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ナオちゃんのお気楽生活

釣りとバイクが好きなオヤジが綴るお気楽人生

マダイ釣りの筈が・・・

2008-11-05 17:51:40 | 釣り
11月2日(日)は、オイラを含む”釣れないクラブ"有志4人による釣行でした。
有志などと聞いたところはいいのですがね、早い話し、"キ"の字の集合体といった方が正解かしらん?
新潟県能生にて、今年最後のマダイ釣りをやろうってぇことだが、果たして念願叶い目出度くマダイをゲットできるか否や。

  二人同時に一尾をゲット!? どっちの獲物だ~???


早朝6時、能生漁港を出た第七充正丸は沖合いの魚場へと向かう。波がそれ程高くは無いとはいうものの、船は上へ下へと大きくうねっております。
今回は4人ということで、他の釣り人3名を含めた合計7人の乗り合いとなりました。
仕掛けを投入すると、S氏とN氏の竿に早速アタリが!「オッ!きた、きた!」と二人同時に竿を上げるも、「アラッ!?」一尾のフクラギ(イナダ)のお口にはナント!二本のハリがかかっているではあ~りませんか!?随分と食い意地の張ったお魚ちゃんだこと。
暫くすると、風が強くなってきたようで船が随分と揺れます・・・と、船首の方では、一緒に乗り合わせた釣り人がまるで噴水のようにゲロを海面に撒き散らしているような?
「竿を上げて下さい、船酔いが酷いようなので一旦港へ帰り降ろします」と船頭の声。
どうやら、先ほどの釣り人の具合が宜しくないようだ。これだけ揺れるんだもの、まぁ無理はないわな。
船酔いの釣り人を降ろし、再び釣りをするものの、相変わらずオイラの竿はピクリともせず、寂しそうにうなだれるばかりであります。オイラ、どうも前回から絶不調だ。
ようやくオイラにもアタリがきてフクラギを一尾上げた直後、「風が強くなってきたので9時になったら上がります」と船頭の声。
結局この日は、正味2時間と少しで釣り収めとなり、マダイどころかフクラギを一尾という情けない結果となりました、面目ねぇ。
帰りの途中寄った鮮魚センターでは、オイラが釣ったと同じ大きさのフクラギが380円で売られておりましたです、ハイ。

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困ったお人達

2008-10-31 20:16:29 | 釣り
つい先日、新潟県で防波堤で釣りをしていた大勢の釣り人が大波にさらわれ、挙句救助隊も二次災害に遇うという事件が新聞を賑わせた。
幸い全員無事救助されたから良かったものの、一歩間違えると大惨事ということもあり得る状況だったようだ。
釣りをしていた防波堤は、基本進入禁止場所である上、関係筋から「高波警報が出ているから即刻釣りを中止して下さい」との注意を無視しての災難だったようで、全くはた迷惑な「困ったお人達」である。

           ― 大荒れの日本海 ―   24/Feb/08


「困ったお人達」といえば、我が"釣れないクラブ"の中にも「釣り中毒症」という病気持ちが何人か居るらしく、このところの天候不良による釣り中止が原因で酷くご機嫌が悪い。
オイラを除き、その中毒症を患っている患者はというと・・・ひと~り、ふた~り、おやっ?まぁ!三人もいらっしゃったのね!?
秋から冬にかけ日本海は荒れる日が多いとは聞いていたが、どういう訳か(オイラ思うに、この三人の行いが悪い!)、釣れないクラブご一行様の釣り計画がことごとく中止となっちまう。
そこで、その困ったお人達は、「こうなりゃ、釣れないクラブとしてではなく、希望者だけで釣れるまでやるぞ!」と、休日という休日の片っ端から釣り船に予約を入れるのだが、どうやらオイラもその希望者のメンバーに入っているらしい。
「今度の日曜は地区の用事で云々・・・」などという言い訳など通用する筈もなく、「問答無用!」とばかり、「縄をかけてでもお主を連れて行く!」と会長N氏はほざいていた。
今度一遍、N氏が船べりに立っている時を見計らい、よろけたフリして後ろからチョンと押してやろう~っと!
という訳で、明後日の11月2日(日)、能生漁港にてマダイ釣りの予定ですが、果たして予定通り船が出れるのか、それとも前回、前々回、前々前回同様、又しても中止の憂き目に遭うのか、困ったお人達三人の心がけ次第、のココロだ~!

