね~だよ~」

   船酔い無し?!のNさん、余裕のピ-スサインまで!


夜も大分更けた頃、アジ・サバ釣りに一区切りをつけ、いよいよ本命のアカイカ釣りにシフトです。
仕掛けをアカイカ専用の疑似餌に替え、スルスルと海中に仕掛けを投入すると、およそ30mで海底に着地。底を少し切り静かに煽いでいると、暫くするとピクピクと竿先に小さなアタリ。「オッ!?これがアカイカのアタリ?」
教えられた通り、ゆっくりと巻き上げてくると、グイグイと引くような力強さは無いが、ズッシリとした重さが手元に伝わってくる。
水面に顔を出したこのアカイアカ、他のイカの例に漏れず、人間の顔に向かってはビュッと潮やスミを吹き付けるんですな。「オット危ね~!危うく前回のように顔にスミを引っかけられるところであったわい!」

    「ガハハハッ」と、鯵を片手に破顔一笑のOさん


ようやくアカイカ釣りのコツを覚え、「さてこれから思いっきり釣るぞ~!」と気合を入れ、おもむろに仕掛けを投入するのであるが、「アレッ?おかしいぞ?仕掛けが落ちて行かない!」「どうしたんだ?」とリールを巻き取ると同時、強烈な引きが竿先に伝わってくる。仕掛けが底まで落ちる途中、何かの魚がヒットしたようだ。
弓なりになった竿を持ち、リールを巻き上げていると、不思議なことに、今度はあれほど重かった竿が一気に軽くなり、何の抵抗もなくスルスルと巻き取れる。「アリャ、バレちゃった?」
仕掛けは?と見ると、道糸の下から仕掛けが全て無くなっている。当然オモリも無い。「不思議なこともあるもんだ?何かが海中に潜んでいて、ハサミでチョキンチョキンと切っているとしか考えられない」
「あ~っ!俺もだ!こんちきしょうめ!」「アッ、!俺も切られた!何で?」とあちこちで声が上がる。
「ちょっとちょっと、船頭さん!何で仕掛けが切られるの?」と船頭に尋ねると、「それは、鰆の仕業」と仰る。「鰆!?あ~あのおっかね~魚のことね?」
何本か付いているその内の一つを食い千切られるのなら未だしも、仕掛け全体の一番上の部分でも切られた日にゃアナタ、オモリを含めた仕掛けが一瞬にして海中に消滅という悲惨な状態であります。

「Sさ~ん、それ何?」「べらんめ~オモリが無え~んだよ!」


仕掛けを切られるその度に、船上は「オ~イ、仕掛けは何処だ~!」「オモリは何処だ~!」のてんやわんやとなり、船上は船上ならぬ戦場となる顛末。
仕掛けとオモリは無限にある筈も無く、やがて品切れ状態となり、釣りたくても釣ることが出来な~いという寂しい釣り人が急増中。
ところがドッコイ!何処の世にもしぶとい人間って奴はいるもんですな~ 上の写真を良~~~く見て頂戴!仕掛けを持ったS氏の左手の下、オモリの代わりにぶら下がっているのは・・・ナント!ドリンクの空き瓶!
「空瓶じゃダメだと思い中に海水を入れてみたが、やっぱりビンじゃ軽くて中々沈んでいかね~」とお嘆きのSさん、何が何でも釣ろうというアナタのそのど根性にオイラ痛く感服仕り候。
仕掛けが無くなったと知るや、水面を泳いでいる太刀魚・ダツ・カニを、船上備え付けの玉網を使い次々と掬い上げるOさん、アナタのその狩猟本能は眼を見張るものがありますな。「釣れないクラブ」などと自嘲気味に仰るが、なんのなんの、オイラを除く皆さん、いや~実にいい根性してはりまんな~

お魚のプロシンちゃん登場 「コレコレ、見るだけ見るだけ!」


仕掛けがもう少しあれば、もっと多く釣れた筈ですがね、いかんせん、仕掛けが無くては手も足も出ません。
ということで、上の写真がオイラの釣果の全てです。アカイカ(剣先)が8パイ、アジ15匹、太刀魚1匹、おっかね~魚(鰆)1匹でした~
今回は、夜釣りのため絶対に釣れるとの予感から、隣人・知人達にはお土産を待ってろよ!との大見得を切ってしまった手前、これ等のお魚は、アジ2匹とイカをキープした後、残りの全ては近所におすそ分けということにと相成りました。

