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アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

ヤグルマギク (矢車菊)

2007年03月05日 | 誕生花
   

<3月 5日の誕生花>
  ヤグルマギク
   ・菊(きく)科
   ・学名 : Centaurea cyanus
         Centaurea = セントウレア属
         cyanus = 藍色の
   ・原産地 : ヨーロッパ東南部
   ・別名 : 矢車草(ヤグルマソウ)
   ・英名 : Cornflower, Bachelor's-button

<花言葉>
  教育、信頼、優美、優雅、高雅、繊細な心、デリカシー、
  愉快、独身生活、幸運、幸福感、幸福

今日の誕生花、ヤグルマギクの
花色は、青、青紫、藍紫、淡紅、白です。

開花時期は、4月頃~6月頃。

学名はギリシャ神話に出てくる
半人半馬のケンタウルス(Centaurea)にちなんでいるとか。
また、花の女神フローラの
崇拝者チアヌス(cyanus)にちなんでいるとも。

ある時、ヘラクレスは、猛毒ヒュドラの血を塗った毒矢で、
誤って恩師のケンタウルス(賢人ケイロン)を射てしまいました。

ヘラクレスは、ケイロンに手渡された矢車草で
手当てをしましたが、よくなりませんでした。

不死身のケイロンは死ねずに苦しむばかりだったので、
プロメテウスが代わりに不死身となり、
ケイロンは死に、苦しみから逃れることができました。


というお話からなのですね。
また・・

矢車草の花びらを傷口にふりかけると
ケイロンが生き返りました。


という伝説もあるようです。
それから・・・

コンスタンチノープルに住むチアヌス(キアヌス)という少年は、
毎日、花の女神フローラ(クロリス)のために花を摘んでは
花輪を作り、祭壇に捧げていました。

ところがある日のこと。
チアヌスは、花輪にする花がみつからず、
探しまわっているうちに道がわからなくなり、
そのまま死んでしまったのです。

フローラは、若い崇拝者チアヌスの死を悼み、
人々が彼のことを思い出せるように、
彼が野原で摘んでいた花に「チアヌス」と名付けました。


というお話もあります。

日本では・・・
鯉のぼりの柱の先につける矢車に似ていることから、
「矢車菊」と呼ばれるようになりました。

別名のヤグルマソウですが、
他にユキノシタ科のヤグルマソウがあるので、
紛らわしいかもしれません。

「セントウレア(セントーレア)」を目にしたとき、私は
愛知県にある中部国際空港を連想してしまいました。

空港はセントレア(centrair)。
中部(Central Japan) + 空港(Airport)
の組み合わせによる造語なので、
ヤグルマギクとは関係ないのですが…。(苦笑)

セントレアのターミナル内にあるレストランで、
ドイツビールを飲むことができるようです。

セントレアは、ドイツのミュンヘン空港と姉妹空港、
ということもあるのでしょうか?

ここで話題は、ドイツとヤグルマギクへ。(笑)

プロシア(現ドイツ)にナポレオンが侵攻してきた時、
ルイーズ皇后は子ども達を連れてベルリンから逃れ、
穀物畑に隠れました。

ルイーズ皇后は畑に咲いていた矢車菊で花冠を作って、
王子達を慰めました。

この時の王子の一人が後のウィルヘルム皇帝です。
ウィルヘルム皇帝はナポレオン3世を破り、
矢車菊を皇室の紋章にしました。

そのため、矢車菊は
「カイゼル(皇帝)の花」と呼ばれるようになり、
後にドイツ国花となりました。
(現在は違うみたい。。オウシュウナラ?)

