アンカレッジは例年より寒いという。5月に大雪が降ったりしたそうだが、この時期には大きくなっているヒマワリが今年はまだ背が低いままだという。滞在最後の日の午後は、冷たい雨が降り、途中から当たってはならない本降りに見舞われてしまった。少し身をさらしただけで、体が冷え切る冷たく、大粒の雨が降ってきた。そのアラスカを後にして向かった先は、暑さが厳しいといわれるニューオーリンズだ。
日本ではまた大きな地震に見舞われたというが、こちらでは燃料オイル漏れの事故があり、あたりに強いオイル臭がただよっている。
何も知らずに来たニューオーリンズだが、聞いていたほどの暑さではなかった。東京が暑いからであろう。日が落ちるとかなり涼しい風が吹いて来る。ただ、今日はオイル臭のする風なので、あまりいただけないのだが。
有名な話なのだろうが、当地のタクシーは日本のパトカーと見間違うような白と黒に塗り分けられている。

国際的には警察車両は青と白や青とクリーム色などが多く、日本のように黒と白に塗られているものはほとんどないのだが、日本人にはドキッとする配色だ。

一方、これがニューオーリンズ警察の車両。ほとんど白で青い文字が書き込まれている。

ちなみに、これがアラスカのスワード警察の車両。
ニューオリンズでは、夾竹桃や百日紅(さるすべり)の花がたくさん咲いていた。
バルコニーを飾る植物もアラスカとは全く異なり、夏を感じさせる。
いわゆるサマータイム(デイライト・セイビング・タイム)の関係で、8時頃までは明るいが、アラスカとは異なり9時には真っ暗になり、人通りも少なくなる。
ガソリンは、アラスカが1ガロン4.44ドルだったのに、ここは3.74ドルと0.7ドルも安い。後で知ったが、現在アメリカで生産されているオイルの6割がルイジアナ州産だという(聞き間違えでなければ)ことから、ここではガソリンが安いのだろうか。ジョージア州も安いらしい。