東の方向から、色がどんどん変わっていく、朝の空。
やや西に近い南の空には、白い月が、まだ見えている。
弱音ペダルを固定して、さらにソフトペダルを踏みながら、
そっとピアノを弾いてみる。
鍵盤が、ひんやりしている。
シューマン「知らない国々」と、ブラームス「ワルツ15番」。
さらに、サティ「ジムノペディ」も。
今日のピアノは、よく響いて、ご機嫌が良いみたい♪
■1月28日の誕生色 ●
蒲公英色 (たんぽぽいろ)
冒険、明るさ、好奇心、楽天家
冒険好きで、好奇心旺盛なのでしょうね。
洗練されたセンスの持ち主で、ポジティブ。
持ち前の明るさで、どんな道も、突き進めそうです。
蒲公英色。
タンポポの花のような黄色。
蒲公英色という色名。
いかにも日本古来の色名のようですね。
ところが、そうではないのです。
昔の日本人は、黄色い花に対しては、
比較的冷淡だったのだそうです。
タンポポをはじめ、福寿草(フクジュソウ)、黄梅(オウバイ)、
連翹(レンギョウ)、菜の花(ナノハナ)、等々、
黄色い花は多いのに……。
その上、カボチャやキュウリ、トマトなどの野菜も、
皆、黄色い花をつけるのに……。
これほどまで、身近にある、たくさんの黄色い花々。
どうして、もっと取り上げられなかったのでしょうね?
もしかしたら、あまりにも身近にありすぎたから?
黄色い花の色を、染色で再現するのが難しかったから?
英語の色名である ダンディライアン は、
20世紀に入ってから、使われ始めたようです。
その後、この色名が日本に入ってきて、
蒲公英色と呼ばれるようになったのですね。
新しい色名であっても、現代では、
JIS規格色のひとつとして、認められています。
どこで、どのように呼ばれようとも、
タンポポの花は、自分が生きるのに一生懸命。
そんな姿が、いつの間にか、人々の心の中に、
入り込んでいるのかもしれません。
なお、dandelion (ダンディライアン)は英語ですが、
もともとは、フランス語。
dan = 歯
de = の
lion = ライオン
独特なタンポポの葉の形から、連想したのは、
ライオンの歯、だったのですね。
■1月28日の誕生花
花の名前 | 主な花言葉 |
ポプラ | 勇気 |
カタクリ | 寂しさに耐える |
ネモフィラ | 可憐 |
レプトスペルマム | 質朴な強さ |
ハツユキソウ | 好奇心 |
バラ (黄) | 嫉妬 |
エンドウ | 未来の喜び |
ビオラ (白) | 誠実 |