長くなりました。。m(_ _)m

キイチゴ (木苺)

2007年03月04日 | 誕生花
   

<3月 4日の誕生花>
  キイチゴ
   ・薔薇(ばら)科
   ・学名 : Rubus palmatus
         Rubus = キイチゴ属
         palmatus = 掌(手のひら)状の
   ・原産地 : 日本
   ・別名 : 紅葉苺(モミジイチゴ)
   ・英名 : Raspberry

<花言葉>
  愛情、謙遜、尊重される、尊重、
  嫉妬、後悔、同情、うらやむ

今日の誕生花、キイチゴの
花色は、白、紅です。

開花時期は、3月頃~4月頃。
そして5月頃には、実がなります。
もちろん、食べられます♪

広く山野に自生しています。

紅葉苺は、
葉の形が楓の葉に似ていることから
名付けられました。

果実は、生よりも、ジャムの方がお馴染みだと思います。
あのプチプチ感も良かったりして。。♪

あのプチプチは、種なのですね。
キイチゴの実は、やや固めのイクラが
たくさんついているようなイメージですが、
そのひとつひとつの実の中に、
それぞれ1コずつ種子が入っています。

そのあたりの構造は、
私たちが普段食べているイチゴと違うのですね。

ヨーロッパ原産のラズベリーとは、
厳密に言うと違うようですが、
どれも「ラズベリー」と呼ばれています。

フランス語では「フランボアーズ」。
ケーキ屋さんでお馴染みの名前ですね♪

ハーブティーやリキュールにも使われています。

一般向けに、生は難しそうですが、冷凍果実があります。
ただ、私のエリアのスーパーでは、入荷が不安定なので、
いつでも手にはいるとは限らないのが難点かしらね。

レンゲソウ (蓮華草)

2007年03月03日 | 誕生花
   

<3月 3日の誕生花>
  レンゲソウ
   ・豆(まめ)科
   ・学名 : Astragalus sinicus
         Astragalus = レンゲ属
         sinicus = 中国の
   ・原産地 : 中国
   ・標準和名 : 紫雲英(ゲンゲ)
   ・別名 : 蓮華(レンゲ)
   ・英名 : Chinese milk vetch

<花言葉>
  感化、私の幸福、心が和らぐ、緩和する、
  あなたは幸福です、あなたは私の苦痛をやわらげる

今日の誕生花、レンゲソウの
花色は、紅紫です。

開花時期は、4月頃~5月頃。

「蓮華に似ている草」というのが、
名前の由来になっています。

中華料理などで使う、あのスプーンのようなもの。
「れんげ」と言いますね。
その形が蓮の花びらに似ており、
その蓮の花はレンゲソウに似ているところから、
「蓮華(レンゲ)」と呼ばれるようになったらしいです。

一般的にはレンゲあるいはレンゲソウと呼ばれていますが、
和名はゲンゲなのだそうです。

もともとは、中国で、
群れ咲く様子を紫雲に見立てた名前が、紫雲英。
それがそのままゲンゲと呼ばれているのですね。

昔は、水田の緑肥として広く栽培されていました。
私が幼少の頃、近所に個人のちょっとした水田があり、
春になると見事なレンゲ畑になり、そこでよく遊びました。
その水田は、その後整地され、今ではビルが建っています。

乳牛を飼っているところでは、
レンゲソウを飼料にもしていたようです。
もしかしたら、英名の Chinese milk vetch は、
牧草として扱われていたことに由来するのかもしれません。
ちなみに、vetch はカラスノエンドウのことです。

また、レンゲソウの花の蜜は、とても良い蜂蜜になります。
クセが少なく、食べやすく、おいしいですね♪

レンゲ畑の真ん中で、
花冠や首飾りを編んだり、
ピクニックもどきのひとときを楽しんだり。。。

今思うと・・・
まるで、おとぎの国にいたような、
そんな気さえしてきます。。♪

ラナンキュラス

2007年03月02日 | 誕生花
   

<3月 2日の誕生花>
  ラナンキュラス
   ・金鳳花(きんぽうげ)科
   ・学名 : Ranunculus asiaticus
         Ranunculus = キンポウゲ属
         asiaticus = アジアの
   ・原産地 : 西アジア、トルコ地方、ヨーロッパ東部
   ・別名 : 花金鳳花(ハナキンポウゲ)
   ・英名 : Persian buttercup, Turban buttercup,
        Ranunculus

<花言葉>
  光輝を放つ、名誉、名声、お祝い、移り気、忘恩、輝く魅力、
  晴れやかな魅力、美しい人格、あなたは魅力に満ちている

今日の誕生花、ラナンキュラスの
花色は、赤、桃、橙、紫、青、黄、白、と多彩です。

開花時期は、4月頃~5月頃。

花は、ペルシャ系、トルコ系、フレンチ系
の3つに大別されているようです。

日本で出回っている園芸品種のラナンキュラスは、
ペルシャ系やトルコ系みたい?