追記
今回の中越沖地震に於いて、被害に遭われた新潟県の皆様方には、心よりお見舞い申し上げます。
余震が今なお続く現在、刈羽原発事故による風評被害の影響で旅館などのキャンセルも続出とか?これから迎える本格的な海シーズンを前に、関係者の皆様のご心痛は如何ばかりかと・・・
オイラはボランティアとしての参加は残念ながら叶いませぬが、海釣りを通し、貴県にとって少しでも活性化のお役に立てばと願っております。

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松原湖の鯉釣り

2007-07-19 23:05:22 | 釣り
7月17日・18日、友人Y氏と二人、南佐久郡小海町の松原湖(猪名湖=いなこ)にて鯉釣りであります。
松原湖とは、松原湖沼群の総称でして、猪名湖(いなこ)、長湖(ちょうこ)、大月湖(おおつきこ)、臼児池(うすごいけ)、鶉取池(うずらとりいけ)の五つを指します。
一般的には、一番大きな湖である猪名湖のことを松原湖と呼んでおりまして、本日オイラ達が訪れたのはこの猪名湖。
釣り場へ到着したのは午後の2時。ここで一泊して明日の夕方まで鯉釣りをやろうって~訳ですがね、果たして鯉が釣れるのかどうか・・・。

  7/17 <竿を片手のY氏> 形だけは様になっている?


折りしも今は梅雨の真っ只中、今にも雨が降り出しそうな空模様。雨が降りませんようにと祈りつつ、期待に胸を大きく膨らませるオイラと友人Y氏でありました。
ところが・・・釣り始めて間も無くポツリポツリと雨が降り出し、夕方ともなるとザーザーと大粒の雨に変り、二人ともびしょ濡れ状態。
それでも尚、鯉を釣りたい一心の二人は根気良く餌を打ち変えるのではありますが、鯉様のご機嫌が宜しくないのか、アタリなど全く無く竿は空しくうなだれております。トホホ・・・

  7/17 「八峰(やっほう)の湯」 体も心もポッカポカ!


「オイッ、これじゃ~冷えちまうから、温泉にでも入るべ」とY氏。聞けば、ここから車でものの数分の場所に温泉施設があると言う。
何でも、小海町が経営する【八峰(やっほう)の湯】という名前の、今年の7月にオープンしたばかりの温泉なんだそうだ。
基本的に温泉が好きでないオイラであるが、背に腹は変えられない。「行くべ、行くべ」と、この時ばかりは温泉大好き人間へと変身したオイラでした、ハイッ。
温泉で温まり生ビールで乾杯をしたオイラ達は、すっかり上機嫌のままに引き続き夜釣りへと突入するのであった~

   7/17 PM8:00に釣れた「野ゴイ」 *撮影は翌日


それでも雨がそぼ降る中、静寂を突き破り、リールのクリック音が突如鳴り響いたのは、夜の8時。道糸が鋭利な刃物のようになって、暗闇に包まれた湖面を一直線に切り裂いて行く。
「来たっ!」待ちに待った鯉がようやく掛かった瞬間であった。
何分かのやり取りの後、無事玉網に収まったのは、50cm程の小さな鯉でしたが、色といい形といい見事な野ゴイ。野武士然とした険しい顔の表情にその荒々しさの片鱗を覗かせる。「お主、敵ながら天晴れなファイトであったぞ!」

    7/18 「オジサ~ン、ヘラ鮒釣りに来たの~?」


夜釣りの興奮も覚めやらぬまま、二回目のアタリがあったのが、翌日7/18の早朝AM7:00。餌を投入して僅か十分程の出来事であった。
前アタリも無くいきなり竿先が締め込まれ、道糸がスルスルと沖に向かって伸びて行く。竿を持つと、鯉独特の力強い引きが釣竿を通して伝わってくる。「この引きは!、夕べ釣ったのより数段大きな鯉!?」
竿を持ち「よしっ!来いっ!」と身構えていると、あれほど勢い良く出ていた道糸がピタッと止まる。どうやら、カカリに入ってしまったようだ。
竿先を無理しない程度に煽ると、少しずつではあるがジリジリと寄ってくる。この様子だと、カカリは一箇所だけのようだ。
「ヨシッ、何とか獲れる!」と、カカリから出そうと更に竿を煽った途端!「スッ」と竿先が軽くなる。「しまった!バレた!」
リールを巻き取ると、案の定、道糸を切られたようでオモリから下が全部無くなっている。残った道糸を指でなぞると、切れた部分から上におよそ2m位の糸がささくれ立っている。
底に沈んでいる岩に道糸を絡めるように逃げたであろう鯉の賢さに、オイラ今更ながら脱帽!「オーマイガッ!」

