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時々眺める富士山

日本の気温水準の推移を見ながら、富士山と庭の植物に見る季節の移ろいなど気候と自然の姿について綴ります。

日本の気温は低温貯金が継続している

2021-08-19 09:31:33 | 気温

2021年8月18日現在の年平均気温推計

比較基準 年初来偏差 歴代順位 年末推定偏差 年末推定順位
平年偏差 +0.74 ℃ 1位 +0.64 ℃ 2位
前年偏差 -0.02 ℃ 2位 -0.01 ℃ 2位
前365日平均 +0.70 ℃ 1位 +0.64 ℃ 2位
単純平均の365日移動平均 15.103 ℃
2019年12月7日の極小値14.988 ℃0.115 ℃上回る
2020年4月4日の極大値15.326 ℃0.223 ℃下回る
(予測値 平年比 +0.25 ~ +0.46 ℃ 歴代順位 (6~12位)
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昨日の15地点の日平均気温の平年偏差の平均は-1.97℃、銚子と石巻を除く13地点で日平均気温が平年比マイナスとなった。宮崎の日平均気温は平年比-4.2℃、多度津は同-3.8℃、網走は同-3.4℃、寿都と境は同-3.1℃で、北海道と西日本の気温が低かった。関東には南風が入り気温が上昇したが、プラス偏差幅最大の銚子でも平年比+1.1℃だった。

日本の気温は低温貯金が進行し、気温水準は低下している。

気温水準の急激な低下は、ピークを付けたことを示すことが多いが、これまでのプラス偏差の継続期間が長かったため、統計上はまだ気温低下シグナルは出ていない。今後気温は高めに推移するようだが、昨年の水準を超えるかどうかが統計上は重要であり、今のところはそのようなことはなさそうに感じるのだがどうだろうか?それでも、線形回帰線を下回ることがあっても遠い先であり、現在の気温上昇傾向を打ち消すものではなく、気温上昇が継続していることを示すグラフとなっている。


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