その他、園芸品種の系統では、
別の分類・呼び方もあるようです。
(たくさんあって、まだ理解できてイマセン。。)

品種改良で、現在お馴染みの
ボリューム感のある八重咲きの花になったようです。

花紙で作った花にちょっと似ているというイメージが、
私にはあります。。(*^^*)

「Ranunculus(ラナンキュラス)」は、
ラテン語の「rana(蛙)」が語源です。

カエルがたくさんいるようなところに、
たくさん生息しているからだそうです。
葉の形がカエルの足に似ているから、
という説もあるようです。
湿地に生息するイメージ。。

英名で、単に「buttercup」だとキンポウゲ。
そこに「Persian」がつくと、ラナンキュラスになります。

ラナンキュラスの花言葉から、
この花が華やかであること、想像できそうです。

プリムラ・オブコニカ

2007年03月01日 | 誕生花
   

<3月 1日の誕生花>
  プリムラ・オブコニカ
   ・桜草(さくらそう)科
   ・学名 : Primula obconica
         Primula = サクラソウ属
   ・原産地 : 中国、ヨーロッパ
   ・別名 : 静養桜草(せいようさくらそう)、
        四季咲き桜草(しきざきさくらそう)、
        常磐桜(ときわざくら)
   ・英名 : German primrose, Poison primrose

<花言葉>
  幸福感、富貴、青春の美しさ、しとやかな人

今日の誕生花、プリムラ・オブコニカの
花色は、紅、赤、桃、紫、青、白、と多彩です。

開花時期は、12月頃~5月頃。

「Primula(プリムラ)」は、「primos(最初)」が語源です。
早春に、他の花に先駆けて咲くことから名付けられました。

プリムラ・オブコニカは、
プリムラの中では大輪だと思います。

花茎が次から次へと伸びることもあり、
花期はわりと長めです。
室内の光でも、充分開花してくれます。

ただ、プリムラの中では寒さに弱い方なので、
寒冷地には適さないでしょう。
反対に暑さにはわりと強いので、
上手に育てると、夏頃までずっと咲き続けてくれます。

プリムラ・オブコニカの葉や茎の表面に生えている
うぶ毛のような腺毛には、
「プリミン」という毒素が含まれています。

このプリミンにより、皮膚がかぶれてしまう場合があるので、
肌が弱い方などは手袋をする等、扱いには注意しましょう。

園芸品種には、かぶれにくい種類もあり、
そのひとつが「タッチミー(私に触れて!)」
と名付けられています。
毒素がほとんどないので、触れても大丈夫♪

プリムラ・オブコニカは、その花言葉のように、
ひらひらとした花びらがとても美しく、
花らしい花だと思います。

アルメリア

2007年02月28日 | 誕生花
   

<2月29日の誕生花>
  アルメリア
   ・磯松(いそまつ)科
   ・学名 : Armeria vulgaris
         Armeria = ハマカンザシ属
         vulgaris = 普通の,通常の
   ・原産地 : 地中海沿岸
   ・別名 : 浜簪(はまかんざし)、松葉簪(まつばかんざし)
   ・英名 : Armeria, Sea pink, Thrift

<花言葉>
  心づかい、思いやり、同情、可憐、共感、滞在、住居

今日の誕生花、アルメリアの
花色は、濃桃、赤、白です。

開花時期は、3月頃~5月頃。

アルメリア(Armeria)は、
ケルト語で「海に近い」という意味があるそうです。

直径2センチくらいの花が、
ボール状に、いくつも群がって咲きます。
まるで「くす玉」みたい。。?
遠くから見ると、ボンボンのよう?
いえいえ簪(かんざし)みたいなのですね。