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「釣れないクラブ」釣行記

2008-10-16 19:31:37 | 釣り
10月13日(月)は、富山県生地にて、「釣れないクラブ」の釣行会でした。
当初の予定では、12日(日)に新潟県名立でマダイ&五目釣りの筈でしたが、波が高くて出船できないということで、急遽富山県黒部港へと変更となった次第。
前々日の11日(土)、予約をしていた釣り船の船頭さんから「当日は出船できそうもありません」との連絡に、この日を待ち望んでいた「釣れないクラブ」のメンバー一同ガックリ。
日本海が荒れている時には富山湾に限るという訳で、過去何回か乗ったことがある「登喜丸」に電話を入れたところ、12日(日)は予約が入っているが13日は空いているとのこと。
「何があっても行くから、その日、是非!是非!お願い!!!」と、すかさず予約したのは言うまでもありませぬ。「アンタも好きねぇ」との声が何処からか聞こえてくるような気もするが、そんな雑音「オラ聞こえねぇ!」
それにしても、上越市近辺は波が高くて出船できないというのに、やっぱ富山湾はいい!いいわ~!

 ♪あさだ あ,さ,だ~よ~ あさ~ひ~が~ のぼ~る~♪


5時半に黒部港を出発して海上を走ることおよそ1時間、親不知沖のポイントに着く頃には東の空から陽が昇る。「どうか大漁でありますように、パンッ、パンッ!」とね。
この日の釣りは、船をアンカーで固定してのマダイ釣りであるが、「今日は潮の動きが悪く、余り状況は良くない」との船頭さんの呟きが気になる。
天気が良くベタ凪状態に、春であれば「春の海ひねもすのたりのたりかな」と俳句を一句吟ずるところだが・・・お魚さんが釣れないようでは困ったぞっと。

        「こんなん釣れました~!」のS氏


船頭さんの案ずる通り状況は芳しくないが、それでもあちこちで30cm前後のチダイがポツポツと上がる。
オイラの竿はず~っとだんまりを決め込んでいるというのに、隣で竿を出す会長N氏は絶好調で、「アラッ?又釣れちゃった!?余り釣れすぎちゃって餌を付けるのが怖~い!」と、氏のお口も絶好調。
その上珍しく船酔いも無いらしく、その口調の滑らかな事といったらアナタ、こんなN氏今まで見たことが無い。
「お願い!何方かN氏の口を塞いで頂戴!ついでに鼻の穴も一緒に!」

       獲物を手にニッコリ笑顔のTちゃん1号


周りでは次々とチダイを上げているようだが・・・オイラの竿は相変わらずウンともスンとも動かない。「なして?」
この日オイラは竿を新調したんだが、きっとその竿が悪いのと・・・隣のN氏の戯言が悪いのと・・・オイラの腕が悪いのでは断じて無い・・・ムニャムニャ・・・。
オイラの隣のその又隣、先ほどから船酔いで苦しんでいるらしいTちゃん2号、もっとゲロのコマセを撒き散らし、お魚さんを呼んで来てくれないかしらん。
それにしても・・・秋も真っ只中だというのに、このポカポカ陽気にベタ凪とは、何とも長閑ですなぁ。「あ~ぁ、眠てぇ」