   7/18 鴨(?)の親子が水面で戯れる 「長閑かだ」


結果、7月17日~18日にかけ釣れた鯉は、前日の夜釣りの一匹だけという貧果でしたが、野ゴイ釣りの難しさを思うと、「とりあえず一匹釣れたので、まっ、いいかっ」
それにしても・・・鯉釣りってやつをもう二十年近くやっているが、「鯉って奴は、まっこと賢いものようの~」
でもな~このままではオイラ納得できないのね、その内、時間を見つけて又挑戦しに来るから、待ってろよ。次回こそは、小沢昭一大先生が言うところの「リベンジのこころだ~!」

<オマケ> これって、あの天然記念物の「オオムラサキ?」


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佐久方面へお出かけ

2007-07-17 09:50:15 | 釣り
え~、本日の午後より明日にかけ、佐久方面へ出かけて参りまする。
何しに行くのかと申しますと・・・友人のY氏宅にてお仕事がありまして、そのお仕事が終わり次第Y氏とお魚釣りをしようって~訳です。
お仕事は、ものの30分もあれば終る予定なので、ここだけのお話し、表向きはお仕事ということにはなっていますがね、実際は遊びに行くようなものでした。
で、お魚さんは何狙いかと言いますと、M湖にて鯉釣りをする予定ですが、どうやら今日の午後あたりから雨模様?
今夜はM氏所有の別荘にお泊まりということになりそうですが、果たして鯉が釣れるのかどうか、乞うご期待を!
では、行ってめ~りやす!

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「釣れないクラブ」の海釣り

2007-06-11 20:27:13 | 釣り
6月10日(日)、オイラを含め「釣れないクラブ」の8人は、今回こそ、「釣れない・・・」の汚名を返上するべく、新潟県上越市へとやって来ました。
名立沖にて、スルメイカとアジを釣ろうって~訳ですが、果たしてその釣果はどうなりますことやら・・・。

 出港前、期待に胸を膨らませる「釣れないクラブ」の面々


早朝の午前5時、曇天無風状態の空模様の中、ベタ凪で穏やかな海面を意気揚々と漁場へと向かう一行でありました。♪きた~の~ りょうばはよ~ おとこの~しごとばさ~・・・♪ 
オイラ「Nさん、Oさん、酔い止めのお薬を飲んだかな?前回みたいに、あちこちでゲ~ゲ~しちゃヤ~よ!」
Oさん「ケッ、船酔いなんてなんぼのもんじゃ!」

  釣竿片手に決めポーズのYちゃん & 船酔い名人Nさん


「釣れないクラブ」の舟釣りは、今回が3度目とあって多少上達したとはいうものの、殆どが初心者の集団、船上はてんわやんわのお祭状態。
おまけに、隣同士での仕掛けもオマツリ(仕掛けが絡むことね)で、釣りに来たというよりは仕掛けをほぐしに来た?状態。
「オマエら、何て下手くそなんだ!」と、太っちょの船頭さんが呆れている。ついでに、お魚さん達も海の中で大笑いをしているに違い無い。

  パイレーツオブ日本海、ジョニー・デップ風 「Tちゃん」


そこで、気になる釣果を申し上げますと、竿頭のSさんがスルメイカを○×△□、Nさんがスルメイカを○×△□と良型のアジを○×△□・・・
「グズグズ言ってないで、全体で何匹釣ったか早く言え!」と尋ねられましても・・・皆様の名誉のためここでは申し上げられませぬ。
「こりゃ~釣れないクラブの名称変更は当分無理だな」
だれかれとも無く呟いたこの言葉がこの日の釣果とお察し頂き、武士の情けでござる、これ以上は深くお聞き下さるな。

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