
<11月27日の誕生花>
ヌルデ
・漆(うるし)科
・学名 : Rhus javanica
Rhus = ウルシ属
javanica = ジャワ島の
・原産地 : 南アメリカ、アジア
・別名 : 五倍子の木(フシノキ)
・英名 : Sumac
<花言葉>
信仰、華やか、壮麗、知的な美点
今日の誕生花のヌルデの
花色は、白です。
開花時期は、8月頃~9月頃です。
泡が吹いたような形の花が咲きます。
葉は、わりと早くから紅葉します。
木に傷をつけると、白い漆液が出ます。
この樹液が肌につくと、かぶれるかもしれません。
「かぶれない」という記述もありますが、
それぞれの体質にもよりけりなので、何ともです。
また、この漆液を物に塗っていたことから、
「ヌルデ」という名前が付けられたとも。
葉に虫(アブラムシの一種)が寄生すると、
五倍子(ふし)と呼ばれる虫こぶができます。
その五倍子は、タンニンが豊富で、
皮なめしに用いられたり、黒色染料の原料として
利用されていたそうです。
また、秋頃、成虫が飛び出す前の虫こぶを採取し、
熱湯に浸して中の虫を殺して、乾燥させたものを
生薬として利用することもあるようです。
生薬としては、
五倍子(ごばいし)または付子(ふし)と呼ばれます。
こちらは、腫れ物、歯痛などに効果があるそうです。
改めて、植物って凄いなぁ~と思います。
それと同時に、その効用を発見し、
実用にこぎ着けた人々も、凄いですね!
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