   本日も絶好調Yちゃん、 マダイとのツーショット


この日の釣果はと申しますと、船中、30cm~40cm前後のマダイを4~5尾と、平均30cm前後のチダイが60尾程。
件のN氏だが、「Nさん何尾釣った?」と尋ねると、「おせ~ない=教えない(最近クラブではこのフレーズが流行っている)」ときたもんだ、お客さん。
オイラ密かにN氏のクーラーを覗いて確かめたところ、20尾以上は間違いなく入っていたから、Nの旦那、今回はアナタが一等賞ですぜ。

なになに?オイラの釣果を教えろとな?・・・「おせ~ない!」

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根魚五目釣り in 能生

2008-08-07 19:32:23 | 釣り
8月3日(日)は新潟県能生にて根魚五目釣りに挑戦と相成りました。
予定では、この日はメバル釣りの筈だったのだが、天候が荒れるかも知れないから外海は危険との船頭の判断で、急遽近海で根魚五目釣りに変更となった次第。
結果、K氏の60㎝を超える大型ヒラメを筆頭に、キジハタ・クロソイ・アジ・ウマズラ・・・と、五目釣りを堪能することができまずまずの一日となった。
にしても・・・船上は風も少なく、容赦なく照りつけるお天道様のその暑さといったらそりゃぁもう半端じゃない。オイラもう少しで干物になるところであったわい。

    今回の主役Kさん、60㎝の大型ヒラメをゲット!


      マダイ釣りに続き今回も絶好調のSさん



五目釣りの醍醐味を満喫したYちゃん、その種類の多いこと!


   麦藁帽子がやけに似合うKちゃん、ヒラメだよ~ん


 いつも不機嫌そうなOさん、決して怒っている訳では・・・


   良型のキジハタを手にTちゃん1号 「旨そう~っ!」


   オイラの獲物、「キジハタ40cm」&「クロソイ35cm」


え~、この中で、ヒラメを釣れなかった者が何人かおります。恥ずかしながら・・・その内の一人がオイラでした。面目ねぇ
知り合いの板前に刺身にしてもらったキジハタとクロソイはそりゃぁ旨かったが、欲を言えばオイラヒラメが食いたかったぞっと。「ヒラメ、や~~~い・・・」

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上越沖の五目釣り

2008-07-16 18:02:01 | 釣り
7月13日(日)は、新潟県上越市にて五目釣りであります。釣り船は「第五越山丸」
今回特別参加となったオイラの親戚筋のYちゃんを含め、釣れないクラブのメンバーは総勢8名。
釣れないクラブの貸切とはいえ、定員12名の船に8名の釣り人とは、ゆったりとして居心地がえぇのう~。

     海上は波穏やかだが、とにかく、あっちぃ~!!!

釣れないクラブの中で、アジ釣りといえばOさん。
上の写真の中央付近、赤い帽子がひと際目立つ釣り人がそのOさんですが、腰に手を当てアタリを待つ姿には、余裕にも似た貫禄がそこはかとなく・・・。
で、やっぱりというか当然というか、後・両側の釣り人を尻目に一人黙々とアジを釣り上げております。ヨッ!Oさん、アジ釣り名人!


    でっかいマグロがっ!  実はヤラセでした~

救命胴衣がやけに似合う特別参加のYちゃんは、今回の船釣りが初めてとありやや緊張しておりますが、陸釣りでは百戦錬磨のツワモノ、竿を持つその後姿には自信が漂う。
オイラの隣で竿を出している彼は、持って生まれた才能からか覚えが早く、後半になると初心者とは思えないほどの竿さばきを見せる
釣果もオイラとドッコイドッコイで、経験ばかりが豊富なオイラはその姿にたじたじとなりにけり。


   可愛いYちゃん&可愛いチダイちゃんのツーショット

今回は五目釣りということで、一番喜んだのはこのYちゃん。
以前から、「マダイもイカもいいんだけど、俺は五目釣りが一番好きだな」と言ってから、この日はYちゃんが一番楽しんでいたに違い無い。
その願いが叶ったのかどうか、オイラはサバとアジばかりだというのに、Yちゃんは、アジ・サバ以外にこのチダイを含め幾種類もの魚を釣り上げたのは流石。
おまけに・・・足元のポリバケツの中には、フグやクラゲまで入っているんだもの、オイラそれ見てこっそり笑っちゃったけど、ごめんな。


      絶好調Kちゃん、一度に2尾だぜベイビー!