このアルメリア。
土壌を選ばず、乾燥にも強い、とても丈夫な植物。

アルメリアは、可憐で、他の植物とも共生でき、
いつも微笑みを湛えているような花なのですね。

ユキワリソウ (雪割草)

2007年02月28日 | 誕生花
   

<2月28日の誕生花>
  ユキワリソウ
   ・金鳳花(きんぽうげ)科
   ・学名 : Hepatica nobilis var. japonica
         Hepatica = ミスミソウ属
         nobilis = 気品のある、立派な
         japonica = 日本の
   ・原産地 : 日本
   ・和名 : 三角草(みすみそう)
   ・英名 : Mealy primrose, Hepatica, Liver leaf

<花言葉>
  忍耐、自信、信頼、高貴、はにかみ屋、
  あなたを信じます、悲痛

今日の誕生花、ユキワリソウは
1月5日の誕生花でもあります。
花色は、淡紅、紅紫、淡青、白です。

開花時期は、3月頃~4月頃。

雪の残っている頃、雪を割るようにして咲き始めるので、
「雪割草」と呼ばれるようになりました。

ただ、この雪割草という名前。
数品種の花の総称にもなっているようです。
いずれも冬から春になる頃に咲き始めるので、
雪割草と呼ばれるのでしょうね。

キンポウゲ科の他、
サクラソウ科のプリムラ・モデスタ(Primula modesta)も、
ユキワリソウと呼ばれています。

キンポウゲ科のユキワリソウは、
ミスミソウやスハマソウの総称のようですね。

スハマソウ(洲花草)という名前は、
葉の形が、お祝いの席などに飾られる
「州浜」に似ているところからつけられたとのこと。

ミスミソウとスハマソウ。
一見しただけでは、見分けがつかないかもしれません。
よ~く注意してみると、葉先の形が違います。
ミスミソウは、葉先がとがっており、
スハマソウは、葉先に丸みがあります。

ユキワリソウは、夏の暑さや乾燥に弱いため、
育てにくいとされています。

自生種が、季節の訪れとともに成長し花開くのが、
一番自然なのでしょうね。

どんな人にでも、心の冬があると思います。
なかなか春が来ないと思っても、
辛抱して頑張っていれば、
あなたの雪割草が地面から顔を出し、
きれいに花咲く日が訪れるでしょう。

心の雪割草を育てるのは、
あなた自身。。

素敵な雪割草が咲きますように。。♪

オオアマナ (大甘菜)

2007年02月27日 | 誕生花
   

<2月27日の誕生花>
  オオアマナ
   ・百合(ゆり)科
   ・学名 : Ornithogalum umbellatum
         Ornithogalum = オーニソガラム属
         umbellatum = 散形花序の
   ・原産地 : 地中海沿岸
   ・別名 : オーニソガラム、オルニトガルム、
        オーレウム、ベツレヘムの星
   ・英名 : Ornithogalum, Ornithogalum balansae,
        Star of Arabia, Star of Bethlehem,
        Summer Snow-flakes

<花言葉>
  純粋、潔白、才能、清純な誘惑

今日の誕生花、オオアマナの
花色は、白です。

小さな花がたくさん咲きます。
至近距離で花の中心部あたりをよ~く見ると、
たしかにユリ科の植物だと実感できると思います。

開花時期は、3月頃~6月頃。

イエス・キリスト生誕の時、
東方の三博士たちを導いた星、つまりベツレヘムの星が
この花になったという言い伝えがあります。

ピュアホワイトの星の形をした花は、
日差しを浴びると、いっそうまばゆく見えたり。。☆

オオアマナという名前。
日本に古くからあるアマナによく似ており、
アマナよりも大きいことから、
オオアマナと名付けられたようです。

別名オーニソガラムと呼ばれるオオアマナ。
もうひとつ、オーニソガラムと呼ばれる花があります。
そちらは和名を「子宝草」や「子持ちオーニソガラム」といいます。

こちらのオーニソガラムは、
根元の球根部分が、一見、玉葱か蕪のようです。
花が咲くイメージとしては、ルピナスに似ているかもしれません。
(あくまでも、パッと見のイメージですヨ。)
  ルピナス です → 

花のひとつひとつは、白い星形のオオアマナに似ています。
花色は、橙や赤などが多いのかも。。?

