12月15日(土)、釣れないクラブ一行は予定通り富山県生地へと、"フクラギ"を釣ろうとやって参りました。
富山県など北陸地方では、ブリの小さい物のこと"フクラギ"と呼ぶんだそうで、関東で言うところの"イナダ"のことであります。
ご存知のように"ブリ"は出世魚でして富山県や石川県では、"ツバイソ"→"フクラギ"→"ガンド"→"ブリ"となるそうで、関東では"ワカシ"→"イナダ"→"ワラサ"→"ブリ"、関西では"ツバス"→"ハマチ"→"メジロ"→"ブリ"と、地方によってそれぞれ呼び名が異なるんですな
因みに、これはオイラの知識で甚だ自信がありませんが、"ハマチ"とは、一般的には養殖されている魚を指し、養殖の"ハマチ"はいくらブリのように大きくなっても"ハマチ"と呼ばれると認識しております。
当日は低気圧の影響のためか、みぞれ交じりの雨模様で海上はかなり時化ていまして、メンバーの何人かは船酔いの予感にかなりビビっている様子。
「船酔いなんて、そんなのかんけぇねぇ~!」と、オイラを含めおよそ船酔いとは関係のない方々は呑気に笑ってますがね、当人達にとってはかなり心配なんでしょうなぁ。
でもね、同じ仲間だからして、船酔いしませんように神仏にお願いしておきましょうかね。「神様仏様、どうかこの方々が船酔いで死にませんように、ナンマンダブ、ナンマンダブ・・・チ~ン!」っと。
オイラのクーラーの中は獲物で満員御礼!
冬の海は荒れるとは覚悟はしていたが、予想通り沖合いの魚場はかなり荒れていて、船は上へ下へ右に左へとまるで木の葉のように揺れております。
その上、天候はみぞれ混じりの雨模様とあって、船上も人間もびしょ濡れでとてもじゃないがデジカメ撮影を出来る状態ではおまへん。
そのため、時化気味の海上や釣りをしている写真がありまへん。よってこのブログを観て下さる賢明な皆様方には、その様子はテレビなどの自然の驚異とか釣りバカ日誌などでお楽しみ頂きますように。
「来るんじゃなかった~・・・グェ~・・・冬の釣りはもう二度としねぇぞ・・・ゲッ、ゲッ~~~」と、船酔いでゲロを吐くTちゃんの姿をお見せできないのが少々残念ではありますが・・・
とは言え、Tちゃんの名誉のためにも言っておきますがね、ゲロを吐きながらそれでも釣りをするっていう芸当は誰にでもできるもんじゃないって!Tちゃん、アナタはエライッ!
ところでと・・・船酔い名人のNさんとOさん、今回はどうだった?エッ、ウソッ!何とも無かった!?・・・なぁ~んだ、面白くねぇの!
Sさん親子の釣果 分ける前は溢れる程満杯
常日頃オイラのブログにコメントを下さる「はじめさん」によると、「船さえ出れれば、冬の日本海は大漁ですよ」とのことでしたが、正にその通り!釣りの条件は最悪だったが、いやぁ~その釣れる事と言ったら・・・笑いが止まりませんでしたなぁ!
釣果に多少の違いこそあれ、メンバーそれぞれのクーラーの中は獲物で満員御礼、札止め!平均50センチ前後の"フクラギ"で溢れかえっておりますです、ハイッ。
釣り人にとって一度はやってみたいこと、「オイラのクーラーが一杯になっちゃったから、そっちのクーラーを貸してくれない?」をやってみたかったんだが、皆のクーラーも一杯じゃそれも叶わず。オイラの胸中、何か、ふ・く・ざ・つ!
"フクラギ"釣りに関しては、地元では名が通っている釣り船、
貴新丸(たかしんまる)、フクラギを釣りたいと思っている方には是非お勧めでっせ!
ちょっと寄っていっておくんなまし!
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