メンバーの中では船釣り経験が一番豊富で、別段大騒ぎもせず、一人黙々と釣りをする男がこのKちゃん。
その経験豊富が成せる技か、サバ・アジを釣り上げると同時、血抜き処理をしっかりとやる余裕を見せる。
この日は、彼の手によって開きにされた何匹かのアジが、洗濯バサミで吊り下げられ潮風に吹かれ揺れていた。
釣ったばかりのアジを船上で開きにした一夜干しは、焼いて食うとさぞかし旨いんでしょうなぁ、Kちゃん。


 オイラの釣果 平均30cmのアジ18尾とサバ2尾をゲット



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マダイ釣り~能生漁港

2008-06-09 22:06:09 | 釣り
結論から先に申しますと、この日(6月8日)釣れないクラブ8名の釣果は、外道のフクラギ・アジが若干混じりはしたものの、総数30匹と、先ず先ずの成果ということでしょうか。

前回黒部港でのムギイカ釣りは、途中の寄り道が祟り出港時間が遅れたこともあり、今回はその反省から少し早めに能生漁港へと到着。

早めに集合したためか、5時半の出港予定が5時には出港ということで、何か少し儲かったような?"早起きは三文の得"と先人は仰るが、ナルホドその通りでありますな。

釣り船はココ 能生漁港 第7充正丸(だいなな じゅうしょうまる)

           【 Sunrise of Japan sea 】


その昔オイラがまだ若かった頃、「海を見に行こうぜ」と、彼女をドライブに誘う常套手段がコレでしたなぁ。

オイラ昔からオッチョコチョイの面が多々ありましてね、オイラの中では、"海=水平線から日が昇る"、の方程式が出来上がっていたのでありました。

長野県の海と言うと当然日本海、"早朝の砂浜で二人して日の出を見つめる"なんてぇシチュエーションを想像しておりましたら、「日本海から陽が昇る訳ないでしょ、バカ!」と彼女から言われ、それまでの勘違いに気づきかなり落ち込みましたなぁ。

あっ!このお話しはカミさんには内緒ってぇことで・・・  

   ジャ~ン!本日の大物! S氏の【73cm・5kg 】


閑話休題・・・どうよ!S氏が釣り上げた73cm・5kgというこのでっかいマダイ!マダイもこれ位の大きさにもなると、中々の面構えをしておりますなぁ。

釣り上げるのに10分も15分もかかったと仰るSさん、「腕が痺れて痛てぇ~!」と顔をしかめるけれど、贅沢を言ってはいけません、オイラも腕が痺れてみたい。

「ハリを外そうとすると、このヤローペンチに噛みつきゃがって、ハリが上手く外れねぇ!」とS氏は叫んでいるが、その尖った凶器のような歯並びを見りゃ・・・さもありなん。

<Yちゃん、ヤッタねっ!> 念願のマダイを手にニッコリ 


前回は絶不調だったYちゃん、「マダイは中々釣れないから嫌いだ」と言ってたが、獲物のマダイを手にニッコリ。

「Yちゃん、マダイの引きはどうだった?面白かった?」と尋ねると、「それ程でもなかった」と平静を装ってはいるが、その表情はかなり嬉しそうだったでぇ。

 <クールなNさん> 一応マダイだけど、それが何か?


今回のNさんはお得意の船酔いもなく、淡々とマダイを釣り上げております。

オイラの記憶では、マダイを5~6枚ほど釣った筈だよね?「まだままだこんなもんじゃ物足りねぇ、入れ食い状態にならなきゃ面白しくねぇ」なんて、ちょっと欲が深いってもんじゃない?