フクジュソウ (福寿草)

2007年02月26日 | 誕生花
   

<2月26日の誕生花>
  フクジュソウ
   ・金鳳花(きんぽうげ)科
   ・学名 : Adonis amurensis
         Adonis = フクジュソウ属
         amurensis = アムール川流域の
                  (中国北東部、黒竜河の)
   ・原産地 : 東アジア、ヨーロッパ
   ・別名 : 元日草(がんじつそう)、朔日草(ついたちそう)、他
   ・英名 : Amur Adonis, Pheasant's eye

<花言葉>
  悲しき思い出、回想、思い出、希望、永遠の幸福、
  幸福を招く、祝福、最上の愛情

今日の誕生花、フクジュソウの
花色は、黄、赤、橙、緑です。

フクジュソウというと、黄色い花のイメージが強いのですが、
赤いフクジュソウもあるのですね。
赤系統の花は、もしかしたら西洋福寿草(セイヨウフクジュソウ)
と呼ばれる種類なのかもしれません。

また、近縁種の夏咲き福寿草(ナツザキフクジュソウ)は、
赤い花の方が一般的なようです。

開花時期は、1月頃~4月頃。

フクジュソウは、旧暦のお正月頃に咲くので、
新年を祝う花として飾られることも多かったのですね。
そのため、元日草や朔日草とも呼ばれています。

おめでたい花ということで、
他にもおめでたい呼び名がたくさんあります。

福人草、福徳草、福神草、長寿草、長春菊、長寿菊、
富士菊、賀正蘭、満作車、などなど。

フクジュソウの根は、ゴボウのようで、
太くてまっすぐなものが何本もあります。

この根には、強心作用や利尿作用があるのですが、
毒性も強いそうです。
誤用による事故の危険性があるため、
民間や家庭での使用は禁止されているようです。

その毒性の強さから、病魔除けにも使われるとか。

きれいな花には毒がある。。?

ジャコウバラ (麝香薔薇)

2007年02月25日 | 誕生花
   

<2月25日の誕生花>
  ジャコウバラ
   ・薔薇(ばら)科
   ・学名 : Rosa = バラ属
   ・原産地 : 西アジア(?)
   ・英名 : Musk Rose

<花言葉>
  きまぐれな愛、機知に富む美しさ

今日の誕生花、ジャコウバラの
花色は、いろいろのようです。

バラは、分類学上バラ科「バラ属」に属しています。
現在では原種を含めて2万種近くもあるそうです。
ただ、その多くは園芸品種とか。

その中で、「これがジャコウバラだ!」と、
特定できる何らかの基準はあると思うのですが、
ハッキリした定義その他が、ほとんど見つかりませんでした。。

ひとつだけ。
ジャコウバラという名前が示すように、
良い香りを強く放つ花なのだと思います。
ジャコウ(麝香)の香りに似ているのかもしれませんね。

ジャコウバラは、香水やエッセンシャルオイルにも
多く用いられているようです。

ジャコウバラには、ビタミンC・E・Fが豊富に含まれており、
ジャコウバラの果実から抽出したエシェンシャルオイルには、
時間の流れと共に劣化してしまう上皮組織を再生するという
働きがあるそうです。

ジャコウバラのエッセンシャルオイルには、
保湿性の低い乾燥肌や、肌ストレスを感じている時など、
デリケートなお肌にも有効なようですね。

某有名化粧品メーカーの香水には、
デューンローズ、ジャコウバラ、純粋なブルガリアンローズ
を中心として作られているものがあります。
それは、「はかない芳香の香水」らしい。。。