ところで、その指のバンドエイドは何かしら?「えっ、マダイに噛み付かれたって?」「ふ~ん」

 <巨漢Kちゃんとマダイ> マダイが小さく見えますなぁ


Kちゃんはその巨体に似合わず物静かな男だ。釣れないクラブの中で唯一舟釣り経験豊富で、その所作は無駄もなく隙が無い。

オイラのように魚が掛かった度「来た~っ!釣れた~!」などと大騒ぎをするでもなく、一人黙々と釣りをする姿は正に釣り師の鏡。

それにしても、Kちゃんの巨体は迫力がありすぎる。大きなマダイもKちゃんが持つと、ホレこの通り、メダカのようでもあります。

 <笑顔のKさん> 小さいけれど、ようやく釣れたよ~!


Sさんの隣で竿を出すKさん、「隣であんなでっかいマダイを釣るんだもんなぁ、参っちゃうよ」と半ば呆れ顔。

Kさんの直ぐ後ろは操舵室、常に船頭さんの眼が注がれるこの場所で平然と釣りをするKさん、アナタはエライ!

小心者のオイラゆえ、船頭さんの眼の前で釣りをするなんてぇ芸当など、オイラには到底真似ができませんな。

 <オイラの56cm・2.5kg> 残念!Sさんに負けた~!


眉目秀麗なオイラの顔をお見せできなくて残念ですが、この写真はオイラでした。

いえね、「顔を写さないように」とお願いした訳では決してありませんでして、たまたま撮ってもらった写真がこれだったと、まぁそういうことです。

この日は、正直オイラ少々あせりましたなぁ。周りが次から次へとマダイを釣り上げているのに対し、オイラの竿はどういう訳かピクリともせんのです。

釣りも終わりに近付いた後半、ようやくコイツが食ってくれました。Sさんが釣ったマダイには遥かに及びませんが、この日2番目の大きさのマダイでした。

追記:Tちゃん1号、2号殿、写真がありませぬ、スマン、許してくんろ。

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マダイ釣り・・・の予定

2008-06-07 18:58:27 | 釣り
明日(6月8日)は、新潟県能生(のう)にて、釣れないクラブ恒例?のマダイ釣りだよ~ん。

  マダイ釣り用"ビシ" これにオキアミを詰めマダイを誘う


六月のこの時期、マダイは乗っ込みシーズン(産卵)にあたるそうでして、マダイ釣りのベテランU氏によると、「乗っ込みシーズンは面白いように釣れるでぇ~」と言ってたが、それが事実ならばこれは期待できそうですなぁ。

「但し、この時期のマダイは食っても不味いぞ」とも仰るけれど、それはアナタのようなベテランの方の台詞、オイラのような初心者にとっては、「あのマダイ様が釣れるのであれば、不味くても結構!」であるな。

今夜S氏の会社駐車場へ0:00時集合ということになってるが、これから風呂に入り、マダイを船に山積みする夢でも見ながら早く寝ようっと。

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ムギイカ釣り~番外編 PARTⅡ

2008-05-09 20:43:51 | 釣り
「釣れないクラブ」には頭文字にTのつく男が二人いる。

紛らわしいので、オイラ勝手にTちゃん1号、2号と区別しておりまして、今回はその内の一人Tちゃん1号についてのお話です。

糸魚川にてのホタルイカ捕りは、NさんOさんの大活躍は周知の通りですが、その陰でTちゃん1号の頭脳プレーがあったことを忘れてはいけませぬ。

ホタルイカを掬う人、人、人・・・で込み合うその一角に、どういう訳か不思議な空間が出来ております。

見ると、そこには迷彩服を着たいかにもヤンキー風のお兄ちゃん達3人が何か不機嫌そうな顔で佇んでいます。はは~ん、それでそこには誰も近寄らないんだな?

ところが、発電機を使い投光機で照らされた海面にはホタルイカがウジャウジャと集まっているんだが、どういう訳か彼らは一向にそれを掬おうともしないんですな。ハテ?

「Tちゃん、あの場所で掬ってもいいか聞いてこいや」とのオイラの言葉に「やだなぁ、何か怖そうだなぁ」と言いながらもしっかりと交渉に出かけたTちゃん1号でした。

聞けば、隣の人の玉網の柄が3人の内の一人に当たりメガネが海中に落ちてしまったそうな。その隣のオッサンは「申し訳ない」と言いながらお詫びにと缶ビールを置いて逃げるように去って行ったという。

「気分が悪い」ということで3人ともやる気が失せていたところで、「じゃぁここで掬っていい?」とすかさず交渉をしたTちゃん1号は、あろうことか彼等の使っていた玉網までちゃっかり借りたのでありました。

借り受けた玉網はホタルイカ専用であるらしく誠に具合が宜しいようで、Tちゃん1号の活躍はNさん、Oさんコンビの更に上を行く大活躍。

後でTちゃん1号から聞いた話によると、メガネを落とした張本人が悪いと思ったのかどうか、戻ってきてメガネを弁償するお話しになったんだと。

メガネの金額は2万円だそうで、半分の1万円を弁償するということで話しがついたそうだが、恩義を感じたTちゃん1号、「五分五分じゃぁ可哀そうだよ、4分六にするってもんじゃねぇ?」と交渉役を買って出たんだという。

Tちゃん1号の交渉の甲斐あってか、4分六でメデタシメデタシと手打ちとなったらしい。

ってな訳で、「釣れないクラブ」に交渉人・ネゴシェーター誕生! オイラ、カミさんと揉めた時には、Tちゃん1号頼むでぇ~! 

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ムギイカ釣り~番外編

2008-05-07 19:06:34 | 釣り
それは、「途中糸魚川へ寄ってホタルイカでも捕ろうぜ」と誰ともなく言い出したことがキッカケだった。

それじゃぁってんで、半ば冗談半分でオイラ鯉釣り用の玉網を持って行ったんですな。それも直径およそ70cmもあるようなデッカイやつをね。

糸魚川へ到着したのは早朝未だ薄暗い3時。現地へ到着して驚きましたなぁ。道路脇にはホタルイカ狙いらしい車、車、車・・・で溢れかえっております。

湾内はアリの入り込むスペースも無い程ビッシリと人が並び、長~い柄のついた玉網がホタルイカを求め乱舞しております。

これはひょっとして"ひょうたんからコマ"ってぇことか?

   僅か1時間程でクーラーが一杯! これはその1/7


ホタルイカはウジャウジャいるが、「俺達が入り込むスペースなんぞ何処にもない」と、オイラを含めた常識人は諦めかけたんですがね、そこはホレ、押し出しの良さでは天下一品敵なしの会長N氏。

どういう技を使ったのか知らんがいつの間にか先客の中に割り込んでいたんですな。その素早さというか強引さというか、凡人のオイラには絶対に真似ができまへん。

岸壁に片膝立てで斜に構え玉網を操るNさんは、まるで虎視眈々と獲物を狙う猟師のようでもあります。

"一網打尽"を信条とするN氏、数多の玉網を押しのけ鯉釣り用のデッカイ玉網を縦横無尽に振り回しホタルイカをゴッソリと掬い上げたんですな。

そこへ登場するのが口八丁手八丁のO氏、N氏が掬い上げたホタルイカをそれは手際よくクーラーへと移しております。

「一杯掬ったぞ!Oさん後は頼む!」「はいよっ、クーラーに移し終えたぞ、Nちゃんそれ行け!」と、NさんOさんコンビ絶好調。

それを見ていたオイラとSさん、その姿が可笑しくて只々腹を抱えて笑い転げるばかりなり。

「ちょっと~Nさん、アナタ痛が痛い筈じゃぁなかったっけ?」

お陰さまを持ちまして、Nさん・Oさんの大活躍により、1時間もしない内に持ってきたクーラーは瞬く間に一杯となりにけり。

その後、腰痛悪化と寝不足のため、本命のムギイカ釣りの船上では床に横たわるばかりのNさんでした。合掌!

ムギイカ釣り~番外編、PART-Ⅱへと続く。

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ムギイカ釣り

2008-05-05 18:05:29 | 釣り
5月4日(日)「釣れないクラブ」一行は、富山県黒部港へムギイカ釣りに行って参りました。

ムギイカとはマイカ・スルメイカの小型(子供?)のことらしいが、何でも麦の穂が膨らむ時期に釣れることからそう呼ばれるらしいんですな。

この日は本命のムギイカ釣りの他にホタルイカをもゲットという思いがけないサプライズがあり、終日イカ、烏賊、いかで暮れた一日であったようなないような・・・。

そのホタルイカ捕りについてのドタバタ劇は、次回「ムギイカ釣り~番外編」で詳しくお伝えしますのでお楽しみに。

         早朝、立山連峰?から陽が昇る


乗船する前に、漁港近くのサークルKにて買い物とトイレタイム。と、そこへ現われたのが今回乗船する「登喜丸」の船頭さん。

「オッ、船頭さん!これ又お早いご出勤で」と言うと、「早い?5時出港って言った筈だ!30分遅刻!」と少々お怒りの表情。

糸魚川にてホタルイカと戯れていたため時間が少し遅れたのは分かっていたんだが・・・出港は5時半の予定じゃぁなかったっけ?会長!

それを聞いていた会長Nさん、まるっきり他人事のような顔で「オラ知らねぇ」ときたもんだ。

 久々参加の「Tちゃん2号」 ゲロを吐きながらも大健闘


案の定、オイラ達が漁場に着いた頃には既に先行者の船で大賑わいの模様を呈しております。

「まずいなぁ、良い場所は他の船で一杯だぁ~」とぼやく船頭さんの声に、本日の貧果を予感するようで何か不吉なのね。

「釣れなかったら、会長!それはアナタのせいだからね!」

本日の船酔い賞は上の写真の「T」ちゃん。因みに連れないクラブのメンバーにはTの頭文字が付くのが二人おりまして、紛らわしいのでこの方を"Tちゃん2号"とでも呼びましょうか。

オイラの隣で竿を出す"Tちゃん2号"は、お疲れモードの上に寝不足が祟り酷く具合が悪そう。

終始「ぐぇ~・・・」「ZZZ・・・」の繰り返しに、船頭さん「この兄ちゃんは"眠狂四郎"みたいだなぁ」と呆れ顔。

Tちゃん1号・2号共に船酔い名人にしてそれでも尚釣りをする根性は特筆すべきものがあります。なになに?単に欲が深いだけだってか?

         オイラの釣果、ムギイカを34杯


そこでこの日の釣果ですが、全員揃って2桁以上のムギイカが釣れたようでして、オイラはと言うとダントツの34杯。

船頭さんによると、「アンタが竿頭だ」と仰るが、34杯で竿頭になれるとは・・・何とももレベルの低い釣り集団ではあ~りませんか。

密かに竿頭の座を狙っていたらしいS氏でしたが、リールの具合が宜しくなかったようで「くっそー、リールのせいで半分以上は逃げられちまった」と悔しそう。

「Sさん、リールのせいでなく腕の差だって!」

会長N氏ですがね、前夜ホタルイカ捕りに夢中になりすぎ船上でかなりグロッキーになっておりました。

次回の「ホタルイカ~番外編」にてのN氏の活躍おもろいでぇ~

        出港前、大漁を願って記念写真


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